2009年01月31日

Internet Yellow Pagesの頃

インターネット利用者が10億人を超えたという。
世界の人口を67億として6.7人に1人の割合だ。
一般利用が始まった90年代前半から過ぎること
15年余。インターネットはビッグバンのように
膨張している。。


ところで、


初めて電話線を利用してインターネットに接続できた頃に買った本が、昨年暮れの部屋替えの整理で出てきた。


WWW Yellow Page_1.jpg表紙が黄色いアメリカの職業別電話帳にちなみインターネット上の職業別電話帳として登場したInternet Yellow Pageだ。
一冊は、NEW RIDERS Oublishingの『New Riders's Official World Wide Web Yellow Pages (1995 Edition)』、もう一冊はソフトバンクの翻訳版『THE INTERNET YELLOW PAGES ('94/11/15初版発行)』、それにQue Corpolationの『Easy World Wide Web with Netscape(1995)』の三冊。。。
遅くてほとんど使いものにならなかった電話線接続で、それでもまだ見ぬ光輝く世界を覗いてみようと興味つつ何事かやっていたことを思い出す。


インターネットが初めて個人で利用できるようになった当時でさえ、アクセスできる情報が膨大すぎて、どんな情報がどこにあるのか把握するのが大変に困難で、Web電話帳として書籍ベースのYellow Pageが人気を呼んだのである。しかし、Yellow Pageは、YahooやGoogleなどの検索サイトにやがてその役割を取って代わられ短命だった。

WWW Yellow Page_3.jpgWWW Yellow Page_2.jpg今日は、インターネット人口10億人突破を記念?して、Yellow Pages(写真右)の巻頭を飾る『はじめに = ようこそインターネットへ』をそっくり引用させていただく。初めてインターネットの入口に立った時の戸惑いというか逡巡する気持ちを実にうまく物語っていると思う。さらに、中島みゆきの『時代』を借りれば、「そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ。。略。。まわる まわるよ 時代はまわる。。」かな? しかし、多様に変化し膨張を続けるインターネットを前にすると、10数年たった今も、何かそう変ったものじゃないなという感じがしないでもない。。(閑話)


《略。。未知の世界を探検している姿を想像してみよう。熱帯のジャングルをさまよい、岩山を登り、谷を越え、果てしない砂漠を歩き続けたある日、水平線の向こうに街らしいものを見つける。けれども、近づいてみるとそこは単なる街ではなく、見たこともないような高層ビルが建ち並び、乗り物が走り回り、芸術作品が溢れている街だった。

あなたは、何か新しいもの、チャレンジに値するもの、素晴らしいものを求めて、その都市の中を歩き回る。その都市について何も知らないあなたは、途方に暮れて何時間も無計画に歩くだけだった。少し慣れてくると、都市がある規律に従って成り立っていることが分かる。しかし、「何か魅力的なもの」の雲の中を歩き回ることしかできない。目にするものすべてが、「何か大きなもの」の一部であるような気がするのだが、それが何であるのかは分からない。

ある日、その都市の歩き方を知っている(少なくともその近所のことは分かっていそうな)男に出会う。あなたは尋ねる。
「この都市の歩き方をどうやって覚えたのですか」
「さぁね。そのうちに慣れるさ」
「この建物は何ですか」
「知らないよ」

男は歩き出してしまう。

「待ってください。どこかに地図はありませんか」
「そんなものはないさ」
「私を助けてくれないのですか」

男は振り返り、半分笑ったようなおかしな表情であなたを見ている。明らかに彼は、あなたの知らない、何か大切なことを知っているようだ。
男はおおげさにジェスチャーでこういう。

「この都市は、ほんの少し前に誕生したばかりなんだ。何日歩いても、見えるものはすべて、できてから1年も経ってない。どこへ行っても新しい場所ばかりだし、古い物は消えてしまっている。よそへ行ってから元の場所へ戻れば、前にあったものが新しく、大きく、複雑になっている。なんて表現したらいいのかな。そう、さっきもいったように、この都市を利用するには慣れるしかないんだよ」

男は続ける。

「でも、困惑することはないさ。目を凝らして見るべきものは、建物や車じゃない。芸術や美術でもない。快楽でも真実でも、善でも悪でもない。人間そのもの、人間が造り出したものだ。人間が集まって創ったもの、誰かが一人で創ったもの、この都市はそれらの集まりなんだ。

この都市では、どこへ行っても誰にも会えない。私も誰にも会えなかった。しかし、いつでも誰かに話しかけることができる。だから寂しくないんだ。君が誰で、君の人格がどうでも、どのような人格を望んでいても、君と同じような人間がこの都市のどこかにいる。
誰も自分がどこにいるのかなんて、分かっちゃいない。重要なのは、全員が同じ場所にいるということだ。私たちはつながりを持っている。同じものを共有している。だから、私たちはひとつなんだ。ほかに行くあてのない人たちは、とくにね。いちばんいいのは、君が望めばいつでもここに来られるってことさ。誰も拒否されることはないんだよ。

私にだって、どうしてここがそんなに重要なのか分からない。私たちのほとんどは、どこからか来てどこかへ移動して、それぞれ好きなことをしているだけだ。でもここは楽しい都市だよ。前にもいったけど、この都市のほとんどの場所はできたばっかりだし、住人もあまり居ないんだ。」
「ちょっとまってください。あなたは、ここでは誰にも会えないといいましたよね。でも、私はあなたに会っている。私にはあなたが見えます。」

男はあなたを見つめ、次のようにいう。

「君は私が見えると”思っている”だけなのさ。私は存在すらしてないのだから。とにかく、君に贈り物をしよう。地図だ。どこへ行くにもその地図を持っていきなさい。決してなくさないようにね。」

男はあなたの後ろを指差した。そこには一枚に紙切れが落ちていた。その紙切れを拾って戻ってくると、男はすでに消えていた。紙切れには真ん中に大きく’X’が描かれており、その横に「現在地」と書かれていた。
あなたは紙切れをポケットに突っ込み、また歩き出した。何分か歩き、振り返って思わず息をのんだ。そこには大きな看板があったからだ。ずっとそこにあったはずなのに、なぜ気がつかなかったのだろう。

「そうか、ここがどこかは分からない。なぜここにいるのか、誰が何をしているのかも分からない。でも、この都市の名前がやっと分かったぞ」

看板にはこう書かれていた。

インターネットへようこそ
Welcome to INTERNET


■引用情報
 ▼THE INTERNET YELLOW PAGES はじめに
 (著:Harley HAHN & Rick STOUT 訳:ソフトバンク書籍編集部)

■関連情報
 ▼「情報の洪水と悪夢」と「Web進化論」(My blog)
 ▼Global Internet Audience Surpasses 1 billion Visitors(comScore)



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2009年01月28日

今、中国で『家康』がホット

今、『家康』が中国で爆発的人気らしい。


一昨日の読売新聞によると《山岡荘八著の「徳川家康」が昨年来、中国の都市部の起業家や「白領」と言われるホワイトカラーなどの間で爆発的人気を呼んでいる。中国紙は、経済発展著しい沿海地方の民営企業の経営者から売れ始めたと報道。金融危機による景気後退で経営環境が悪化する中、いかに困難を克服するかを考える上で、家康の生き方や戦略に共鳴する起業家が多いという。

徳川家康_1.jpg数十万部売れたら大ベストセラーとされる中国で、同書は2007年11月に出版以降、全13巻計約200万部が売れ、全国40のメディアの記者が選ぶ『08年の良書』の外国文学部門のトップに輝いた。業界関係者によると、これまで日本の小説と言えば、村上春樹氏や渡辺淳一氏の作品が中産階層の間で絶大な人気を呼んできたが、日本の歴史上の人物を取上げた小説が売れるのは極めて異例だ。

出版企画に当たった「新経典文化」の陳明俊・編集長は読売の取材に対し、「家康は忍耐の精神を持つだけでなく、局面の変化に慌てず対応できたところが、中国の読者に最も尊敬されている点だ」と、人気の理由を説明する。。。略》


ところで、

中国で根強い人気というと胡錦濤国家主席もファンと言った『おしん』を思いおこす。貧困という逆境に負けずに強く生き抜く『おしん』は、文革による経済的な遅れを取り戻すという困難な課題の前に立たされていた1980年代半ばの中国人によって圧倒的な支持を得た。放映当時の北京で75.9%もの視聴率を記録したという。文革後の中国政府が国民のあいだで涵養したかったメンタリティー「堅苦奮闘(厳しい物質的状況のもとで、辛抱・努力していく)」は、とりもなおさず「おしん」の生き様であり、最終的にスーパーの経営者となるサクセス・ストーリーは、努力は絶対に裏切らないという精神的支えにもなりえた。従って、「おしんに見習い、おしんのように服務せよ」と呼びかけたのであった。。と「中国10億人の日本映画熱愛史(劉文兵)」に書かれていたように記憶する。


そして、今般の金融不況下では「徳川家康」の『忍耐』。。

徳川家康_中国_2.jpg当時のように国の強い思惑が働いているようには思えないが、小生知る余地なし。仮に30年の改革開放を経て世界の経済大国に成長した中国において、とりわけ民間経営者やホワイトカラーなどに代表される中産階層が自らの意志で「日本の家康に学ぶものが大」として人気が沸騰しているならば、それはそれで素晴らしいことではないか。先頃のオバマ大統領就任演説の一部を削除して国内放送したことに対して知識層を中心に「国民に対する欺瞞だ」「中国の未熟さが露呈した」などとメディアの報道姿勢に厳しい批判が出ていたが、人々の意志が自由にいきかう社会に近づくことが世界が北京五輪に期待した国の品格の裏打ちでもあろう。


そう考えると、一方で同じ読売新聞に載っていた「中国民衆 模倣に喝采(偽物は反権威 もはや文化)」は余りにも寂しい、問題の根深さを物語る話ではないだろうか。そのまま引用すると。。

《携帯電話等の盗作版を意味する『山寨』という言葉が、中国で広まっている。海外から知的財産権保護の遅れを非難される中国当局は取り締まりに躍起だが、『山寨文化』という言葉まで生まれる社会現象にまで発展し、根絶は容易ではない。。略》

ここで、ネット辞書で「山寨」を調べてみると、
《「山寨(山中の砦の意味)」はもともとは広東語で、生産許可証のない携帯電話の無名メーカーが、政府の管理を逃れつつ、有名ブランドを模倣した製品を生産し、格安で販売する現象、またはその携帯電話のことを指した。政府の管理から逃れる様子を砦に隠れている様子にたとえてこの名前がついたという。

 今年は、この言葉の使用範囲が突然広まり、いわゆる有名ブランドの「モノマネ」が、偽者にもかかわらず自らのことを誇りに感じているかのような様子を皮肉って使われるようになった。》だそうだが、、、


それにしても、なぜ、文革で荒廃した国を改革開放30年かけて立て直してきた過程で人々の社会的道義性を育む事ができなかったのだろうか?「おしん」のつつましい努力には人の道を踏み外さないということが基本に座っている事を学べなかったのだろうか?最後の成功だけを夢見ていたのか?本来の国民性なのか??(もっとも日本だって戦後復興期には模倣とも創造ともつかぬことをいっぱいやってきたのではあるが)

どうやら、この過程を先導した有名な「黒い猫でも、白い猫でも、鼠をとる猫が良い猫だ」が根源のような気がするのだがどうだろう?「造反有理」から「金儲け有理」となり、勝ち組負け組格差二極化する中、廉潔であるべき為政者の汚職とくれば、貧しい側はまじめにやってられないヨ。山寨で儲けて何が悪い。作る売る買う皆な利益享受だろうと。。まー、どうしようもなく道義感に欠けた社会となりにけりというのが実情か?ケ小平が「黒猫白猫論」の最後に「但し、道外すなかれ」と一言、加えておけば、随分違った社会になってたてなことはありえないか???


二つのニュースを少し無理筋でつないでみたが、小生も先日、裏通りを歩きながら煙草に火をつけると、後ろから何やら声をかけながらついてくるうさんくさいおやじがいるので、ふと立ち止まり睨みつけると、ここは歩き煙草禁止ですと注意される始末。人様のことをあれこれ言えた柄ではないので、悪しからず。。(閑話・閑話)


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2009年01月24日

オバマ 新しい責任の時代

20日、オバマ米大統領が誕生した。
深夜NHKの就任式実況中継を見たが、
就任式の印象は。。

厳粛
期待、希望
何より誠実
信念と行動
戦争と金融危機
国民の希望の象徴
米国の希望の灯台
絶大な権力を持つ大統領
荒れ狂う大海の猛威に難破を救う一筋の灯り
まさに沈みかけた世界の大国を立て直す米国の希望の光明
付託された舵取りを国民に説き行動と責任の共有を求める
就任式を見て米国は良い制度を持っているとつくづく思う
□■□ 就任式演説(www.whitehouse.gov:低画質) □■□
□■□ 就任式演説(www.whitehouse.gov:高画質) □■□

翻って日本
軽い言葉が踊り確たる結果がでない日本の政情。今朝も早くからTVに登場する見慣れた顔の与野党の政治家。タレント化した政治家の軽い言葉は不要。日本も行動の時。幕末と化した自民党戦後政治の解体に志しある政治家は与野党を脱して大義集結しろ。その後、西郷が大久保が出ようが動き始めた新時代は止まらないだろう。官僚は元来優秀、馬鹿じゃ勤まらない。既得権を捨てオバマのように国再生に本来の使命をつくせば2倍3倍のインセンティブ給与もよいではないか。早く総選挙でがらがらぽんして日本も『変革』『新しい責任の時代』へ進む時がきている。

まー、この日本の政情には凡人でもそう感じてしまうというものだ。。
政治家よ!しかりしてくれと朝から愚痴りたくもなる。。


ところで、今週、もう一つ驚いたこと。。

WEDGE(2)_1.jpg駅売店の雑誌売り場でみかけたWEDGEという雑誌2月号に『正社員の既得権にメスを入れよ』という大見出しが出ていた。
エッー?と驚き、中を見ると『正社員の雇用保障を弱め社会の二極化を防げ』と大阪大学の教授が論説している。30数年、がむしゃらに馬車馬のごとく働いてきた団塊世代の小生にとっては、正直、驚きと拒否感が瞬時にめらめらと沸き立った。。これが30数年の結果かよってね。馬鹿言うんじゃないよと。。

まー、難しいことはよく分からないし、その道の先生の論理的な説にあらがう余地もないが、現在起きている経済不況から来る非正規労働者問題を雇用の二極化ととらえ、配分されるお金に関連する利害関係を@企業および株主、A正規労働者、B非正規労働者の3者として、この不況下では、@は株価下落で被害を被った、Bは解雇にさらされている、しかし、Aは春闘でのベースアップを要求する始末で痛みを分かち合ってない。従って、Aの既得権にメスを入れてAとBを平均化するのが、社会の不安定化と企業競争力減退に対処する本質的な打開策だと言っているように聞こえる?

WEDGE_0902.jpgそもそも全体の分配問題をいきなり労働者間の分配問題に投影・狭義して論じるところがおかしいのではないか???ざーと読んでみたが、『企業は守るもの。利が出ない企業はつぶれて当然。従って企業を守るなら正規労働者の既得権を弱め、その資源をもって非正規労働者に分配し、雇用を促進・安定化させ、結果、労働者はみんな新中流(新下流)化して、満足して、企業努力に尽くせ。これ即ち、雇用の二極化を防ぎ、社会の安定化と企業競争力を強化する一石二鳥の本質論だ』と???

労働組合が企業あっての組合になって久しいが、これは新たな企業あっての労働者総下流化論なんでしょうかね。もっと大きく労働をも包含する国・社会の構造問題としてとらえ皆が幸福になる改善論を提示しないことには、非常時に声を借りたどこかの御用学者でないかと、失礼ながら下衆の勘ぐりをしたくなるというものだ。。

先週の田原総一郎の日曜10時からのTV番組で竹中VS金子両教授のディベートの行司役をされたどなただったか経済専門家がこんなに騒ぐ日本はまだまともだと言っていたが、こういった説もまともな証なのかな???
もう少し、頭を冷やして読み返してみようとは思うが、なさけないこと言ってくれるなよというのが団塊おやじの直情的感想ではある。。(閑話・閑話)


■関連情報
 ▼【フォト特集】オバマ大統領、ついに誕生(msn 産経ニュース)
 ▼正社員への道、徐々に広がる 非正規社員に光明(msn 産経ニュース)



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就任演説全文(英・和)→
posted by 不惑永遠 at 11:34| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

Macでウインドウズは一石二鳥

Mac128K_1.jpg静かな水冷PCが全く音を立てなくなって
買換えたのがインテル製 CPUを採用した
Appleの iMac。ときめきの初代 Mac_128
から過ぎること25年、3台目のMac_LCか
ら19年。 Macを離れ長いWinの森彷徨の
旅を経てふたたび男は愛するMac(=iMac)
の森に戻ってきた。。

Macintosh 128用 System Disk




なんて、少し気取った書き出しをしてみたが。。

とにかく静かでTV機能もついたN社の水冷PCを重宝していたが、どうもグラフィック・ボード系の故障(Errメッセージから)から最後に動かなくなったのが一昨年後半。システムを工場出荷時に入れ替えたり、サポートCに問い合わせたりしたが復旧しなかった。データ・リカバリー込みとなると費用がかなりかかりそうな上に修理費も出してみないと分からないと。なにもかも確たる話がなくて嫌気がさしてきたので、いっそこの際とばかりにWindowsも動くはずのインテルCPUを採用したiMacの購入に踏み切った。

片手で持てた初代Macの可愛らしさとは異なり、同じ一体型でもiMacは随分大きくなった。しかし、洗練されたデザインは他のPCを圧している。
MacのCPUは、1984年モトローラのMC68000でスタートした後、1994年にPower PC系に移り、更に2006年のiMac発売を機としてIntel製CPUに移っている。Windowsに比べればマイナーでも熱狂的なファンが多いことで知られるMacワールドを構築してきたアップルがWindows切り崩し戦略に打って出たのがインテルCPU採用ではないだろうか?

■一台で一石二鳥

iMac_5.jpgMacとWindowsが1台で共用できるなら一石二鳥だ。悪くない。小生はこの一石二鳥案をとることにした。iMacの購入は昨年の2月。正規のWindowsXPも同時購入し早くWindows化しようと思いながら、ついぞ1年近く経ってしまった。だいたいがぐーたらなのだ。。身を責めることは旧年中にかたずけておこうと一念発起?年末年始の休みを利用してWindows化を試みることにした。以下は、おやじのiMacのwindows化トライアル記である。。


■Windows化の方法

最初は、iMacに付いているBoot Campを利用するつもりだったが、少し事前スタディー(マニュアル的なものを読まないと手が動かない世代です)すると、Boot Campだけではないんですね。寧ろBoot Campは一方のOSを使おうとすると再起動が必要で、インストールにディスクの固定割り付けが必要とか。。どうも使い勝手が今少しの感なきにしもあらず??
その点、OSの切り替えに再起動が不要で、Mac OS上でWindowsを同時に実行できる仮想化ソフトや、そもそもWindowsをインストールすることなくWindows用アプリを動作させることが可能な互換レイヤーソフトが出現していることが分かった。

Mac雑誌(Mac Fun マックとウインドウズ2009 共存・共有・共栄:毎日コミュニケーションズ)を参考にさせて頂いたが、四つの方法が有力らしい。。
 @CSM利用ソフト『Boot Camp』 
 A仮想化ソフト 『Parallels Desktop』
 B仮想化ソフト 『VMware Fusion』
 C互換レイヤーソフト『Cross Over Mac』


■4方式の特徴概要

@はMacのファームウエアEFI経由でBIOS対応OSを動かす方式で、従って、ほぼネイティブな形でWindowsが動作するためソフトウエアとハードウエアの互換性が高く、基本的にどのようなWindows製品も動作すると考えてよいらしい。

一方、AとBはホストOS(Mac OSX)上に仮想的なPC環境(仮想マシン)を構築しWindows(ゲストOS)を動かす方式である。Power PC時代のCPUエミュレーションが不要になり高速処理が可能になったそうだが、グラフィックカードなどの入出力デバイスはソフトウエア・エミュレーションが必要なため、最新3Dゲームなどでは動作しないものが多いそうだ。

最後のCは互換レイヤーがWindowsアプリが呼び出したWindows APIをMac APIに変換することでWindowsアプリを直接Mac OS上で動作させている。このため、Windowsが不要で動作も比較的速いのが特徴だが、まだ動作するアプリが少ないのが現時点の弱みとなっている。

これらの方法は、8っの主要項目〔@動作速度、Aデータ共有、Bウインドウズ環境のインストール、C同アンインストール、D周辺機器の互換性、Eアップル純正製品の動作、FMac OSXとの切り替え、Gウインドウズアプリの互換性〕で5点評価された結果がレーダーチャートに示されていて分かりよい。


■仮想化ソフトはVMware Fusionに

iMac_VMware_3.jpg小生のMy PC要求は、
 @iMacをデユアルCRTにすること
 AiMacをWindows化すること
 BiMacとWindowsのアプリを同時使用できること
 CiMacとWindows間でデータ共用できること
くらいで特殊なものはない。

8項目でまんべんなく得点している仮想化ソフト方式がよさそうなので、Boot Campから仮想化ソフト方式に転向することにした。
次に『Parallels Desktop』と『VMware Fusion』のどちらがよいかだが、VMwareは仮想化ソフトの草分けで企業向け市場で高い評価を得ている製品として信頼性の面で安心感がある。一方、『Parallels Desktop』はインテルMacに対応した初の仮想化ソフトで現在、販売されているVer.3はいろいろな改善が行われ、特に二つのOSのシームレスな連携機能に優れていると評価されている。

うーん??
この当りは論より証拠、使ってみないと分からない。その場で購入できるネット・ダウンロード版を探してみると、VMware Fusionを販売しているアクト・ツー(act2.com)が1月12日期限の新春キャンペーンで2Gの追加メモリーと併せて1万強で販売していたので即オーダーした。


■VMware Fusionのインストール

iMac_VMware_12.jpgiMac_VMware_15.jpgiMac_VMware_17.jpg
VMware Fusionは、その日の内にインストール。
続いてWindows、警告に従って手持ちのウイルスソフトをインストールした後、IEを起動するとInternetは何もしなくともAirMac経由で使用できた。キーボードの割当がまだよく分かってないが、Windowsアプリが全く問題なく動作することが確認できた。ただ、メモリーが1Gでは相互にソフトが足を引っ張る形で速度がとたんに劣化した。

エミュレーション・ソフト特有な嫌な感じがするが、そこまで分かれば追加の2Gを待とうということで、週半ばに届いた2Gを昨日(17日)追加した。

効果覿面 !!!
iMac_VMware_1.jpgOfficeなどのWindowsアプリはMacソフトを何種類も起動してもストレスを感じない。MacでDVDを見ながらMedia Playerを同時に動かしても問題なく動いた。
Windowsのキーボード割当や細かな機能は、まだよく分からないところもあるが、一石二鳥を狙ったおやじのMy PC構築(iMac&Windows共用)はうまくいったように思います。


初代Macを目にした時は、目くるめき心ときめいたことを今でも鮮烈に覚えている。PCがコモディティ化した今日、初代Macのような『ときめき』を感じさせるものはないが、それでもおやじ的には仮想化など目新しいものを組み込んだMy PCにひそかな満足を感じているのである。。(閑話・長文・閑話)


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2009年01月11日

出てきた『日本の論点』?

松の内を過ぎ今日は鏡開きとか明日の
成人式を一区切りとしていよいよ今年
も本格始動へ。嵐の前の静けさでもな
いだろうが連休二日目は快晴無風部屋
に差込む日差しが暖かく感じる。まだ
残るお正月気分をせいぜい満喫してお
こう。。


新年2009_3.jpg



先ほどからNHKで女子駅伝が始まった。
Qチャンが早くも解説者に登場していますね。

駅伝と言えば、なんといっても正月箱根駅伝が面白かった。
往路と復路に繰り広げられたドラマチックな展開に感動した。
日本人ほどマラソン好きな国民はいないのではないでしょうか。
箱根駅伝を見ていて、練習・チームワーク・戦略・戦術・勝負・反省・改善・再チャレンジ・周囲の応援支援・運営などなど。。どこか教育の原点・社会生活の基礎そんなものが全て凝縮されていて、日本が豊かになるにつれ見失ってきた伝統的な良さが息づいているのではないかと、ふと思ったりもした。「挫折と栄光を経験させてくれた箱根は僕の将来の礎になると思います」と応える走り終えた走者。いいね。。

それに比べお笑い芸人にTVジャックされたような新春番組はどうしたことか。一億総白痴も昔の言葉になったが、延々と垂れ流すTV局も考えものだ。昔は芸人でもそれなりに練習を重ねて披露した隠し芸大会や各種スポーツ界のエースが垣根を越えて基礎的な身体能力を競った番組などもう少しましな番組があったように思うのだが??



ところで


年末に小さな家の屋根裏部屋の怪人から普通の部屋の住人に戻った。
昨年長男が結婚して出て行ったので部屋の入れ替えをする事にした。
しかし、いざ取りかかると二つの部屋を片付け入れ替えるのに2日半を要した。動き始めたらささっとその日のうちに片付けた(と思っている)若い頃に比べて、そのなまった体に歳のほどを痛感させられた。。

日本の論点.jpg片付けは、不要になったものを捨てるしかなく、次々と整理していると『日本の論点』という年末に売り出される小太りな書籍が次々と出てくるので年代順に並べてみると1995年から2009年まで連続で15冊揃った。振り返ると、この家に入ったのが平成7年だからその頃から毎年この本を購入していることになる。

バブル崩壊から今日までの『失われた15年』の間に日本社会は知るや知らずやすっかり体質変化を遂げている。その改革はうまくいったのか?ついでなので、年度毎のキャッチコピーを見ると10年経って再度同じコピーを繰り返している。。

95年 ?
96年 迫りくる危機の本質
97年 ?
98年 ルールが変わった
99年 生き残るために
00年 のるか、そるか新世紀の助走
01年 21世紀ニッポンを変えろ!
02年 混乱の後にくるもの
03年 せとぎわの選択
04年 変わる国のかたち
05年 主役が交代した
06年 勝負の時がきた
07年 変質する社会
08年 またルールが変った
09年 大波乱を生き抜く


『日本の論点』は、創刊が1992年で今年の09年版で通算17冊出ているそうなので最初の2冊を揃えると全版揃うことになる。もっぱら積読なのでスペース圧縮に反する上に女房殿の厳しい苦言もあるのだが、この家での『わが家の15年』はこの本に記された『失われた15年』を走ってきた記録でもあるのだとかと迷言を弄してとっておくことにした。。(閑話・閑話)


■関連情報
 ▼文芸春秋編 日本の論点PLUS(文芸春秋)
 ▼日本の論点(Wikipedia)



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2009年01月02日

山ほどの願い叶なえと初詣

寿_1.jpg新年おめでとうございます。
平成21年己丑歳が明けましたね。
これ以上ない快晴に恵まれた正月ですが
昨年、米国の金融危機に端を発した世界
大不況が進む経済危機下で迎えた新年は
激動の年になる可能性が高い。それだけ
に今年の干支己丑はあわてず足下を固め
着実に歩めと諭しているのかもしれない。
まー何はともあれ今年もブログを続けよ
うと思いますので、宜しくお願いします。




初詣は、ゆく年来る年が始まると家族そろって近くのお寺に出向きご住職の新年護摩祈願を受けるのが恒例となっている。お寺は大きくないが開創は平安期と伝えられる古刹で本尊の薬師如来像は弘法大師作と伝えられるとか。。

初詣安全祈願_1.jpg門をくぐると本堂迄の短い参道にローソクのイルミネーションが灯り、干支の己丑の文字を石庭の砂上に浮かび上がらせ向えてくれる。本堂では中央前方の一段高い位置でご住職が読経を挙げながら護摩木を焚き、手前左脇で副住職?が読経に併せて太鼓?を叩く。参列者は横長に3列、両端に椅子席が設けられ近隣の檀家さん中心に略50人位が座ってそれぞれに新年祈願。。

面白いもので毎年参拝していると座る位置がいつも同じになり、年に一度この時だけ顔をあわす方もいる。護摩木を焚く煙が本堂に立ちこめ線香のような匂いが満ちてくる。体の芯に響く太鼓の音が旧年中の垢をはぎ落とし、深呼吸で吸い込む煙が体と心を浄化しているような想いに耽りながら旧年を振り返り新年を祈願する。ご住職の所願成就の祈願が終わると新年の講話があり、申し込んでおいた家内安全のお札を順に頂きながら絵馬と開運まめ玉そして甘酒のふるまいを頂く。。


初詣_深大寺_1.jpgこの年明け早々の初詣が静かに厳かに新年を期す初詣ならば、この後、2日か3日には深大寺に詣で古い破魔矢やダルマを納めて焼き、新たなものを買ってくる。混合う初詣の人ごみに身をおくことでまた別の初詣を味わう。。
こんな風に私的初詣を毎年くりかえしています。。(閑話)



最後にもどきを一つ  山ほどの 願い叶なえと 初詣 



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