2008年11月29日

中国一高い上海タワー建設開始

週末土曜早朝快晴
部屋の中も冷込みを感じる
今は秋?晩秋?初冬?冬?
巡り来て行く季節の移ろいに
鈍感力が増してきた昨今かな?




ところで、



AFPBBNewsによると、今年の夏オープンした上海の超高層ビル『上海環球金融中心』の隣に、中国一高い超高層ビル『上海タワー』が建設されるそうですね。。



ニュースから値を拾ってみると、


■上海タワー
 高さ  :632メートル
 総建設費:148億元(約2065億円)
 完成予定:2014年
 デザイン:表面がガラス製で、2層構造
      ビル内部の居住区間と外面との間に128階分の吹き向け
 建設施行:国営企業3社による合弁企業
 関係者の抱負期待:金融危機時代の希望の象徴
     「金融危機で傷ついた中国人民の自信回復の一助となる」
 参考値:上海環球金融中心(地上101階、高さ492メートル)


Skyscraper Pageも参照してみると

■Shanghai Center
 District: Pudong Shanghai SH China
 Status: proposed
 Construction Dates: Begin 2008
 Floor Count: 118
 Building Uses: - mixed use - hotel - office - parking garage - restaurant - retail
 Structural Types: highrise
 Architectural Style: -structural expressionism - futurism
 Materials: - glass - steel - concrete
 Heights: 580.0 m (Roof)
 Source / Comments: Design Competition


■上海の高層ビルと上海タワーSkyscraper Pageより引用)
 Shanghai Center.jpg Shanghai Center_2.jpg


いつも感じるのだが、ビルの高さというのは何をもって高さと言っているのか今ひとつはっきりしない。AFPBBNewsは632m、SkyscraperPageでは580m(Roof)。
Skyscraper Pageによれば、Official Heightでは上海タワーは中国で2位、1位は2012年完成に向けて天津に建設中の『China 117 Tower』となる。一方、Pinnacle height(とにかく頂点)では上海タワーが540m位のChina 117 Towerより高いので中国一と言えなくもないようだ。。


この際なので、Skyscraper pageでの高さの取扱いを見てみると、高さには「AntennaとSpireとRoof」があって、高さでソートする場合は「Pinnacle heightとOfficial heightとRoof height」となっている。Pinnacle height は一番高い頂点を Official height は、Spire または Roof いずれか高いほうを指すとなっている。


上海タワーは、見方によれば China 117 Towerの117階を1階だけ上回る118階にして、実質的な意味?を持つ Roof height は China 117 Tower より低いが、てっぺんを高くして632mで中国一だと言っているようにも見える。
ドバイのように明らかにダントツNo.1でないところが、経済発展も地に足ついてきたことの証か?それとも、関係者がいみじくも語ったように中国と言えど金融危機の深刻さがボディーブローのように効いていることの証なのか。。?




話は変わるが、1ヶ月位前に




巨大高層建築の謎_1.jpg最寄りの本屋さんの新書コーナーで『巨大高層建築の謎』(高橋俊介著:Softbank Creative サイエンス・アイ新書)という本を見つけた。

帯に書かれたキャッチコピー「人工衛星の軌道上から目視できる人工物は万里の長城だといわれますが、すでに人類は800mを超える超超高層ビルを建造するまでになっています。わが国初の超高層ビルである霞ヶ関ビルから40年、世界一の最長橋・明石海峡大橋から10年が経過するいま、国内外の巨大高層建築に投入された技術を振り返り、さまざまなエピソードとともに、人類が工夫・改良してきた歴史をひもといてみましょう。」が面白そうだったので即購入。

明石海峡大橋
明石海峡大橋_5.jpg超高層ビルを支える技術から古代の巨大高層建築やさまざまな巨大高層建築物が紹介されていて、小生のような門外漢には分かりよく楽しく読める一冊でした。。
概要は、Softbank Creative Si新書(ここ)参照。


最近のエレベーターには、行き先フロアーのボタンを押し間違えたら2、3回短く連打するとキャンセルできるものがあるとか書かれていたので、目新しいビルにいったら試し打ちをしてみようと思いつつ日が過ぎてゆく。。(閑話)



■関連情報
 ▼世界一高いビルはどっち?(My Blog)
 ▼世界一のっぽビル(My Blog)
 ▼世界一高い1000mビル(My Blog)
 ▼東京スカイツリー(my Blog)



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2008年11月24日

ドバイ・ドリームに暗雲?

ところで

世界を吹き荒れる不況の嵐をよそに、アラブ首長国連邦のドバイで20日夜、ヤシの形をした人工島「パームジュメイラ」では超大型複合リゾート施設「アトランティス・ザ・パーム」のオープニングを祝い、数百億ドルを投じた超豪華パーティーが開催された。主催者側の発表によると、パーティーには2000人を超す世界各地のセレブが招待され、打ち上げ花火は、北京五輪式典の7倍の規模だという。(AFPBBNewsより)



ドバイの活性化戦略の中核は『世界最高』や『世界唯一』を連発する話題作りにあると言われるが、パームジュメイラの超豪華パーティーもその一環なのだろう。

しかし、そんな強気のドバイといえども、現在、起こっている世界的な金融市場の混乱と無縁ではない。ドバイ証券取引所の株価の急落が報じられ始めたのが先月初旬。今日の読売新聞には、世界のセレブが集合した超豪華パーティーとは裏腹にその道の専門家から先行きの波乱を暗示するかのような『暗雲』という言葉が出てきた。
ドバイはヤバイのか?読売の記事を引用させていただく。。



湾岸開発 「金融と物流のハブ」に暗雲

金融危機が深化する中で、ペルシャ湾岸産油国の投資と建設のブームにブレーキがかかった。近年のペルシャ湾岸の開発ブームを先導してきたのはUAEのドバイである。豊富な原油埋蔵量を誇るUAEアブダビは天文学的費用でルーブルなどの美術館の分館を誘致し、大国サウジアラビアやカタールなどもドバイ型開発に乗り出した。

しかし、豊富な石油の富とは不釣り合いに、人口は極めて少ない。各国は米国との二国間の安全保障協定で身の安全を確保し、高価な兵器を買い込むだけでなく、運用や維持まで依存する。経済活動は人口の多数を占める外国人労働者に支えられているが、低賃金で、労働条件も劣悪、法的保護も弱く不満が募る。資材不足と価格高騰も重なって工事が滞り、華々しく打ち上げたプロジェクトがコンピュータ・グラフィックスのままにとどまる。

『世界の金融と物流のハブになる』という意気込みに根拠がない訳ではない。中東・インド・西欧諸国でも4〜5時間以内で行ける地理的条件はグローバル企業にとって魅力的だ。しかし、世界のクレーンの25%がドバイに集まるとなどと言われるほどの開発ラッシュでできあがるとされる巨大ビル群に実需がどれだけあるのか?1年で2倍といったペースで高騰してきた不動産市場はついに下落に転じた。湾岸諸国の経済を根本で下支えするのはいうまでもなく石油輸出収入だが、今年7月に1バレル147ドルを超えた原油価格も、先週は50ドルを切った。

湾岸産油国に関する情報の多くは利害関係者から発せられている。外国メディアも例外でなく、支局を開設するなど投資をしている以上、発展してもらって湾岸情報が価値を持ってくれないと困る。「提灯持ち」のような記事が近年多すぎた。「加熱したマーケットを一度冷やした方が、長期的に健全な発展につながる」といった指摘も、事態の深刻さを取り繕う発言と邪推されて、市場の不安が収まらない。
(24日 読売新聞アジアスコープ 池内恵氏記事を引用)


かなり深刻な状態に陥りつつあるようですね。
超怒級バブルとも言えるドバイは本当にもつのか?
歴史は『破裂しないバブルはない』と教えているとか。
永遠の繁栄か砂上の楼閣・バベルの塔か、砂漠の人口都市国家ドバイのチャレンジが続く。。



■関連情報
 ▼ドバイ・ドリームの光と影(My Blog)
 ▼世界一高い1000mビル(My Blog)



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2008年11月19日

『明日の神話』が渋谷に公開

毎日

振り子運動のように
規則的に繰り返す通勤
乗込む車両も立つ位置も
十年一日のごとし

されど

言葉を交わす事のない見知らぬ人人
そんな通勤にも変化はおきる。

17日

通勤途上の渋谷駅連絡通路脇の壁面に画家
岡本太郎が核爆発の惨禍をモチーフに描い
た壁画『明日の神話』が公開された。



岡本太郎_明日の神話_1.jpg




公開日の昨日そして今日も、多くの人が足を止めてそれぞれに壁画を眺めていた。
悲劇の世界が、鮮やかな赤色などから、逆に力強く見えるのが不思議な気がする。




岡本太郎_明日の神話_2.jpg岡本太郎_明日の神話_3.jpg




■関連情報
 ▼岡本記念館
 ▼明日の神話 再生プロジェクト オフィシャルページ
 ▼明日の神話(Wikipedia)



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2008年11月14日

ようやく10万アクセス。。

最近、ブログのアクセス・カウンターを
目にする機会が以前に比べて少なくなっ
たような気がするが、カウンターは今時
はやらないのだろうか?

『雑記帳忙中閑話』を始めて足掛け3年
初めの頃はアップに躊躇し、少し慣れて
くるとアップにアップアップしたり、又
ある時はほったらかしと気の趣くままに
書いてきたが、今月始めにアクセスカウ
ントがようやく10万件を超えた。しこ
しこと亀の歩みのようだが、ひとつの区
切りとしてまずは『祝10万』としよう


忙中閑話100009_3.jpg




芝東京タワー_1.jpgところで、
昨日午後は
久しぶりに外出して
芝のプリンスパークタワーホテルで行われたセミナーを
聞きにいったが、夕方、会場を出ると後ろに東京タワー
が思わずニョキッと立っていた。暖色系の橙色と黄色で
ライトアップされた東京タワーは、どこかレトロな懐か
しい趣を感じた。。




芝・愛宕下_1.jpg芝公園を抜けJR浜松町駅に向けて歩く。。
増上寺前で大門方向を眺めながら信号待ちをしていると、
かの密命シリーズの主人公『金杉惣三郎』一家の住まい
『芝七軒町』が目と鼻の先にあることをふと思い出した。
妻しのに清之助・みわ・結衣を加えた一家にめ組のお京や辰吉・昇平、更には札差の冠阿弥など惣三郎を取巻く市井のファミリーが小説上で生活する町である。

密命関連御江戸地図(芝・愛宕下)
   ↑
   ↓
Googleによる現在地図
地図・芝大門_1.jpg『密命』が面白く一気にシリーズ全巻読み始めた頃、
MyBlogにこんなことを書いている。『惣三郎と歩く江戸の町』とは、三百年近く前の金杉惣三郎を追ってみることであり、現在に残る旧跡・遺跡を訪ね、小説の光景を投影することにより往時を脳裏に再現し、時空を江戸時代にタイムスリップして、快い読後感を更に増幅してみる試みである。読本の『江戸歩きのお誘い=密命』を受けてスタートであると。。


芝大門界隈(拡大)
地図・芝大門_2.jpg今読むと随分な入れ込みようだが、その後2度ほど江戸歩きの真似事をした後、いつのまにか意識から消えかけていた。晩秋夜の帳は落ちるに早く街は既に暗くなっているが、せっかくの機会なので軽く一杯飲んで芝神明と芝七軒裏金杉一家住まい跡をそのつもりで見て帰ることに決めた。芝大門手前のスタバが『密命』中の『め組』所在地なのかな?右手に見ながらパス。交差点角の立ち飲みやも面白そうだがパス。。



寿々木_1.jpg交差点を渡り二筋目を右に少し入った地とり焼・家庭料理『寿々木』に入った。熱燗2合におでんと地とり雑炊を注文し、ぐい飲みを選べと言う女将さんと思しき方に少し話しかけるとあれこれ界隈の話をしてくれた。お店は4代目、大正の創業とか。江戸創業のお店は読本通り蕎麦屋さんを挙げた。嫁いできた頃は「妾と囲われ者の話はこの界隈ではタブーと教えられたとか」。。店の外まで出てきてそこを渡ったところだとご丁寧に指し示していただく。。


芝神明大社_1.jpg小説では、金杉一家にとって芝神明は心のよりどころ。ここを通りすがるとき、思いついては誰彼となく家族の無事を祈る場所。惣三郎も毎朝この境内で木刀を振っていたし、初詣も家族そろってここへ。。残念ながら閉門で鳥居から先へは進めない。階段の上を見上げながら手を合わせ祈願。少し参道をバックして東京タワーと鳥居と神社を重ねて携帯で1枚。写りは望むべくもないが、訪ね来たことの証明書(08年11月13日19時46分撮影)かな。。(閑話・閑話)



■関連情報
 ▼芝大神宮公式サイト
 ▼密命 金杉惣三郎と歩く江戸の町(その1)
 ▼密命 金杉惣三郎と歩く江戸の町(その2)
 ▼密命 金杉惣三郎と歩く江戸の町(その3)



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2008年11月04日

決戦前夜 米大統領選

いよいよですね。。

投票が4日に迫った2008年の米大統領選は、2年間におよび選挙戦にスター政治家が次々と登場し、スリルにあふれる展開で人々を夢中にしてきた。最後にもう一度、どんでん返しはあるのだろうか。3度の冬にわたる選挙戦は、氷に閉ざされたアイオワの平原からネバダの砂漠までめまぐるしくその舞台を変え、ハワイや中東への異例の寄り道があり、史上最も多くの資金が投入され、候補決定までに最も時間がかかり、歴史に残るものになった。

民主党のバラク・オバマ候補(47)か共和党のジョン・マケイン候補(72)が、この長い物語に終止符を打つことになる。。(上ニュース引用)


この部屋の主になるのはマケインかオバマか?

変革への期待を担ったオバマは強かった。。

米国初のアフリカ系大統領が誕生するまで



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2008年11月02日

オバマの圧倒的人気は幻想か

日曜早朝東の窓を開けると雲間を
透かして真っ白な朝日が差し込む。
しばらく眺めて再び目を画面に戻
すと焦点を定めた部分に太陽に焼
けた白い残像が映って字が読めな
い。。雲の移ろいに不規則に繰り
返す日差しと陰りを背中の温もり
に感じつつキーボードに向う。。


Flower_7.jpg



世界経済不況、円高株安同時進行、経済優先の解散先送り、足下の緊急対策に成長戦略の見直しに慌ただしい企業、持ち株急落に愚痴る者いればチャンス到来と色めく者、わずかな預金に資産運用のチャンスと誘いをかけてくる銀行などなど。。あれもこれもと混乱する世界経済に端を発した大波小波が国・企業から庶民にまで押し寄せた一週間だった。。


政治経済以外にも、おそまつなWBC監督選任騒動に一世代若返った監督率いる西武VS巨人の日本シリーズ。鉄腕上野選手の始球式は見逃した。はらはらどきどきミキティのフィギュアスケート にQちゃん(高橋尚子)の突然の引退発表もあったな。。F1は今晩。よほどの波乱がない限り年間王者はハミルトンだろう。J1は大分トリニータのナビスコ杯優勝が見事でしたね。J1本旨の地域に根ざした弱小チームの苦節14年かけた国取り物語だ。地域経済の落込みが喧伝される中、宮崎に大分と九州勢が頑張っているような。。


海の向こうに転じると、

昨日の読売新聞にマケイン候補を主要ポストに登用の意向なんてオバマ候補が大統領に決定したようなニュースまで出ていたが米大統領選挙はオバマ候補に確定か?長かった大統領選も投票日が明後日4日に迫ってきた。。


オバマVSマケイン.jpgオバマ候補の人気が幻想であれなんであれ、今や世界的人気を集めていることには間違いないようだ。先週日曜の読売新聞に対米意識に関する8カ国共同世論調査の結果が載っていたが、それを見ると右図のようになっていた。各国1000人前後の有権者を対象に個別面接で聴取しているらしいが、オバマ候補支持が最大のスイスでは83%VS7%、最低のポーランドでも43%VS26%だから海外でもオバマ人気が圧倒的に高いことが示されている。。

小生なんぞは、どちらかというと最初は女性候補のヒラリーを贔屓にしていたのだが、海の向こうから伝わってくるニュース(新聞、雑誌、TV)を断片的に見聞きしていると、いつのまにかオバマの立ち居振る舞いがなんとなく好ましく頼もしく映ってきたことも事実である。本人を見たり、生の声を聞いたり、彼の政策を読んでいる訳でもないが、いつのまにかそう感じてくるとなると、ヒラリー候補が民主党指名争い中盤にクレームしていたメディアのオバマ贔屓な報道のなせる影響なのか、はたまたオバマの人の心をつかみとるカリスマ性のなせる技なのか、よく分からないが一般大衆に向けた何かが働いているのだろう。。


そんな疑問(or興味)をもって気のおもむくままに米大統領選を眺めていると、途中で二つほどアーそうなんだ?というニュースソースに出会ったように思う。


Political Sex Apeeal.jpg一つは『今や政治家は銀幕のスター同様セックスアピールが重要』大統領に求められる資質とは、政策や主義主張だけでなくカリスマ性は勿論のこと、大衆を引きつけるスターのような魅力であり、これが支持・投票に結びつける資質(演技能力含み)なのだとか。この当りは、たまたま本屋で見つけた井上篤男氏の『ポリティカル・セックスアピール』(新潮新書)に詳しく書かれている。

もう一つは10月初旬の読売新聞の論点に載っていた埼玉大・平林紀子教授の『マーケティング戦略の観点から米大統領選を読み解く』という記事。


少し引用させて頂くと、今や米大統領選は、有権者市場規模2億人、政党・陣営の総費用50億ドル超と推定される巨大なマーケッティング・キャンペーンであり、大統領選挙の『商品開発』は、競合相手に対する政策や資質、スタイル面での優位な立ち位置をパッケージした『ブランド』構築を意味するとのこと。今回の選挙は、大統領支持率3割、イラク戦争長期化に政治不信、景気低迷でかってない政治の変革機運が高い。オバマ候補は『変革』というブランド構築をねらい、人種や生い立ちがその象徴として期待を集めた。一方のマケイン候補は『米国の変革より、ワシントン政治の変革』を打ち出し、もう一つの変革ブランドの構築に乗り出したと。。


当初は当面の世論の敵であるブッシュ共和党政権の経済・外交失政により遠い立場のオバマ候補の変革ブランドが一歩リードと見られていたが、選挙選最終コーナーでおきたリーマンブラザース破綻に端を発した米経済の混乱がオバマ変革ブランドの成功に更に拍車をかける事態となり、後は、隠された偏見がもたらすブラッドリー効果が選挙当日どう現れるのかというところまで押し詰まってきたようだ。。

記事にはオバマ陣営の無党派層獲得を市場開拓と見た場合、各種商業データと有権者ファイルを照合して文化的嗜好やライフスタイルなど新しい切り口で潜在的支持層の捕捉を可能にする『ミクロターゲティングデータ』を使った票の掘り起こしや各層を草の根組織とオンライン仲間集団で結びつけ説得と資金集めのネットワーク作りに成功した戦術面での巧みさにも触れている。


メディアを通して垣間見る米大統領選挙は、あらゆる知力・財力を結集した総力戦であり選挙参謀本部の戦略戦術と状況判断が大きく影響する。演じる候補も元より長丁場に耐えられる資質と演じるほどに磨きをかけ大衆を惹き付けるスターのようなオーラが要求されるようだ。今回は、ブッシュ政権への不評がベースとはいえ、その場の風を的確に捉え人々に夢と希望を与える『変革ブランド』を的確に構成し、演じ、好評を積み重ねてきたオバマ陣営の演目が最終的に一番人気をとることになるのだろう。

空気を読めず『実績と経験』をブランドにしたヒラリー候補は後一歩で『変革』に涙をのんだ。ベトナム戦の英雄マケイン候補ももはや好々爺然と見える。シュワちゃんがオバマ候補に「政策と体格に『肉付け』を」と援護射撃をしても事すでに遅しなんでしょうね。。(閑話、閑話)


■関連情報
 ▼アメリカ合衆国大統領選挙(Fresh eye)
 ▼ヒラリー敗退5つの理由(My Blog)
 ▼オバマに追い風 優勢鮮明化(My Blog)



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