■名称その名は『東京スカイツリー』
公募で寄せられた18,606件の中から、有識者10人で作る検討委員会が、親しみやすさや言葉の美しさなどを基準に6候補に絞り、インターネットなどで全国投票を行った。
候補となったのは、以下の六つ。
@東京スカイツリー
A東京EDOタワー
Bライジングタワー
Cみらいタワー
Dゆめみやぐら
Eライジングイーストタワー
公募段階で一番人気のあった『大江戸タワー』や3位の『さくらタワー』などは、既に商標登録がされていたことがネックとなって、2番人気の『新東京タワー』は、港区の『東京タワー』と似ているとの理由で外されたらしい。
公募では『タワー』や『塔』がついた名前が圧倒的に多く、『ツリー』という表現はほとんどなかったが、検討委員会では『木は人が集い心を寄せ合うシンボル』として支持されたとのこと。(読売新聞から引用)
■デザイン新タワー建設は、『地域とともに活力あるまちづくりに貢献』 『時空を超えたランドスケープの想像』 『防災面での安全・安心の提供』の3つを基本理念とし、発表されたデザイン案はこの3つの理念を具現化した3つのコンセプトに基づきデザインされているそうだ。
デザイン監修は、建築家の安藤忠雄氏と彫刻家の澄川喜一氏がてがけ、公募した「届け!私が想う新タワー」アンケートなども反映しているという。
■デザインコンセプト
@時空を超えた都市景観の創造:日本の伝統日と近未来的デザインの融合
●多様な表情を見せる斬新なデザイン
●日本の美意識を表徴するしなやかな「そり と むくり」
●地域の象徴となる3本の足
Aまちの活性化への起爆剤:賑わいと親しみを感じる3つのゲートと2つの展望台
●訪ねる人を迎え入れる3つのゲート
●視覚的楽しさを生み出す2つの展望台
B都市防災「安全と安心」への貢献:日本古来の建築「五重塔」に通じる新構造システム
●最新の制振システム
タワーデザインの課題は、監修者コメントにあるように建設地の特徴(隅田川、江戸、下町、水)を踏まえ、相反する「日本的」と「未来的で斬新」をいかに作りこむかにあったようだ。結果として、日本の古代建築の代表である五重塔の構造を現代の制振システムとして応用したり、タワーの形状に日本的な「そり」、「むくり」といった曲線美の要素を取り入れたシンプルなプロポーションにしたようだ。
いわば、”現代に再生する五重塔”、”近未来に活きる五重塔”といえようか。
高さは世界一の610m、来月着工、完成は2011年。12年春の開業を目指す。天気が良ければ、高さ450mに位置する第2展望台からは、関東平野やその向こうの富士山や筑波山までが見渡せるはずだ。
新東京タワーは、世界一の展望タワーであると同時に、関東一円に向けて地上デジタル放送の電波を発信する電波塔でもある。
■関連情報
▼東京スカイツリー世界一へ設計変更(My Blog)
▼新東京タワーが表徴するもの(My Blog)
▼TOKYO SKY TREE(Official Site)
▼東京スカイツリー建設プロジェクト(大林組)
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