2010年05月23日

電子出版元年と丸善新宿店閉店

梅雨??
うってかわり
日曜は早朝から雨模様
たぶん梅雨のはしりなんでしょうね


ところで、一昨日久しぶりに新宿へ行った


所用を済ませた足でメガネドラッグで検眼
瞬間接着剤で固定した壊れたメガネを買替
え喫煙に階段を上がりかけるとなんと書店
丸善新宿エステック店が本日で閉店とある


エッツ?丸善でも閉店?場所的に客足が伸
びないのかな?書店が厳しいことは聞いて
いるがなんで?と一瞬、驚きと疑問が湧く。




■閑話1 丸善新宿店が閉店


丸善新宿店閉店_1.jpgこのお店、よく利用する訳ではないが西口の地下道を歩く時には、かならず立寄ることにしている。いわば、丸善とその前の喫茶ルノアールとメガネドラッグの3点セット利用。買った本をルノアールでさっそく読み込むこともでき、既に10数年、そんなセット利用を続けているのだが、その一角が書店から崩れた。私的には、落ちこぼれるならメガネか喫茶からと思っていたが、大手書店の丸善が一抜けとは。。少し驚きでしたね。


最終閉店日に出くわしたのも何かのご縁?と店内に入り、書棚を奥から一通り眺めながらエントリーでよく取上げる超高層ビルに関した新刊『みんなが知りたい超高層ビルの秘密(SBサイエンス・アイ新書)』をピックアップ。全品50%引きの文房具コーナも見てみたが、既にこれといったものは残ってないので、切れていた消しゴムを補充し、長年利用したお店を後に。。




■閑話2 電子出版元年?


講談社の電子書籍発表と丸善新宿店の閉店
たまたま同一日に重なった二つの出来事は
書店を含む出版文化を根底から覆す新たな
動きの始まりなんでしょうか?


iPad元年_1.jpg一昨日の新聞に「講談社が作家・京極夏彦氏の新刊『死ねばいいのに』をiPadへ配信すると発表した」ニュースが出ていた。書店など死ねばいいのにと言った訳ではなかろうが、偶然にも同日、丸善新宿店が不採算店整理の一環として閉店された。
iPadに続き、グーグルも電子出版システムを発表し、アマゾンも秋には「キンドル日本語版」を発売するもよう。こんな状況をして、今年を「電子出版元年」と言うらしい。


すこし、新聞を追ってみよう

【電子書籍による流通の変化】
 現状:著者→出版社→書店→購読者
  ↓
 極端:著者→出版社→販売サイト(AppStore,Amazon,等)→書店→情報端末→購読者

【書店を含めた出版文化が壊れる】
 出版社:電子書籍の主導権確保(価格決定の主導権)
     著者ーオンライン販売サイトの直接契約を阻止したい(一本釣り警戒)
     自社出版作品の電子図書化の許諾権取得
 書店:衰退の危機感、日本書店商業組合連合会(日書連:5187書店加盟)
    書店の存在を守る商品展開を出版社に望みたい
 著者:電子書籍は取り分が紙(10%)より大きい

【電子書籍市場】
 出版物市場:2兆円
 電子書籍市場:5年後1割の2,000億
        2008年(464億)5倍伸び
        2005年(94億)
        2009年(米国:290億)
 日本市場:86%が携帯向け、330億は漫画


どうなるんでしょね?
身の回りを振返ってみると市民13万位の実家がある田舎には、その昔、商店街が繁栄(繁華街などとも言った)していた。やがて、自動車が圧倒的に普及した時、充分な駐車を確保できない通りの両サイドに並んだ小さな店舗並びの商店街は、外から入ってきたいくつかの大店舗店に完全に取って代わられ、今や往時の面影なく寂れている。

メディアで言えば、音楽・映画・書籍なんだろうが、もともとメディアを再生する装置が必要だった音楽は、レコードがCDに置き換わっただけだが、それでも最近はiTuneで昔の曲を安く購入したりもしてネットのご利益に少し預かり始めた。映画は圧倒的にDVDレンタル鑑賞。観るための2時間が制約拘束されず、気が向いた時に自分で選んで自由に観るのが一番。さて書籍だが、iPadがいいと言っても文庫や新書のような様々な条件下での持運び性は今一。何冊も入っても電池の寿命が釣り合わない。最近は目が疲れる。一方、書店に並ぶ書籍を見ることは一つの楽しみでもあり、それなりの味があり、定点観測していると移ろいなども見えてくる。従って、Amazonも積極利用はしてないし、ましてや電子書籍を今すぐ読みたいとも思わない。

もっとも書籍の提供メディアや流通経路の多様化は、End側の購読者にとっては何の問題もないし、総じて「世は歌につれ歌は世につれ」なんだろうなと思う。問題は著者と読者の間に位置する出版社や書店が、新興のグーグルやアマゾン、アップルなどのネットビジネスモデルを相手にしながら、どう生き残り発展をかけた将来のビジネスモデルを描くかということ。

黒船来襲に出版業界騒然なんて言っているけど、龍馬の時代と違って情報はいやと言うほど入っているのだし、出版全体に占める電子書籍の比率は、当面大きな値を占めるとも思えない。大手アパレルのレナウンが、たかが数十億程度の資金がなくて中国企業傘下に陥ったニュースが今朝の新聞に出ていたが、出版業界には音楽産業の二の舞を演じないよう、日本の活字文化の担い手として官民含めたさすが日本てな取組みを期待したいものだ。まー柄でもない話はこれくらいにするとして、それでも、ひたすら企業戦士を務めてきた団塊おやじとしては、日本の凋落・没落ニュースは聞きたくないのだ。。が。(閑話)



■関連情報
 ▼本と本屋がなくなる日そんなバカな!? (現代ビジネス)
 ▼待つのは音楽産業以上の悲惨な未来か?(DIAMOND online)
 ▼電子書籍は日本で普及するか?(DIAMOND online)
 ▼JB PRESSより3件



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2010年05月15日

大手新聞は週刊誌に学んでは?

週末土曜快晴
窓越しに空を見上げると日に殊更
白く輝く雲がゆるやか流れている

ところで今を時めく話題の主3傑
はというと鳩山首相・沢尻エリカ
・石川遼かもしれない



そんな、おもしろ情報を雑誌から拾い集めてみた




■閑話1 日本三大名所さまざま


家楽手帳_1.jpgこの雑誌『家楽手帳』は、用あって三井住友銀行に出向いた際、待ち合いの机の上に数冊重ねて置いてあったもの。特集記事「日本三大名所散策」から6つの三大名所を拝借。。
日本三景 松島(宮城)天橋立(京都)宮島(広島)
三大桜  三春滝桜(福島)神代桜(山梨)淡墨桜(岐阜)
三名城  名古屋城(愛知)姫路城(兵庫)熊本城(熊本)
三名園  偕楽園(茨城)兼六園(富山)後楽園(東京)
三名瀑  華厳の滝(栃木)袋田の滝(茨城)那智の滝(和歌山)
三古湯  有馬温泉(兵庫)白浜温泉(和歌山)道後温泉(愛媛)

東京を中心に地域別に配置してみると以下となる。
日本各地に点在しているので、全て見ようとすると地域別に複数名所を計画的に組み合わせてアタックしないと日本国内といえど、一生のうちに全て見るのは難しそうですね。

    (宮城県 1 福島県 1 栃木県 1)
            ↑
(山梨県 1) ← (東京都 1) → (茨城県 2)
            ↓
          (愛知県 1) → (岐阜県 1)
            ↓
(富山県 1) ← (京都府 1 兵庫県 2) → (和歌山県 2)
                  ↓
                (広島県 1)__
                  ↓      ↓
                (愛媛県 1)(熊本県 1)



閑話2 iPad旋風


世はiPadに湧いている。

2003年には富士通がiPadなる商標を米国で登録取得し、2004年にSonyは「LIBRIe」を発売し、国内携帯は百花繚乱の様相を呈しているにも係らず、Appleにごっそり情報端末の話題も人気も実用性もシェアーももっていかれそう。LIBRIeがアマゾンの「Kindle」になれなかった理由は、@電子書籍端末より携帯電話文化、A出版業界の違い(新刊が電子書籍化しづらい)とか。。


iPad_3_1.jpg   iPad_2_1.jpg   iPad_1_1.jpg


そのKindleすら呑込みそうなiPadにガラパゴス化と揶揄される日本製品の局所的・高度化の問題を垣間見るよな??




■閑話3 週刊誌が面白い


今週、ひょんなことから週刊誌を3冊(週刊朝日・週刊現代・週間ポスト)手に入れた。昔は国内出張で新幹線に乗ると必ず週間文春を買っていたが、最近は、とんとご無沙汰している。画一的な鳩山・小沢たたきに終始する大手新聞やTV番組の報道に半ば辟易する昨今、さまざまな視点で書かれた週刊誌記事が新鮮で面白かった。


Weekly_Asahi_0521_1.jpg   Weekly_Post_0521_1.jpg   Weekly_Gendai_0522_1.jpg


3誌に登場する今を時めく話題の主3傑は、鳩山首相沢尻エリカ石川遼サマだ。
週刊ポストのエリカ美脚ビジョンはいやいやおやじもウットリでやんす。
続いて2誌に登場する売れっ子は、田原総一郎福田和也

田原氏は、週刊朝日に「ギロン堂」なる小さなコラム欄をもっているが、今週の「気になるマスメディアの談合報道」では、5月4日の鳩山首相沖縄訪問報道をとらえ、どの新聞もなぜこの時期、沖縄訪問かという基本的な問を発せずして、ひたすら鳩山首相をたたく報道姿勢に疑問を呈している。自身の取材をベースにして返す刀で、鳩山首相は「揺れ」てないと断言し、従来の自民党流の交渉に慣れすぎた記者たちが、鳩山流(根回し無しの愚直オープン)を理解できず、たたくことにのみ専念するのはいかがなものか」と苦言を呈している。この人つかみ所がないのだが、いいこと言うね!

人間の器量_1.jpg文芸評論家の福田和也氏は、週刊現代で今回が第94回になるエッセイ「平成フラッシュバック」に登場。一人で連載中かは知らず。一方、週刊朝日では、「こんな時だからこそ耳をかたむけたい言葉がある。日本をあきらめないために読みたい話題の新書の著者が「知の力」について語った(=ニッポンの新正論)」に『人間の器量』をして登場。現代は大人物がいないのではなく、人が人を許容できなくなっている。。と

時節柄、上海万博も2誌が取上げている。週刊朝日の「ドン小西のイケてるファッションチェック」では万博開幕式のジャッキー・チェンのファッションを切って「センスは一夜にしてならず。あか抜けなさがハンパじゃない。悠久の国の急激な変化に、人の内面がついていってない感じだよな。こりゃ経済面でも、この先、まだまだ波乱がありそうで」と毒舌バッサリ! 一方、ポストは「上海万博「日本館」某重大事件」と仰々しいが、読むとさほどでもないような?

久しぶりの週刊誌だが、週刊朝日がなかなかの論調を展開していて面白かった。「暴走検察が残した汚点:小沢一郎「起訴相当」は失敗捜査のとばっちり」「被害者たちが激怒:許されざる検察の怠慢」をして堂々と最高権力の検察を糾すれば、もう一方の権力・鳩山政権に対しても「鳩山官邸はあらかじめ崩壊していた」と切り捨てている。他2誌に比べエンタメ系も少なく昔の朝日ジャーナルのテイストをいくばくか残しているのだろうか?

最後に、週刊ポストの独占スクープなる「大新聞・テレビは大誤報を繰返した:鳩山が握りしめる「普天間県外移設ウルトラC」(秘)計画書を全文公開」」は、事実なのか判断しようがないが、やがて総理試案として「新田原案」や「鹿屋案」が表に出てきた際には、まっこと希代の策士、蔑み誹謗中傷を剛胆に受け流した新宇宙人政治家・鳩山として喝采しようではないか。でてくればだが。




■閑話4 本屋大賞2010 天地明察(冲方丁)


2010年の本屋大賞が決定した。本屋大賞は全国の書店員が「いちばん売りたい本」を投票で選ぶ賞であり、書店員の投票でのみ大賞が決定する開かれた形の新しい文学賞として2004年に誕生し、今年で7回目を迎える。

本屋大賞2010_1.jpg全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本
【 年度 】 【 本屋大賞受賞作品 】
2004年 博士の愛した数式(小川洋子)
2005年 夜のピクニック(恩田陸)
2006年 東京タワー(リリー・フランキー)
2007年 一瞬の風になれ(佐藤多佳子)
2008年 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
2009年 告白(港かなえ)
2010年 天地明察(冲方丁)

この本によると、この10年の間、全国で6,403店の書店が閉店したとのこと。出版市場が2兆円割れし、縮小が続く中、書店をとりまく環境は悪化の一途をたどっており、現場の書店員たちの労働条件も良好とは決していえないと。書店の店頭活性化を目指して創設された本屋大賞にエール!! (閑話)



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2010年05月09日

存在感が違った長嶋さん、他

日曜早朝五月晴れ
そう書き始めたくなる爽快早朝
五月だから五月晴れと書いても
間違いではないそうだが、ググ
ると五月晴れは旧暦五月(新暦六
月)の梅雨(五月雨)の合間の晴れ
を言うらしい。


2010_Mother's day_1F.jpg母の日




それはさておき、昨日のスポーツニュースが面白かった。




■閑話1 存在感が違った長嶋さん


読売新聞のコラム「時代の証言者」でホームラン王の王さんが長嶋さんの存在を振返っている。

《成績も見事ですが、それだけではない。長嶋さんはグラウンドに立つだけで人気があった。存在そのものが野球界を支える中心でした。太陽みたいなものですね。僕らはその周りを回っているだけなのです》《。。僕は長嶋さんに対してライバル意識はありませんでした。。周りはいろいろ言っていましたが。でも長嶋さんは僕の中では絶対に同格にならない。だからONがうまくいったと思うのです。僕は本当に幸運でした。長嶋さんと一緒に野球ができたのですから》

長嶋さんの太陽のような輝きは言うに及ばず、王さんの恐ろしほどの謙虚さが素晴らしい。

今、書店に行くと松井とイチローの書籍が対をなしてディスプレイされています。直接対決が観られる今年をとらえて、メディア等がことさら二人の特性の違いを煽っているようにも見えますが、、さて、現代の王・長嶋とも言える松井vsイチロー、このトップスター二人の関係は今後どうなるのでしょうか?




■閑話2 樋口LPGA会長 途中棄権の三塚を一喝


ルールを守れないのなら辞めなさい!
横綱問題や亀田問題などだらしのない協会対応が問われている中、遅延プレーに対するペナルティーを不服として、女子ゴルフ「サロンパス杯」第1日に途中棄権した三塚選手に対して樋口・日本女子プロゴルフ協会会長が間髪入れずに一喝した。

《「ルールを守れないのなら辞めなさい! スポンサー、ファン、同組の選手に迷惑をかけ、あなた1人のために試合が減っていくかもしれないのよ。自分で理解している以上に、あなたは大変なことをしたのよ!」 プロゴルファーとしてだけでなく、一社会人としても許されないことであったことを、30分間にわたって厳しく説教。その剣幕に、最初はうつむきがちだった三塚の背筋がピンと伸びた。言葉の厳しさに温かい親心を感じとっていた。》(引用:exciteニュース)

現代未聞の言動には厳しい懲戒処分もありえるとか。。
煮え切らない対応に終始する横審、相撲協会、ボクシング協会は、爪の垢煎じて飲むとよいのではないか?




■閑話3 フィギュア採点基準改訂 ジャンプ減点緩和


バンクーバ冬期五輪で真央ちゃんやプルシェンコなどの難易度の高いジャンプに対する評価が低いと問題になったフィギュアスケートの採点基準が見直されたようですね。

《国際スケート連合は6日、難しいジャンプに挑戦した場合、より高い得点が望める救済策を盛り込んだフィギュアスケート採点基準の改定を発表した。トリプルアクセス(3回転半)や4回転ジャンプなどの基礎点をアップするとともに、回転不足の判定では減点を2段階に分け、1/4を超え1/2未満の回転不足については、減点幅を従来より小さくした》

これにより、真央ちゃんのトリプルアクセスは0.3アップして8.5に、高橋大輔の4回転フリップは1.0アップして12.3になる。また、1/4を超え1/2未満の回転不足では、基礎点の70%が与えられる。真央ちゃんのトリプルアクセスでは、従来の4.7点減点が2.5点減点となり2.2点救済されることになるらしい。


難易度を落とし演技の完成度を上げて高得点を狙う戦略と難易度の高い技による高得点を狙う戦略の違いによる優劣を誰もが納得できる判定をするのは今後も難しそうですね。どこか王vs長嶋や松井vsイチローの特性の違いにも似ているが、野球の場合はホームランと打率と特性の違いをそれぞれ評価するので納得しよい。
女子ゴルフの三塚さんの場合は、そこまでは考えてなかったと思うが、じらしてでも勝ちいく武蔵vs小次郎とはいかなかったようですね。何事もぎりぎり滑り込みが特技のおじさんとしてはパット遅れ15秒位なにが問題なんだと思わぬでもないが、2回目となれば悔い改めて再スタートだね。頑張れ!。。(閑話)




閑話4 真央ちゃん銀メダル(過去エントリーより引っ越し)


思うに残念だが真央ちゃんはほんとによく頑張った。半年前の絶不調からよく立て直した。銀メダルに甘んじた要因はいろいろ考えられるが、やはり選曲ミスが一番大きいと思う。鐘は重苦しく真央ちゃんの優雅な品の良い香り立ってくるような若さを際立たせる曲ではなかった。真央ちゃんが頬を打つ場面があったが、そう聞いて意識して見ていても苦しそうな表情が目立つだけで表現しようとする情感や背景が何も伝わってこなかった。鐘が表現する曲の心を理解した観衆がその表現たるスケートに同化しリンク全体が燃え上がるというには難しすぎた。王者からの凋落傾向が顕著なソ連のコーチの時代錯誤と状況誤認による戦略ミスだと思われる。

確かにフィギアーはショウではないスポーツなのだ。4回転を成功させたものが避けた者になぜ僅差で破れるのか採点に問題があるとのプルシェンコ指摘にも一理がある。審判の主観が左右する世界では厳然とした超難度チャレンジポイントを儲けてもよいのではないか。ただルールが直前に決まった訳ではないので勝つ為の戦略も求められよう。その意味で王者ソ連陣営は凋落傾向にありスケート界の主流とずれが生じ初めているのかもしれない。不幸なとばっちりを受けたのは真央ちゃんだった。難しいジャンプを勝つ為の切り札としその克服に大半の時間を費やしスケート全体の流れ勢い優雅な洗練度や審判を含むリンク全体を魅了し巻き込むための雰囲気作りに手(or気)がまわらず金の後手を引いたのが痛かった。勢いがあれば真央ちゃんほどのスケートなら自然と観衆を巻き込むものだが、仮に拍手を入れるにも鐘は余りにも重苦しく難解だった。

しかし、19歳の真央ちゃんは逃げずに敢然と最後までやり通した。裏の苦労は想像を絶するものがあったろう。本当に偉い。表彰台の写真で肩を隠したウエアーは真央ちゃんだけだ。まだ子供だよ。人生生き急ぐ必要なし。今回の銀は今後の真央ちゃんの成長に金以上の価値を必ずやもたすであろう。。(閑話)


■関連情報
 ▼メダルがすべてではないけれど(高樹のぶ子のSIAブログ)
 《ラフマニノフの暗さと底深さ。怖さ。人間存在の悲しみ。それを表してなお観客を魅了するのは、いまはまだ無理。コーチの選曲ミスです。。。真央ちゃんを、ショパンのキララかな「天上の音楽」で、イノセントに天使的な美で、舞わせてあげたかった・・真央ちゃんにしか出来ない三回転半をその中に取り込んで・・》
 ▼(Risa’s 音楽雑記)




■閑話5 F1第5戦スペインGP 可夢偉予選10位


まだ完走のない可夢偉。マシンもだいぶ改良されてきた。そろそろ完走ポイントGetを期待したい。



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2010年05月05日

映画『Into the Wild』を観て

連休最後の日
心地よいあさの風が窓から入ってくる。
今年は見ざる言わざる聞かざるならぬ
行かず使わず疲れずを決め込んでいる。
理由はそのうち明確にするが今は内緒。
代りに昨日に続き2日連続で愛犬と伴
に早朝散歩へ。ぐーたらおやじにして
は2日連続は久々の記録かもしれない?




ところで、今日は子供の日だが散歩の道すがらマンションのベランダにもましてや空に泳ぐや鯉のぼりなどいずこにも見られない。




■閑話1 子ども29年連続の減…過去最少1,694万人


この地に引っ越してきて25年近くになる。来た頃、こどもの日に菖蒲湯をやっているというので、子供たちが珍しがって喜んで入りにいった銭湯が風雨に晒されるままに古びた建物となって残っている。東京タワーの3丁目夕日の時代ほど古くはないが、まだ、その頃には、大通りから一筋中に入った路地に銭湯も散髪屋さんもコンビニのハシリのようなストアーもあって、端午の節句の菖蒲湯を振る舞う銭湯も息づいていたのだが、今ではいずれもクローズ。散髪は駅前の980円カットに、ストアーはローソンなどのコンビニに、銭湯はシャワー付きの自宅の風呂に取って代わられ、生活基盤を共有する周辺の住民は、いつ顔を合わすでもないどこかサラッとしたコミュニティーレスな住環境となりにけり。子供が路地を駆け回って遊ぶ姿なんて見かけたためしがない。。

そんな状況に呼応するかのように、今朝のYOMIURI ONLINEに『子ども連続29年減少。今年は過去最小1694万人』と歯止めが効かない日本の少子化近況が報じられている。少し引用すると《子供の減少は29年連続。総人口(1億2739万人)に占める子供の割合も13.3%と過去最低で、36年連続で低下。。(略)。。一方、国連人口統計年鑑(07年版)で、推計時点が00年以降で人口4000万人以上の国と比較すると、総人口に占める子供の割合は、ドイツ13・6%、韓国16・8%、米国20・0%、インド35・3%などで、日本が最も低かった》。。と

今更の少子化問題だが、日本の行く末を考えるなら避けて通ることのできない骨幹の問題だろう。少子化対策に関して問われている課題は、第一に働き方の見直しとそれをサポートする仕組みの構築、第二に財源の問題と言われる。安部内閣の頃、まじめに取り組み始めたかの感がしたが短命に終わり福田、麻生政権を経て民主政権に代るめまぐるしさに、抜本的継続的な国の取組みは望むべくもなく、「子育て手当」を目玉とする鳩山政権の少子化対策も「ワークライフバランス」の具体性は弱く、はっきりしない財源論に選挙目当ての大判振る舞いと非難されてもしかたがないというもの。

戦後の日本の社会システムが何もかも限界点に達し、大きな改革が必要となっている中で、わかりよい明確なメッセージを出し、軸足の踏み換えができるかどうかが民主政権の最大の課題である。それには、なによりまず非難されることにおびえ言い訳めいたメッセージに終始する姿勢を改め、なにをやっているのか政策の大義を明らかにし、体系的に位置づけた政策への取組みをもっとわかりよくどんどん発信することが求められる。




■閑話2 Into the Wild


連休は3本、DVDで映画を観た。
Into the Wild_1.jpgもう記憶にないものも何本かあるような気がするが、今年になって観た映画をリストしてみると次のようになる。ワルキューレ/アベリルの恋/最高の人生/3時10分、決断のとき/007慰めの報償/消されたヘッドライン/DECEPTION/BURNING PLAIN/フィクサー/氷の素肌/Into the Wild

映画選びは、相変わらず事前情報無しのビデオ屋さんのラックを眺めてのインプレッション一本釣り。当たるも八卦、当たらぬも八卦、出たとこ勝負である。そんな調子で選んで観た映画の印象に残った点を書いてみると、、

「3時10分、決断のとき」と「消されたヘッドライン」ではラッセル・クローが主演。後者はストーリーがほとんど記憶にないが、前者は鮮明。とりわけグレッチェン・モルに偶然出合えて吃驚。小生をメロメロにしたジョセフ・ファインズとの共演「Forever Mine」以来の遭遇だ。「BURNING PLAIN」は2007年に最もセクシーな女性に選ばれたシャーリーズ・セロンが主演。「North Country」「告発の時」など社会派、汚れ役へも演技の幅を広げているが、彼女は「トリコロールに燃えて」のような役所が一番合っているのでは?「BURNING PLAIN」は悪くはなかった。ところで「DECEPTION」も「BURNING PLAIN」もハッピーエンドを暗示した終わり方にもう一工夫あるともっと点数がよくなるような気がするのだが、すこしあっけなく物足りない。

Into_the_Wild_2.jpgさて、圧巻は、この連休始めに観た「Into the Wild」。実際の出来事を小説化した『Into the Wild(邦題は荒野へ:集英社文庫)をショーン・ペンが10年がかりで映画化したもの。随分前に大きな話題になったようだが、小生は今頃になって出合った次第。映画評など一切の前提情報なしで接すると、時間が経っていても作品が訴えてくる何かはピュアーに伝わってきますよね。夜の1時、2時からDVDを回し始めて、ほとんど見ないで寝てしまっているなんてことしょっちゅうなのだが、この映画は目が研ぎすまされるというか、ぐんぐん引込まれて眠気など感じさせない秀作でした。

団塊おやじとてシリアスに真実の自分を探求する主人公の生き様に心動かされもしますが、同様な構成の家族を持つ一家の主として、ついつい主人公の親父さんの気持ちをおもんぱかったりもしました。死の瀬戸際に主人公が震える手で小説の行間に書き込んだ短い一節『Happiness is real when shared 幸せは分かち合ってはじめて実感できる』は主人公の苦行の末の悟りを示していたのではないでしょうか。まだ観てない方は、今からでも是非、観られることをお勧めします。
『Into the Wild』は、ほぼ一通りのことをやり終えた職業人生に一区切りつけて、向う次の人生への歩みに力強いパワーと示唆を与えてくれる作品でした。。(閑話)




■余話 Double TakeとImage framer


Hawai_Waikiki_2_1.jpg


デジカメ写真を撮っていて、景色をパノラマ風に繋いでみたいと思うことが時々あるのだが、これといったソフトを持っていなかった。この連休に、VM WareのFusionをネット購入してから時おり利用するAct2のサイトで「レジャーシーズンの思い出に一味追加。6日まで、グラフィックソフトがお得です」なる特割りセールスをやっていたので、パノラマ写真合成と写真に額をつける二つのソフトを38%引きで買って、さっそくトライしてみた。額が少し勝っているような気もするが。。




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