2010年06月20日

運命を分けたザイル2を観て

W杯サッカー対オランダ戦に
国中が湧いた昨晩だが、健闘
虚しく勝利の女神は微笑まず。
後一歩・後一本が決まらない。
気持ちを切り替え次のデンマ
ーク戦を期待しよう。なんと
しても決勝リーグに勝ち残っ
て欲しいものだ。   彡★"




閑話1 梅雨の花 紫陽花


ブログを書いて年月を重ねていると、
毎年、同じ時期に同じことを繰返しているのに気付く。
たとえば、梅雨の時期には紫陽花について書いている。
少し、My Blog忙中閑話を振返るとこんな調子である。


2010_紫陽花_1.jpg2006/06/06 京王井の頭線と紫陽花について
2006/06/08 京王井の頭線と紫陽花(その2)
2006/06/14 W杯初戦敗戦と白色の紫陽花
2006/10/22 藤村志保さんの子守唄を大切に
2007/06/23 紫陽花につれづれ想う
2008/06/29 梅雨の花 紫陽花の花言葉
2009/06/10 幻の青春スター本間千代子


2006年のエントリーの書き出しに、『梅雨の花といえば紫陽花。各地に見所がたくさんあるようだが、最近の私の見所は、混みあう通勤電車の車窓から見る紫陽花。』とある。今年もか?というとそうではなく、年月は少しずつ変化をもたらしていて、小生は4月から朝の混合う通勤電車を卒業した。わずか2ヶ月余りだが、この時期、明大前を過ぎた当りから眺めた沿線に咲く紫陽花が少し懐かしいような気がしないでもない?

それにしても、今年の梅雨は雨が少ない。東京だけか?週末も雨はなし。ならばと、早朝に愛犬を従え片手にカメラ、いつもの散歩コースをまわりながら目に入る紫陽花を撮ってみた。



2010_紫陽花_2.jpg2010_紫陽花_4.jpg2010_紫陽花_3.jpg





閑話2 映画 運命を分けたザイル2


少しご無沙汰気味のDVD映画を二本借りて観た。ノンフィクション・ドキュメンタリー系の『運命を分けたザイル』『運命を分けたザイル2』。これにするかと手にとった題名が「2」なので「1」もあるだろうと検索してもらい合わせて二本。「1」は2005年の作品。「2」はDVD的には今年5月の新作。前回の『Into the wild』と併せて少しノンフィクション系に傾倒中か?

一作目は、1985年、英国の若きクライマー、ジョー・シンプソンとサイモン・イエーツがペルーアンデス山脈の未踏峰難関シウラ・グランデ峰(6600m)に挑み、登頂成功後の下山途中の遭難から奇跡の帰還をする過程を描いた作品。

骨折し宙づりになりザイルを切られクレバスに落下しても命を取り留め、しかも、そこから片足でクレバスを這い上がり、痛みに耐えながら自由にならない足でキャンプまで這って下りてくる不屈の精神力と持ちこたえた体力と仲間がキャンプに止まっていた幸運と。。生への様々な可能性をかけ算すると確率はほぼ0でないかと思える奇跡の生還。

時を経た二人がその場を直接、正直に回顧する形で物語が進む。逆の立場なら自分もザイルを切るとは言え、実際に切られ(=死へ突き落とされ)た本人が切った相手を責めないだけでなく、社会の相棒への非難を弁護し続ける心は正にクライマーの鏡・伝説のクライマーなんでしょうね。

ところで「」は、同じジョー・シンプソンが幼い頃から憧れ尊敬する伝説の登山家トニー・クルツのアイガー北壁での遭難死を描いたもの。クルツ遭難死のルートを直接辿りながら自身のシウラ・グランデに重ねながらクルツ最期の謎を追っている。

救助隊まであと十数メートルまで下りてきて、継ぎ足したザイルの結び目がカラビナを抜けない。無情なザイル。上へも下へも動けない。ジョーは殊更荒立てないで遭難の要因を克明に検証し言い表しているようにも思える。あと十数メートル。頑張れというしかない救助隊。助けてくれと叫ぶクルツ。後年、アイガー北壁最大の悲劇と呼ばれる。

見終えて、トニー・クルツをググってみると、なんとクルツの遭難を扱った『アイガー北壁』が今年3月くらいに封切られているではないか。こういった何でもないような連鎖が面白い。一気に観たいところだが、レンタルDVDは夏過ぎか。少し間があくが忘れずに見たい一本になった。。(閑話)


関連情報
 ▼運命を分けたザイル(Official Site)
 ▼運命を分けたザイル2(Official Site)
 ▼アイガー北壁(Official Site)
 ▼アイガー(Wikipedia)
 ▼シウラ・グランデ(livedoor andino11さんの写真)




閑話3 贈り物


Camera_bug_1.jpgtamracのカメラバッグをもらった。『お仕事お疲れさまでした!』を添えた子供たちからの贈り物だ。子どもたちの一言は何にも増して嬉しいね。ところで、tamracはカメラ通が使うバッグとか。レンズは4、5本入りそうだが、小生はズーム一本。これではバッグが余りにも勝ってしまうというもの??「なに言ってんの!ケチケチせずに買い揃えなよ!買い揃えてあちこち行って好きなもの一杯撮ってきなよ!2nd-Stage楽しみなよ!」とバッグをして語っているのかな。T&A,T,N. Thanks sincerely.




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2010年06月12日

佐伯泰英『密命23巻 仇敵』

12日週末土曜
暦の上で11日は「入梅」だったが
日本南岸に停滞した梅雨前線は北上
せず例年より梅雨入りが遅れている。
おかげさまでじめじめした雨もなく
窓から入る爽やかな風にワーキング
・フリーになった身の開放感を感じ
つつ、さてさてどうしたものかと、
つれづれなるままに日くらしPCに
むかひて心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく書きつくれば、ただ
ただあやしうこそものぐるほしけれ?




閑話1 佐伯泰英 仇敵 密命・決戦前夜(第23巻)


密命第23巻_1.jpg待つこと半年。密命23巻・仇敵が11日に発売された。前回、密命ファンにとっての待ち遠しさを「来た、見た、勝った」がカエサルなら、さしずめ今日の小生は「出た、見た、買った」と例えた。待つ身の半年は長いが、それだけに楽しみも大きい。

この間に、同氏の数ある時代小説シリーズは次々と出版されていて読むにことかかないのだが、小生は密命一筋(最近は待つ間が長過ぎ途中で交替寄合伊那衆異聞を読んでいるが)なのだ。そんなことで、この半年は合間に伊那衆異聞『謁見』を読み、NHKの正月番組で放送された『“職人小説家 〜「陽炎の辻」・佐伯泰英〜』をNHKオンデマンドで再観し、密命23巻の刊行を待ち焦がれていた。

交代寄伊那衆異聞_謁見_1.jpgさて、その密命だが、まだ20頁くらいしか読んでないのだが、さーと見るに、陸奥での修行を終えた清之助と惣三郎+神保桂治郎は、帯の如く迫り来る剣術大試合を前にして「一路、江戸へ」が23巻・仇敵の舞台のようだ。清之助の帰路は優等生らしく武者修行の終わりを報告するのが礼儀と剣の師・米津勘兵衛が眠る鹿島へ。一方、惣三郎と桂次郎は江戸を飛び越し尾張の柳生道場に現れる。

過去の怨念に燃える仇敵を前に惣三郎曰く「虚心坦懐に申す。上覧大試合で再び覇者たらんと考える尾張柳生とこの金杉惣三郎が互いに手助けし合えば、必ずや上様の剣者金杉清之助を倒せると確信致す。怨念を超えてこの一条でわれらが手を結び合えるかどうか、お考え頂きたい」と。

密命も諸国武者修行を通じて成長著しい圧倒的優等生・清之助を前に、父親でもある惣三郎が実息を凌駕し打ち負かす剣士を育てんと神保桂次郎の育成に取り組み始めた頃から少し趣きを異にしてきているが、当代随一の剣客惣三郎をして武士の魂を忘我したような振る舞いをとらせてまでして、はてさて密命はどこへ向うのだろうか。(面白くなってきた)

その先は著者のみぞ知るところ。否、今はまだないのかも知れない。《外は霜夜。森閑として音もない。女の手から針が落ちて糸がしゅるしゅると穴を滑り、筵に落ちた音さえ聞き分けられる静寂を感じ》つつ未明に著者が打つキーボードから宇宙を両断する如くに凡人には予期できない展開を生み出してくれるのであろう。。既に23巻を通り越してその先が心待ちとなる密命ファンの閑話・閑話。




閑話2 スターバックス2話


4月13日の「喫茶店の日」に因んで『高速の店舗拡大進むスタバ』なるエントリーをアップした。ちょうど、3月末に東名ー名神ー淡路高速ー四国自動車道を走った際に立ち寄った高速スタバ店をネタに使用したものだ。それから2ヶ月後の先週末、久しぶりに箱根へ行ってきた。

AsigaraSA_Old_Starbucks_2.jpg日曜夕方の東名帰路は事故も重なりひどい渋滞。御殿場でのって直ぐだが早めのトイレ休憩とばかしに、足柄SAに入るとサービスエリアのリニューアル工事が目に入る。1/3くらいが工事中。ふと気付くと、エコハウス型のスタバがない。ない。高速スタバ1号店として06年10月6日開店以来、東名を走る際は、なにかと利用している小生には少しがっかり。どうもリニューアル工事に関連して撤去されたもよう。

AsigaraSA_New_Starbucks.jpg折角なので既にリニューアルオープンされている向って左端側(4月28日オープン第一期工事分)に入ってみると店内は間取りも広く明るい感じ。そんな店内の端っこにスタバが移転オープンしているのに気がついた。東名の大きなSAではリニューアル工事が目につくがエコ型の個別店舗型は、今後、サービスエリアのリニューアルに伴い一体型に変わって行くことを予兆しているのでしょうか?そんなスタバ新店舗を携帯でスナップ。

Starbucks_Discoveries_1.jpg今年の4月初旬から発売されたスターバックス・ディスカバリーズ。スタバのお店が近くに無い方や仕事が忙しくて出かけられない方にも、本当に美味しいコーヒーを飲んでもらいたい。そんな思いから生まれたのがディスカバリーズとか。そう聞きゃ一通り味合わってみようというもの。好奇心よろしく一通り「出た、見た、買った、飲んでみた」缶コーヒーを買うということはまずないが、これならコンビニで手にとりそうですね。


■関連情報
 ▼足柄SA上り線リニューアル情報(NEXCO中日本)
 ▼スターバックス・ディスカバリーズ(スタバHP)



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2010年06月05日

日本を殺すスキャンダル狂い

鳩山内閣262日
歴代内閣の中で5番目の短命
新しい政治の体現者として登場した
当初の颯爽とした姿は消え失せ汚れ
傷つき泥沼に落ち再び飛び立とうと
もがき羽ばたくも救世主もその力も
既になく自らの最後を悟り辞任した。
政治家としての力量不足と言えばそ
れまでだが奇妙な政・党分離も政権
運営の足枷となったろう。その意味
でダブルトップ辞任は民主を選んだ
国民への鳩山首相乾坤一擲の贈物か?





まるで回転ドア、日本を後退させる頻繁な首相交代劇(AFPBBNews)




鳩山辞任:リーダー不在の日本(JBPress)




■日本を殺すスキャンダル狂い(Newsweek6/2号引用)


Newsweek_20100602_1.jpgiPad特集に溢れるNewsweekの一隅に横田孝(Newsweek記者)氏の「日本政治の真の問題はリーダーシップの欠如ではなく、仔細な醜聞に熱狂する社会だ」なる掲題の記事が目についた。少し参照させて頂くと。。

《クリントン元米大統領は、政治資金疑惑やセックススキャンダルを乗り越え、2期目を終える頃の支持率は66%に達していた。フランスのサルコジ大統領は、就任早々に派手な離婚劇を演じたものの今も健在。イタリアのベルルスコーに首相は、カネやセックス絡みの醜聞が次々と浮上するも無傷だ。だが、日本は違う。この国では、どんな小さなスキャンダルも癌のように肥大化し、政治家の政治生命を奪うまで進行し続ける。》

世界第2位の経済大国に、なぜ冴えない短命な政治指導者しかいないのか?

記者は、この国の政治スキャンダルに対する病的なまでに執着する風潮を極端過ぎるとし、政治の最大の関心事がスキャンダルになり、肝心な国家的問題を解決する為の政策は二の次になっていると指摘する。清潔至上主義で政治家を片っ端から糾弾し失脚させることが日本にとって本当に得策なのか、考えるべき時期に来ている。。と


本屋の書棚でちらっと手にとった鈴木孝夫『日本人はなぜ日本を愛せないのか』にその精神構造?を記していたように思うが、記者にも殊更にその肥大化が問題として映るのであろう。最近の新書版で「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」と問うたのが「人間の器量(福田和也)」だが、大人物がいなくなったのではなく、人が人を許容することができなくなったと言う。

そのでんで言えば、政治家だけでなく国民側にも同等以上の問題があるのかもしれない。そんな一般国民をひたすら煽るのがメディア。鳩山政権発足以来「カネと政治」問題を検察と共同戦線をはったかの様な非難追求報道を続けてきたメディアは、果たして「勝利宣言」を書くのだろうか。読売新聞やみのもんたの朝のTV番組などは、フラッシュバックよろしく国民の脳裏にステレオタイプな負のイメージを刷り込むことに極めて大きな役割を果たしているように見える。海外系AFPBBNewsやNewsweekの記者/記事の方が、よほど日本の政治を心配しているのだから、日本メディアはかなり狂っているのではないか?

もっとも民主政権も何をしていたのか!政策の本質をもっと分かりよく国民に発信すべきところを「詫びる謝る」そんな鳩山首相の言葉しか聞こえてこなかった。その意味で鳩山の女房役であった平野官房長官は最悪だった。いつも貧乏神のような陰鬱な顔をして登場し、グともつかぬ凡庸なことを内閣スポークスマンとして話すものだから、そこに新しい政治の匂いの欠片もなければ情報の発信もなかった。そんな女房役を選ぶ鳩山首相にも政治家としての資質に限度があったのかもしれない。

昨日のTV都知事定例会見で「上海万博で国旗を掲げない国の問題を君たちメディアはもっと追求しろ。第4の権力なんだろう。しっかりしろ」と慎太郎節が炸裂していたが、同様にとは言わないまでも、もっと新政権の主体的な発信が必要ではないか?




日本人へ リーダー篇(文春新書:塩野七生著)


日本人へ_1.jpgこういった時になると登場するのが「ローマ人の物語」の著者で知られる塩野七生。たしか福田首相の辞任の時には、帯に「国家はいかに興り、いかに滅ぶか」と記した『ローマから日本が見える』(集英社文庫)を出していた。そして、今回の政変には文春新書から『日本人へ リーダー篇』をぶつけてきた。

危機的な日本の政情を前にして前書では「国民がリーダー志願者に仕事を任せることを嫌ってしまえば、どうやっても本物のリーダーは出てこない。まずは思う存分に仕事をさせてみて、駄目ならクビにしてしまう。国民もそれくらいの気構えが必要」と説いていたが、『日本人へ』では「三世紀のローマの危機を引いて、危機の打開に妙薬なし。誰がやってもやるべきことは同じ。継続は力なり。政策の継続性しか危機を打開する道はないと」と記している。

日本人へ_国家と歴史篇_1.jpg面白いのは「NHKスペシャル」のここ十年間の経済番組の総集編をつくれば最初の頃のタイトルは「日本の再建をどう進めるか」であったものが十年目には悲痛な「待ったなし、経済再建」となる。変ったのはタイトルの悲痛度のみでテーマは勿論、出席者の顔ぶれも同じ。やらねばならないことは出つくしたはずで、残るは「やりつづける」だけと言う。


氏の警鐘に逆行し安部・福田・麻生・鳩山と4年以内に4人も交代する危機的状況に、さすがにのんぽりてぃかるなぐーたらおやじをしても暗澹となるというものだが、小生は塩野さん的にもう一度、管さんに託して待ってみたい。。(閑話)



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 ▼ MEDITERRANEO (塩野七生の世界)




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posted by 不惑永遠 at 09:16| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする