2009年11月29日

Wedding in Hawaii

Wedding in Hawaii


結婚、お目出度う
青い空と海、緑の木々、澄んだ空気、明るい陽光、
ハワイの全てが純白のドレスに身を包んだ新婦と寄添う新郎を
祝福しているかの海辺の白いチャペルでのウエディングだった
育んできた愛の鍵で幸福への扉を開いた二人の未来に幸多かれと祈る


Hawaii_200911_2.jpg

Coming together is a beginning; keeping together is progress;
working together is success.

Congratulations!





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2009年11月26日

束の間のブルーハワイ

プレスリーが『ブルーハワイ』に出演したのが1961年
同じ年、坂本九が『上を向いて歩こう』を出し
3年後には東京オリンピックが開催された
50年近い歳月が流れ
何もかも変った中
それでも
ハワイには抜けるような
ブルーが満ちていた


Hawaii_See.jpg
Views from Submarines Atlantis



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2009年11月08日

立冬の日の愛煙奇縁

立冬の翌早朝
窓を開けPCに向うと
背中の当りが冷えてくる
文字通り冬の気立ち始め
いよいよ冷ゆれば也かな



ところで



■閑話1 北烏山の寺町


立冬の日の朝
北烏山に行く用があり、さほど数多くない目的の施設の駐車場に無事iQを滑り込ませた迄はよかったが、時間待ちに外のオープンテラスで煙草を吸おうとして置き忘れてきたことに気がついた。ならばと施設に面した通り沿いを煙草を買おうと歩いているとお寺さんが多いことに気がついた。。

後でネットで少し調べてみると、この北烏山一帯には、26もの寺院が集まっているらしい。大都会にには珍しい地域で、東京の「小京都」とも呼ばれているとか。大正12年に起きた関東大震災後の都市復興計画により都内各所にあったお寺さんがこの地に移転・再建されたことに由来しているらしく、元々地元には一つもお寺がなかったそうだ。。




■閑話1 猫(西蓮寺にて)


2009_Sairenji_1.jpgそんなことで、
コンビニで煙草を買った後、
通り沿いのお寺さん門をくぐってみた。
広くはないが手入れの行き届いた中庭があって、
大きな松や本堂に左脇には大慈悲観音像が立っている。
お寺に何故?と眺めていると毛並みのよい一匹の猫が近づいてきた。小生と猫の相性はことさら悪く手元に身を委ねるような猫にこれまで一度も出合ったことがない。

ところが、この猫どうしたことか、立っている小生の足下に体をすり寄せてくるではないか?座って背中をなでても逃げて行かないので次に首の辺りを軽くなでると、ついには小生の股の下にゆったりと座り込んでしまった。つやつやした毛並みから野良猫でないことが伺われる。お寺さんが大事に育てているのだろう。通りすがりの一見さんにも門をくぐればお客様とばかりに相対する猫にびっくり。住職の心が猫に生きているような気がした。。



2009_Sairenji_2.jpg    2009_Sairenji_3.jpg    2009_Sairenji_4.jpg

2009_Sairenji_5.jpg    2009_Sairenji_6.jpg




■閑話2 八相狸(常福寺にて)


2009_Joufukuji_1.jpg古来、妻恋う鹿は和歌の題なら、哀猿の叫びは詩の題で、猫の恋は俳諧の季題だそうだ。それにあやかろうとするわけでもなければ、そんなだいそれたことなどできようもないが、猫の次は狸の話。動物が並ぶだけ似ている?

上記の西蓮寺を出て施設に戻り始めると隣り合わせのお寺さんに大きな狸の焼き物が置かれているのが目に止まったので、ここにも入ってみた。常福寺というらしい。これも後付けにネットで見てみると、「大小合わせて約200のタヌキの置き物やぬいぐるみがあります。なかには、おまわりさんの格好・お坊さん・ゴルフクラブやマイクを握ったもの等、変わりタヌキがお参りの皆様をお出迎えします。」とある。どうも、この狸にお目にかかったようだ。焼き物の狸は信楽焼が有名だが、この大きな狸はどこで焼いたのだろか?



2009_Joufukuji_2.jpg    2009_Joufukuji_3.jpg



多くの狸の横に『八相狸の由来』が書かれていた。
早起きは三文の得か、煙草忘れが紡ぐ偶然である。
言い換えれば『愛煙奇縁』と言えるかもしれない。


ところで、狸に因んだ言葉に「とらぬ狸の皮算用」がある。世はおしなべて喫煙者を犯罪人のように見なし、あげくには煙草増税で600円にし、その後、毎年700円、800円と段階的に引き上げるとか。健康に悪いから税金を上げれば喫煙者が減るかも、しかし、一気に減ると見込み増税収が減る可能性もあるので10円ごと値上げしようかなどと勝手気侭なことをのたまうなかれ。税収が目減りしそうだから、あーそうこうそうでは話の筋が違うでショットいうもの。まさに皮算用。。『猫の恋』がはやりだしたのは綱吉の生類憐れみの令への反動とか。禁煙とかクジラとかイルカとかこの類いのバッシングは現代の憐れみ令に少し近いのではないか?古人が詠んだ「恋猫の恋する猫で押し通す」もわからぬでもない。


合縁奇縁が転じて愛煙奇縁とななり更に愛煙禁煙を経て哀猿禁煙に至る。
これまさに愛煙家をして巴峡の哀猿月に叫ぶがごとし。
折角のご煙、八相を写経ならぬブログへ書き写して身の戒めとしよう。


八相狸の由来
2009_Joufukuji_4.jpg傘……思はざる悪事災難さけるため用心常に身をまもる傘
目……何事も前後左右に気を配り正しく見つむることな忘れめ
顔……世は広く互に愛想よく暮らし真を以って務めはげまん
徳利…恵まれし飲食のみにこと足利て徳は密かに我につけん
御通…世渡りは先ず信用が第一ぞ活動常に四通八達
腹……もの事は常に落つきさりながら決断力の大胆をもて
金袋…金銭の宝は自由自在なる運用をなせ
尾……なに事も終りは大きくしっかりと身を立てるこそ真の幸福




■閑話3 ブーツキーパーの子犬


2009_Bootkeeper_1.jpg猫、狸ときて、後一つが足りない。
わが愛犬を登場させれば簡単だが、
それでは面白くないので、
もう一つの子犬でいこう。
季節の風物詩でもないが、この時期になると娘が履き始めるブーツと共に登場するブーツキーパー。ちゃんとブーツを片付ければ見えないのだが、狭い玄関先に放置すると、写真のような愛嬌者の子犬登場となるこの頃である。。(閑話)




■関連情報
 ▼たばこ増税と価格弾力性((株)リベルタス・コンサルティングHP)
 ▼たばこ税制に関する意見書の提出について(JT)



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2009年11月06日

(祝)松井 MVP !!

(祝) 松井 MVP !! ぴかぴか(新しい)



やってくれましたね。さすが松井。
2006年の骨折以来、体の故障に悩まされながらも、やってくれた。
賞賛はたくさんあると思うので、
骨折した際に、松井の回復によせた小生の想いを再ポストして
祝福にかえよう。。


〜 〜 〜 〜 〜
 

今思えば、今年の松井の背景には大きな変化がいくつかあった。
一つは、ヤンキースとの4年契約で62億円といわれる再契約があり、
二つ目は、WBCJapan選出メンバーの辞退。
WBC問題では、辞退に対するバッシング的な意見も聞かれた。

それだけに、独り密かに期するものがあったと思う。


松井にとっての連続試合出場記録は、プロとしての自分を成り立たしている
モノ(For himself ⇒ For the Team⇒ For the Fan⇒ For the Global )
に対する最大貢献とそのための弛まぬ鍛錬と自己管理を
はかる指標であるように思う。

貢献とは、自分のファンに対して球場で活躍する姿を見せ続けることであり、
そのためのレギュラーであり、それは押しも押されぬ実力と実績で勝取るも
のであり、更に、そのための鍛錬と自己管理である。

今ある自分が、誰の為に・何の為にベストをつくすべきなのか。。。
これほど明確な自覚を持ち、自己統制のもとに、一途に打ち込む様は、
既に、求()道者と言ってもよく、良い意味での日本武士を想起させられる。
Can't Stop Me 〜 松井秀喜が考える連続出場の秘訣」(古内氏のコラム)
を読んでいて、そんなことを感じた。。。。

この記事の最後に、松井が「運=けがをしない運
に触れてこう語っている。
   最後は、やっぱり運。けがをしない運です。
   何が起こるかわからないのが野球。

   けがをしないためにできる限りの予防はするが、
   もしけがしても最小限に留める。
   人一倍の体のケアを怠らないことは当たり前。
   何よりも故障に強い体がないと難しい。

”人事を尽くして天命を待つ”の心境に至っているようにも思える。
しかし、5月1日の記事だから、何かうすうす感じるものがあったのだろうか?
球を追って観客席に飛び込み、したたか頭をぶつけた松井に平然とプレー
を継けさせた野球の神様は、なぜに今度ばかしは味方しなかったのか?

話は飛ぶが、2003年8月8日?、NYヤンキーススタディアムでメジャー・デビュー
した直後の松井を見る機会をたまたま得たが、堂々たる松井の姿に感動し、
慣れぬNYでの仕事に内心おどおどする自分の小ささに渇を入れられ
た想い出がある。

松井打席_2

ヤンキーススタディアム_3松井守備_4


松井のプロとしての信念とその取組みが続く限り、
連続試合出場記録は、私の中で今日もなお日一日と積み重ねられている。


治療に専念し、ぜひその雄姿をおよび見せて欲しい。



おめでとう!松井!!ぴかぴか(新しい)




■My Blog関連情報
 ▼NY松井選手の回復を祈る(1) 左手首骨折 06/5/13
 ▼NY松井選手の回復を祈る(2) 記録はファンの心の中で続いている 06/5/16
 ▼NY松井選手の回復を祈る(3) 松井のその後 06/7/4
 ▼NY松井選手の回復を祈る(4) 青いハンカチ王子とゴジラが握手 06/9/1
 ▼NY松井選手の回復を祈る(5) 打撃練習で柵越え6本 06/9/5
 ▼NY松井選手の回復を祈る(6) Godzilla Returns !!! 06/9/14



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2009年11月03日

東京モーターショー2009 写真

Ticket_1.jpg2日(月曜)の昼過ぎからモーターショウに行ってみた。
てっきり会場をビッグサイトと勘違いしていて、一旦、りんかい線国際展示場駅で下りてしまった(ぼけ?)。以前は何かショーとつくと幕張だったが、最近はビジネスショーなどではビッグサイトしか行ったことがなく、会場をろくに確認せずに思い込みで行ったのが間違いだった。30分位ロスして海浜幕張に3:00頃到着。

今にも雨が降ってきそうな余りさえない空模様だが、それでも駅を下りると会場に向う人の流れが続く。入場券を買って会場にチェックイン。既に15:30を回っていて18:00の終了時間迄には2時間半。ゆっくり見えそうもないので、トヨタ、スバル、マツダが出展している中央ホールから見始め、ホンダ、スズキが出展する西ホールへ、時間があればバックして東ホールの日産、三菱の順でまわることにした。


会場に入った第一印象は、「やはり、少し寂しいかな」という感じがした。
Tokyo_Motor_Show_1.jpg世界三大モーターショウと言われるには、熱気や華やかさが少し足りない感じがしないでもない。月曜で天気も悪く入場者もおそらく通常日より少なめであろうことも影響しているかもしれないが、ほぼ全ての海外自動車メーカーが出展を見送ったことの影響が大きいのだろう。力を入れて出展するなら売れる可能性の高い上海自動車ショーとなっても、経済の輪廻のようなものでビジネス原理として当然のことでいたしかたないが、日本市場が販売市場としてかってのように期待できないと見くびられるのは?国民感情?としていささか寂しい感じがしないでもない。


ならば、『見せてやれ!日本が誇る次世代自動車の先進技術を!』といささか期待もしていたが、余りインパクトが感じられなかったのが残念。海外プレスの参加人数の減少は、ニュースバリューの低下が要因だろう。それなら、東京モーターショーには次世代カーへの先進的な取組みが溢れかえっていて、その動向を知り・読み・占う上でも取材にこなきゃー遅れてしまうってな状況を演出できれば、それはそれで新たな次世代自動車ショーに先鞭をつけることになったんじゃないかと思うが?

その意味で、各社のブースを回ると、目を引くコンセプトカーはあるが、技術的に切り出したものの展示は、社内技術発表会のパネル程度のものしかなく少しがっかりした。兆オーダーも売り上げる自動車メーカーにしては不況とは言え、少しちんけに堕ちるのではないか?それとも、今は隠す時か?それとも、ないのか?そんなことはないだろう。入場料を払った入場者を次世代自動車の先進技術とやらでとりこにして喜ばしてほしかったのだ。もっとも、時間に追われ人の集まるものを見てまわる凡人おやじの見落としの可能性も高いと思うし、コンセプトカーや展示車にはそれらがぎっしり組み込まれているのではあろうが。。


ホンダのASIMO君が目の前で動くのを初めて見たが、今日一番の驚きはASIMOであって自動車でなかったことが小生にとっての今回のモーターショーの印象を物語っているのかもしれない。まー、人様に笑われるような話はこれくらいにして、最後に会場を回りながら撮った写真を掲載しておこう。(閑話・閑話)




Mazda Kiyora


Mazda_Kiyora_1.jpg


Mazda_Kiyora_5.jpg    Mazda_Kiyora_4.jpg


Mazda_Kiyora_2.jpg





Toyota FT-68


FT-86 Concept_1.jpg


FT-86 Concept_3.jpg    FT-86 Concept_4.jpg  


FT-86 Concept_2.jpg





Honda CR-X


Honda-CR-X_Cocept_1.jpg    Honda_CR-X_Cocept_3.jpg


Honda_CR-X_Cocept_2.jpg


Honda_The power of dreams_1.jpg


Honda ASIMO & U3-X, EV-N

Honda_ASIMO_2.jpg    Honda_ASIMO_1.jpg  


Honda_EV-N_1.jpg





Toyota F1 Car


Toyota_F1car_1.jpg


Toyota_F1car_3.jpg    Toyota_F1car_2.jpg


Toyota_F1car_7.jpg





Various


Subaru_Legacy_1.jpg    BMW_Rally_specifiedCar_1.jpg

Lotus_Stealth_1.jpg    Toyota_Plugin_Hybrid_1.jpg

Toyota_FT-EVU_1.jpg    Mazda_RoadStar_1.jpg

Toyota_Hybrid_engine_1.jpg    Honda_Hybrid_engine_1.jpg

Yamaha_Ebyc_1.jpg    Honda_ESupercub_1.jpg



■関連情報
 ▼東京モーターショー2009 開幕(My Blog)
 ▼『未来の想像力』を失くした自動車メーカー(両角 岳彦:JBPress)
 ▼『東京モーターショーの「つまらなさ」は根深い問題(両角 岳彦:JBPress)



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2009年11月01日

佐伯泰英 『海戦』読んで

今朝のポスト
朝刊を取りに出ると
年賀印刷のしっかりした冊子が
郵便物等に混じって入っていた
秋の紅葉本番を感じる間もなく
正月がスタンバイし始めたよう
で、今更ながら時間の流れの早
さを感じさせられる。。





■閑話1 20年ぶりに娘とゴルフ


実は今日は体のあちこちが少し痛い。

昨日の夕方、ゴルフを始めたいという末娘をともなって近くの打ちっぱなし場へ行った。筆ならぬクラブを置いて20年余りになる。その間、玉を打ったことがなかった。邪魔と判断された物はいつの間にか処分されている習いのわが家であるが、ゴルフ道具も同様にバックや小物は処分され、今はクラブと靴だけが残っている。久しぶりにクラブを取出し短いアイアン2本持っていこうかと思ったが、数本のクラブを入れる細長い袋(何て言ったか?)もなくなっているので、結局、なにも持たず体一つで行ってみた。

比較的空いていて、左右が空いているケージで打ち始めたが、娘の筋は初めてにしてはまーまーではないかと思う(親ばか?)。あれこれ講釈を交えておもしろおかしく楽しい時間を過ごした。最初は、後ろで見ていたが娘も打ち疲れた頃、やはりむずむずするものがあり、やにわに打ってみると結構いい当りがして、一度、体に焼き付けたスイングは以外と忘れていない感じがした。ついつい、頑張って4篭も打ったものだから、今日はあちこち体が悲鳴をあげているしまつ。

これくらいでと思うが、体は正直で齢とともになまって弱くなってきていることが分かる。何を思い立ってゴルフなのかよく聞いてはいないが、かなりその気で始めてみようと考えている娘のお供くらいに、再度、初めてみようかなどと考え始めたところである。




■閑話2 佐伯泰英『交代寄合伊那衆異聞 海戦』を読んで


なぜだろうか、佐伯泰英小説の舞台が重なってくる。

重なるとは自らが何らか主体的に係った場所が小説に登場するという意味だ。
その程度の重なりは珍しくもなく一人勝手に思い込んでいるだけかもしれないが、
しかし、何か見えない不思議な糸で繋がっているかのように舞台が重なってくる。

密命21巻_相克_1.jpg例えば、今年5月の連休に車で山形の山寺を初めて訪ねたが、その直後に刊行された『密命21巻 相剋』では、なんと惣三郎がその山寺に現れた。清之助が初めて姿を現す笹目峠は、村田JCTで分岐し山形北ICで降りる山形自動車道の途中にある長いトンネル当りだろう。当初、みちのく行きの目的地とした山寺と仙台&松島は、渋滞で失った時間により山寺だけになったが、『密命 相剋』では、その二つが惣三郎、清之助が目指した修行の地であり小説の舞台であった。

そして、先頃、読んだ『交代寄合伊那衆異聞 海戦』では浦賀が登場してくる。浦賀は、もうかなり前になるが少し滞在していた場所だ。週末、浦賀泊まりの折は、灯明台近くの海辺を散策し、岩場の上から狭い浦賀水道を行き交う船を眺めたりした記憶がある。黒船ペリー来航の浜や記念館、浦賀奉行所跡などなど久里浜、西浦賀、東浦賀の史跡散策をしながら黒船来航から幕末・開国にいたる疾風怒濤の往事を忍び、夏早朝の久里浜で『開国の 怒濤砕けし 浜静か』などとその気になってもどきをつくってみたりもしたものだった。


佐伯泰英_海戦_1.jpg海戦』は、藤之助、文乃を乗せ下田から江戸に帰還する幕府御用船が浦賀水道に現れ、急遽、浦賀奉行所にたちよる所から話が始まる。この間、長崎海軍伝習所付教授方から講武所軍艦操練所付教授方兼異人応接掛を命じられた藤之助の「江戸を上海のようにしたくない」との想いと交錯しながら、ペリー来航時の浦賀を舞台とした騒ぎが実に巧く書かれている。

その中でも、サスケハナ号に出向き交渉した中島三郎助が印象深い。俳人でもあった三郎助の墓が、確か東浦賀の東福寺(東林寺?)にあったように記憶する。幕府に殉じ五稜郭で親子共々戦死したが、明治に入り招魂碑をもって地元に帰還し、三郎助の専門でもある造船がその地に起きる基礎をなしたことなど、その頃、すこしだけ読んだことがあるような?

ところで、藤之助の先ほどの任務肩書きや長崎での役割には中島三郎助のそれを参考にしたのではないかと思えるところがあるのだが、どうだろうか? 史実をしらべ小説に生かしていく中で、アメリカとの長い外交交渉の始まりを担った中島三郎助を交代寄合衆伊那異聞シリーズの主人公・座光寺藤之助にいくらか投影しているようにも思える。


まー、正しいかどうかよく分からないが、そんなことこんなことを感じ書かせていただけるのも、我等がサラリーマンの神様・書下ろし時代小説の達人・佐伯泰英氏のなせるわざであって、氏の時代小説に楽しく踊っている読者の一人であろう。舞台が重なるなどというのは、好きになった彼女の一挙手一投足が全て愛しくみえてしまうといった昔懐かしい頃の感情と同じようなことかもしれない。佐伯さ〜ん。『密命22巻』待ってますよ!!(佐伯ファンの閑話・閑話)



■関連情報
 ▼浦賀滞在記(1)黒船来航と浦賀(My Blog)
 ▼浦賀滞在記(2)浦賀の歴史(My Blog)
 ▼浦賀滞在記(3)東浦賀史跡散策(My Blog)



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