2010年11月30日

当てが外れた山東省美術館

11月も最終日
早いもので済南暮らしも3ヶ月になる。
緑があふれていたキャンパスも木々
が葉を散らしすっかり冬モードに変化。


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■閑話1 祝ぴかぴか(新しい)結婚2周年


20100913_11_1FS.jpg昨年の今頃は長男の結婚式でハワイにいた。陽光ふりそそぐハワイと比べて今年の冬は趣を大きく異とする。そんな中、思いついたが吉日とばかしに結婚1周年のお祝いメールを早めに送ったところ、「おとうさん、結婚2周年目ですよ」と返事がきた。ナニ?ナニ??2周年???「籍を入れたのが2年前、結婚式が1年前。結婚式が印象的だったので皆な1周年と勘違いしているんですよ。。」とケアまでつけてくれている。ぼけ?No!いいかげん?No!アバウト?Yesかも?いいかげんとアバウトは違うからね。今日出るのかな? Have a nice trip!

もう一つ結婚の話。こちらに来てはじめて結婚の披露宴に行ってきた。新婦は同じ事務所の先生。2週間前に故郷で結婚式を。今日はこちらで学校関係者や友人、知人を招いての披露宴。どんな服装で行くのか予め確認すると普段着でよいと。ならば一番気軽な背広にタイしていったが、これが新郎を除くと一人で少し浮いていた。テーブルがどうなっているかも興味深かったが、8人がけの丸いテーブルが収まった個室に参加者がそれぞれ別れて座り歓談飲食することに。途中、新郎新婦があいさつに来た以外は部屋間の行き来もなく、それよりなにより1時間もしないうちに学校からバスできた参加者は午後の授業のために引き返すと言う。さすが中華料理といったものが次々出てきたが、ゆっくり食べる間もなくもと来たバスに乗って引き返すことに。どうしてそんな慌しいことをするのか?と聞いてみると休日を披露宴でつぶすよりは短くても平日の昼休みを利用するほうが好まれるとか。なんともあっさりしていて少し拍子抜けしたが、それが披露と祝福の形としてマッチしていると言うのだから考え方は現実的。新郎新婦はどの国も同じで実ににこにこ晴れやかで喜びに満ちていた。congratulation!



■閑話2 山東省美術館へ


IMG_0528_1F.jpg済南市と美術館でググルと山東省美術館がトップに出てくるので、リンクをたどってみるが地理案内程度の情報しかない。常設の展示品など分かれば行く行かないの判断になるのだが、これでまだ見ぬ何かを期待するなら行くしかない。ということで土曜午後、市街地へ出た足で予め確認しておいた地図に従い歩く・歩くを実行。ほぼ想定どおりの距離・時間でこれと思しき塀囲いに行き着く。やっているのかやっていないのかよく分からない。人も皆無。チケット売り場も見当たらないので、門の脇の狭く開いた入り口から中へ。入って右奥の建物がそれと思しいが、どうもウン?と言う感じ。省というので県美術館程度を想定していたら大違い。外観は失礼ながら古くて小さく期待を抱かさない。それでも何か貴重物があるのではと玄関を入ると入り口脇で4人の男性がカードに熱中していて見向きもしない。華々しく花が並べられていて個展が開かれているだけ。常設物もなければ2階も1階の半分もクローズ。ギャッ!やられた!しまった!は先に立たず。しかたないので個展を見てささと出ることに。見事なまでの肩透かし。完全に期待が外れてしまった。古代でも現代でもよい、これが中国(済南)というものを見ておきたいのだが、これでは予めの事前確認が欠かせそうにない。

済南老街巷_2S.jpgすっかりあてが外れた後はこの際なのでウォーキング。経十路まで北進すると道路を隔てて左向こう側に行けば千佛山公園、右向こう側が泉城公園。小生は右に折れて経十路沿いを省体育館に向け歩く・歩く。そこに日本食レストランがあるので3ヶ月無事経過のご褒美とばかりにたらふく食ってやろうと歩く。たどり着いて店に入るとこれがなんと準備中。開店は5時20分と来た。まだ1時間半近くあるではないか。どこまでもどじで間抜けな1日になるのか。こんちくしょーなので体育館を越した先にある英雄山文化市場まで足を伸ばして時間をつぶすことに。骨董品の露天販売のようなものを眺めながら、ふと目に入った書籍『済南老街巷』を購入。近代化にそって消え行く古い街のたたずまいを古い写真や古書資料など交えて網羅的に考察記述しているような。今日の収穫かな?

IMG_7505_2FS.jpgそうもするうちに5時近くになってきたので市場出口近くで1枚10元で売っていた音楽のコピーCDを若いお姉さんに「最新のヒット曲特集があれば1枚選んで」と言ってなんだかよく分からない1枚を購入し、いざいざ日本料理屋へ。一番乗りかと思ったが既に何組も入っている。あれこれ選ぶのが面倒なのでお特用200元食べ飲み放題にして、握り鮨と刺身とえび、あわびなど中心にビール1本、熱燗3合ほど飲む。郷に入っては郷に従えでうまいうまいと食べるのが(コツ=骨=ホネ:どちらも真)。文句を言えばきりがない。日ごろの難儀な食事に比べれば上々。たまには苦労をかけている胃を労ってやらないことには。どじな1日の最後だけ少し「我がを得たり」かな???(閑話)



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2010年11月22日

白い太陽と飲料水と紹興酒

前略



■閑話1 白い太陽


White_Sun_1FS.jpg風が吹く毎に寒さが増してくるような気がする。と同時に、この風はとんでもない大気の汚れを運んでくる。昨日と打って変わり今日は大気が泥色に汚れて遠くがかすんで見える。普通の姿勢で水平線が見える位置から頭を起こしながら真上まで連続で遠く空を見つめてゆくと、水平線の辺りが一番汚れていて真上に向けて汚れの度合いが減少してくる。当然と言えば当然だが、雲もなく青空でよいはずが、大気汚染色とでも呼ぼうかそんな汚れ色をしている。仰角60度くらいで頭を30度くらい左に振ると、そこには太陽が弱弱しく輝いている。直視できる太陽とはこれいかに?太陽光のフィルタリング遮光がそこまで強い大気の汚れということか?汚れた大気を透かして太陽の中心部だけがかろうじて白く弱弱しく輝いている。なんだか『白い太陽』と呼びたくなる光景である。

ここに来て2ヵ月半になるが、この国の大気汚染はおそらく解決することがない悠久の課題なんだろうと思えてくる。街が近代化され高層ビル化しても、石炭を燃やす煙など対処できたとしても、広大な国土に広がる西の砂漠、荒涼化が進む高原地域や広大な農地などから巻き上がる砂塵・埃などを減らすことは不可能ではと?「自然が生み出す汚染はいかんともしがたい。自然に抗って勝てるわけがない」ととっくの昔に悟っていて、この自然を悠々と受容し伴に生きているのではないだろうか?そうでなきゃ、おいおい何とかしてくれよこの部屋の埃。掃いても掃いても部屋の埃は尽きることがない。どこからこの埃が出てくるのかと推察するにやはり空気しか考えられない。気流が静かな部屋では空気に混じった埃が静かに刻一刻沈下して床に溜まるのだろう。受容は無意識化が一番楽だが、たとえば砂漠の民族衣装(ブブー?)のように悠久の時の流れと伴に生み出した何か生活の知恵があると思うのだが?にわか外来者には埃が見えてもまだそこが見えない。時として見惚れる大きな真赤な夕日もあれば、弱弱しい白い太陽もありで実に多様な側面を併せ持つ。。



■閑話2 飲料水


飲用水_18L.jpg今朝起きると飲料水が切れていた。部屋には勿論水道が備わっているが、飲料には適さないらしく写真の温水と冷水が利用できる給水装置(正確には?)に18Lの飲料水ボトルを逆さまに取り付けて飲用します。このボトルの水が切れていたのですね。買出しは距離的に一番近い学食の地下スーパーへ。中身の飲料水が5元でボトル代が5元。あわせて10元払うとボトルを返却した際に5元キャッシュバックされる券を手渡されます。

ところで、この飲料水代は東京の水道代と比べて高いのか低いのか?疑問が湧いたので、生活知恵袋の水道代計算方法を参照してみると、ケースによって異なるが1Lが0.1円台になっている。一方、ボトルは5元/18L(75円:以下1元=15円とする)だから2.34円/L。600mLのミネラルウオーター1元(25円/L)と比較すれば格安だが、日本の水道水に比べて18倍の高さとなる。一方、2Lのペプシコーラが9元でL当り4.5元(67.5円)、上述したミネラルウオーターともに大よそ日本の価格の1/4だから、日本の水道水がいかに清潔でその上安いかというこにもなる。

そんなことしながら、ついでにと「○国の水道水事情」でググッた記事に衝撃情報が。飲んではまずいことは10年前の初めての上海出張で即下痢をおこしたことで周知だし、当然気もつけてもいるが、ここまで書かれると食器を水道水で洗っていることが気になりだした。健康だけが資本のばかおやじには何はともあれ君子危うきに近寄らずを実践しないことには。。ということで即軌道修正。

ちなみに、大きなやかんに水道水を一杯入れて煮沸する状況と放置した後を観察してみると、沸騰前の湯面には白い幕のようなものが浮き上がってきて、沸騰しはじめると再度、湯の中に混じって見えなくなります。少し時間が経って冷たくなったお湯を捨てたやかんの底と内面には、おーNo!おびただしい白い粉が沈積していました。この上に細菌がどうのこうのと言われると、口周りにはもう使う気がしないですね。

洗濯物はこれまで黄ばんだりすることもなく真っ白に仕上がっていたのが一昨日、突如、黄ばんだので再度、洗濯しなおしてみても変わらなかった。こちらもやはり影響があるのかな。。まーこちらは体に直接的でないのでさておいても、口まわりの飲料水だけは気をつけないと。軟水の国から来た軟弱なやつになってはたまりませんからね。



■閑話3 紹興酒(老酒)

很少・孔子林?
IMG_0517_2.jpg一昨晩、近くのレストランで学生5人と食事をした。大皿にもった料理を5皿にビール4本、しめて100元弱(1元13円として1300円弱)ほんとに安い。東京で帰りに若い子と二人で飲んでも5000円を下ることはなかったな。。そんなことで、さまざまに食事をしても東京ほど財布の中身が痛むことが無いのが大助かりである。最初のうちは日本語で話そうと努力するが、徐々に場が進んでくるともうおかまいなしの中国語。皆な19歳〜20歳だから年齢差はトリプル。おやじだからいやということもなく実に楽しくその場を過ごす。なんだか楽しそうな会話を見聞きしながら飲むお酒もまた格別である。

ところで、お酒だが寒くなってきたので熱燗ならぬ熱い紹興酒を飲みたいのだが、この地の料理屋には紹興酒をおいてないようだ。あるのは白酒。不思議なので、お酒も売っている行きつけのスーパー(雑貨屋さん)の親父さんに尋ねてみた。この親父さん一見するととても怖い顔つきをしているが、話すと面白い親父さんで、店に入ると「ハーロー」と言いながら出てきて次に「泰山に登れ、登ったか?日本の富士山と同じだぞ」と毎回南の空を指差して繰り返す。余り聞き取れないのだが一生懸命話を聞いて意味不通会話を重ねていると、いつの間にか俺とお前は朋友ということになった。。話がそれた。その紹興酒だが親父さん曰く「お店に入荷できない」という。流通の問題なのか制度の問題なのかそこまでは分からなかったが、輸出して国内に流通しないというのもおかしいしね。これももう少し聞いてみるが、要は「風吹いて 熱燗恋し 冬来る」なのである。。(閑話)



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2010年11月15日

泉城広場の歴史人物長廊

立冬を過ぎた12日朝、恐ろしく空が汚れ風強し。
昨日までの青空やいずこ?



■閑話1 冬は猛烈な大気汚染とともに


20101114_1.jpg空一面がよどんだ土黄色。一晩で様相を変える様がすごい。こんなに汚い大気は我が人生で初めてか。止めた車のガラスは中が見えないほどに埃が堆積している。黄砂などと日本で騒ぐがこうして見ると可愛いもので目の前の現実は聞きしに勝る。地元ニュースによれば空気汚染指数は320重度汚染。原因は西のモンゴル一帯で発生した冷たい風が運んで来る砂埃に更に強風が各地で巻き上げた埃が混じったものとか。さすがのネイティブにもマスクの着用が目立つ。。そんなことで、一日の最高気温もこの風と伴に5度くらい低下し木々の葉は一晩で吹き飛んだ。済南もいよいよ冬入りもよう。。



■閑話2 ふと自分に回帰


そんな週末土曜の午後、買い物がてらに散策をかねて市街地へ。混み合う人ごみの中をなんだか懸命に歩いている自分に、ふと自分の足に自分の重みを感じながらいつものようにゆったりペースで歩ける自分を感じた。これこれ、これだよ、これ!そうでなくとも元来が落ち着きのない小生のこととて、これまではどこか一種の興奮状態or緊張状態だったのかもしれない。不思議なもので周囲もよく見えてくる。いわゆる地に足がつかない状況を脱皮し普段の自然体を取り戻した瞬間のような気がした。大気の汚染重くともわが気軽やかに晴天なり。



■閑話3 泉城広場の歴史人物長廊


広場と言うのはどうも退屈で余り行ったことがないのだが、丁度、その広場の下に中高級品を揃えたお店がたくさん入っていると聞いていたので、暮れるに早い冬の日、時間も余りないので一石二鳥を狙って市の中心にある泉城広場へ足を運んでみた。行きがけで広場の西側から入ると、そこが歴史人物長廊になっている。言い方を変えるなら広場の西端に歴史人物長廊があるとも言える。そして、湾曲した長廊が抱え込むように、その前に大きな噴水がある。運よく噴水が舞っていて多くの人だかりができていたが、見るならネオンが彩る夏の夜などがいいのかもしれない。


SINAN_QUANCHENG_PARK_6.jpg  SINAN_QUANCHENG_PARK_4.jpg  SINAN_QUANCHENG_PARK_5.jpg


さて、どう見るかだが、全体の構成を知るには俯瞰が一番。どこか上から眺めることができる高い場所がないかと見回すが、この公園はどこまでもフラットに東西に長い。あがれる場所は歴史人物長廊の上階くらい。高くは無いが、それでもなんとか見渡すことができた。広場を取り囲む高層ビルに済南が山東省の省都であることが見て取れる。黄河河口に位置する済南は黄河の豊富な水が湧き出る街で、その湧き出す泉が市のシンボルでもあり、よく知られた黒虎泉や趵突泉など隣接する形で広場が作られている。いわば、広場は市のシンボルであり、市民の憩いの場であり、観光スポットでもあるのだろう。


SINAN_QUANCHENG_PARK_11.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_7.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_12.jpg



しばし公園のつくりを見た後、1階の歴史人物長廊へ


SINAN_QUANCHENG_PARK_1.jpgこの長廊には、齊魯の文化と黄河流域の文化を代表する12人の歴史的人物が、はるか遠くて深い齊魯の文化の淵源とその流れを辿れるようにと歴史の順に並べられている。ブロンズの彫塑は台座を入れると高さが3m近い大きなもので見物人が手で触れる辺りがピカピカ金色に輝いている。12人は、数十人の齊魯の有名人の中から選ばれた思想家、政治家、教育家、軍事家、文学者、書家、農学家などでこの国の歴史文化に対して多大な功績と重要な役割を果たした以下の人物からなっている。

  大舜 BC20世紀頃に活躍した夏の有名な君主、治水で世に名を知られる。
  管仲 齊の明相、齊の桓公を春秋5覇の首とすべく補佐した。(←?です)
  孔丘(孔子) 有名な思想家、文学歴史学者、教育家、学校教育の創始者で万世の師。
  孙武(孫子) 戦国時代の有名な軍事家、著書に《孫子兵法》あり。
  墨翟(墨子) 春秋時代の墨家(思想)創始者。
  孟軻(孟子) 孔子後の儒家思想の代表的人物で、儒家思想の実践者。
  诸葛亮(諸葛孔明) 三国時代(蜀)の有名な軍事の策略家、劉備を補佐した。
  王羲之 晋の有名な書家、後世に"本の聖人"と称せられる。
  贾思勰 宋の有名な農学家、著書に《齊民要術》あり。
  李清照 宋の有名な女性の詩人。
  戚継光 明の名将で倭寇に抵抗して反撃を加えた民族的英雄。
  蒲松齢 清の文学者、古代の有名な小説《聊齋志異》の作者。

SINAN_QUANCHENG_PARK_8.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_9.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_13.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_10.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_14.jpg


SINAN_QUANCHENG_PARK_3.jpgまた、回廊の南北の両端と支柱の基部には一般によく知られた14の歴史的物語(东方曙光、舜耕历山、伯禽治鲁、太公封齐、管仲霸齐、晏婴谏君、孔子讲学、子贡货殖、孙子兵法、稷下争鸣、孟子游说、鲁班学艺、扁鹊行医、邹衍辩论)で構成される『聖人の史跡図』なるレリーフが飾られている。ただ、どうなんだろう、基本的な配置の問題かもしれない。彫塑に気がとられてレリーフの存在に気が付かない人がほとんどの感じがした。


いつものように駆け足見学


台座の説明に1箇所だけJapanが登場するものがあった。回廊自体が新しくてこの国の遠大な歴史に相応しているとは言えないが、山東省・済南になじみの深い歴史的人物を入り口にして、せめて滞在期間中くらいは少しこの地の歴史を旅する(かなり?)のもよいかもしれない。。(閑話)



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2010年11月08日

国連の「豊かさ指数」日本11位

秋と言うには遅すぎて冬本番にはまだ遠い
そんな狭間の穏やかな秋日和のキャンパス
をいつもと少し趣の違う風に落ち葉が舞い
駆け抜けて行く。風とともに冬たちにけり
かな?

Autum_in_Campus_1S.jpg



■閑話1 中国の入冬時間分布図


中国入冬時間分布図_1.jpgそんなことで、
ネットで中国の立冬の状況を少しググッてみると左の図がみつかった。広い国土の地理的条件を踏まえた大よその冬到来状況がなるほどほど。北京や唐山は真冬モードとメールが来てもそう遠く離れてもないここは暖かいけどね?と地理感のなさゆえの半信半疑が少し解決されるような気がする。いずれにしてもこの国は縦にも横にも長く広い。



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宿舎前の木々の色合いの変化(9月→11月)



■閑話2 冬ならぬ2ヶ月たって。。使えるモノ使えないモノ


今に思えばの話。出張では数え切れないほどここには来ていたが長期滞在は始めて。その上に足を痛めて準備がままならず直前に少しあたふたとしたせい?もあったか?あれこれと日常生活に必要なものをリスティングして準備して持ってきたものの中で目下一番役立つ愛いなモノ、逆に役立たない当て外れなモノあれこれ。。

【役立っているモノ】
 1.携帯パソコン(Panasonic LeT's note)
 2.髭剃りと替刃(Sick Quatoroと替刃)
 3.髭トリマー(Panasonic ER2403P)
 4.整髪用ワックス(GATSBY MOVING RUBBER Grunge Mat)
 5.電子辞書(CASIO EX-Word XD-A7300)
 6.デジカメ(CANON IXY)
 7.ディーバッグ付きキャリングケース(Eagle Creek)
 8.メール(Gmail)
 9.カード(三井住友銀聨カード)
 10.デジタル雑誌(Fujisan.co.jpデジタル雑誌)

【役立ってないモノ/不要なモノ】
 1.赴任前中国語特訓集中講座
 2.電圧変換機
 3.電源コネクターセット
 4.いい背広にいいワイシャツ&ネクタイ


こんな感じかな?役に立つものNo.1はやはりパソコンとインターネット。仕事面でのさまざまなデータにネットを通じた広範なコミュニケーション。時空を隔てた共存環境は東京の自宅に居るのと一見変わりがないような錯覚すら感じさせることも。さまざまなデータの蓄積はお金に換算できない私なりの価値の蓄積。髪・髭は直毛にして剛毛。癖のないのがクセモノで整髪では手に負えない代物。なんとかワックスで調教しているが、こちらではワックスなど男性用整髪材をほとんど見かけない。80g入り1個で2ヶ月。現在3個あるので半年先まで確保。そうそう、そんなことで実はドライヤーが整髪で一番活躍しているのだが、あえて入れなかったのは海外用ドライヤーを買って持ってくる必要がなかったから。現地の電圧に応じた安いものが一杯売られています。ましてや常用のドライヤーに電圧変換機を噛まして持っていこうなんてやめた方が良い。もっとも発熱機器用の電圧変換機を探すところで重くて高価に直面し海外向けドライヤーを買おうに考え直すと思いますが。

次は電子辞書。独りで出かける時は必需品。日常の単純な目的指向の会話なら単語一つで用をなすことがたいてい可能です。要は相手に考えさせてこちらの必要とする答えを見つけさせればよいのであって、そのキーワードを瞬間的に探し出すのに電子辞書は必携。今のところ拒否されたり嫌な顔をされたりましてや文句を言われたことはなく目的を達してはいる。が、やはりすらすらになりたいもんだ。請うご期待1年後。デジカメもあらゆる記録をとるために必携必需品。一眼レフと普通のデジカメを持ってきたが、もっぱらIXYを利用。一眼レフは持ち運びが面倒だし、これみよがしに目立つ持ち運びはこの環境ではできるだけ避けたほうが良いように思う。ほんとに必要とするときのみ利用で十分。

メールはGmailとMobilmeとOutlookの三つを使っているがMobilemeは遅くて使えない。デジタル雑誌はNewsweekやF1速報に週間ダイアモンドなどの特集号を購読しているが海外滞在者向けには大変フィッタブルな提供方法だと思う。三井住友の銀聨カードは余り使わないことにしているが国内の預金口座に直結しているので安心と金銭的ゆとり感を持つことが出来る。そうそうEagle Creakの機内持ち込み可能サイズの3way用途なキャリングバッグも当たっていた。着脱可能なディーバッグをもっぱら利用しているが本当は本体側をバックパックにしてこちらの国内を歩き回りたいのだが、はてさてその時間がどこまで作り出すことができるか今後のお楽しみ課題である。

逆に使えなかったものNo.1は、にわか勉強の中国語特訓講座。成果が0と言うわけでもないし自己啓発投資だからよいのだが、それにしてもこちらにくると如何に高価な投資であったかと悔やまれる。その金があれば同じ学習でも他の事でもかなり買い手市場な無茶ができたな〜といささか後悔の念あり。
。。。と言うことで、結論を言えば長男の指摘「出来る限り持って行かない。現地調達が原則でしょう」が的を得ていました。



■閑話3 国連の「国の豊かさ指数」日本は11位 世界一はノルウェー



HDI総合順位はノルウェーが世界一で日本はドイツにつぐ11位となっている。ここで、Newsweek誌が先の9月1日号で発表した「成長力&幸福度世界国別ランキング100」に従って「人口の多い国編」でフィルターをかけてみると日本はアメリカ、ドイツに次いで堂々の3位となる。更に遊びでNewsweekと国連のランキングを「人口の多い国編」でフィルターして単純に二つの平均ランキングを見てみると日本は米国についで2位となる。ドイツには僅差(0.5)上回る。よその国のジャーナリズムや国連様がそう評価してくれるのだから立派なものじゃないか。もっともっと地震(ちがう自信)を持って、遅きに失したとはいえ今からでも20年30年先の栄えある国家基盤を再構築してほしいものだ。幹朽ちて枝栄える日本では困るのですよ。。(閑話)

【国連HDIトップ20】               【Newsweek幸福度トップ10】   【二つの平均】
  (総合)    (人口の多い国編)    (総合)    (人口の多い国編) (同多い国編)
1位 ノルウェー     1位 米国     1位 フィンランド  1位 日本    1位 米国    
2位 オーストラリア   2位 ドイツ    2位 スイス     2位 アメリカ   2位 日本 
3位 米国        3位 日本      3位 スェーデン   3位 ドイツ   3位 ドイツ
4位 アイルランド    4位 フランス   4位 オーストラリア 4位 イギリス 4位 フランス
5位 リヒテンシュタイン 5位 イタリア   5位 ルクセンブルク 5位 フランス 5位 イギリス
7位 オランダ      6位 イギリス   6位 ノルウエイ    6位 イタリア 6位 イタリア
8位 カナダ                    7位 カナダ     7位 メキシコ 
9位 スェーデン                  8位 オランダ    8位 ブラジル
10位 ドイツ                    9位 日本      9位 ロシア 
11位 日本                     10位 デンマーク   10位 トルコ
12位 韓国
13位 スイス
14位 フランス
15位 イスラエル
16位 フィンランド
17位 アイスランド
18位 ベルギー
19位 デンマーク
20位 スペイン


■関連情報
 ▼ 「人間開発」とは(国連開発計画・東京事務所)
 ▼Human Development Reports(HDR)(UNDP)
 ▼成長力&幸福度世界ランキング100(My Blog)
 ▼立冬の日の愛煙奇縁(My Blog)



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