2007年05月05日

スカーフに揺れるイスラム二国

先日、トルコでスカーフ着用のファーストレディー誕生かというAFPニュースを見た。政教分離のトルコでは公の場で女性のヘッドスカーフ着用が禁止されているらしく、ファーストレディーが着用する(かもしれない)ことに世俗主義勢力が危機感を募らせているということだった。
 一方、イランではイスラム法の下、女性は髪の毛を覆うスカーフや、体のラインが見えないような服装が求められているそうだが、穏健派が台頭した90年以降は厳しい取締りは余り見られなくなっていたのが、ここにきて大統領がイスラム教の教義の厳格適用を求める保守強硬派に配慮して厳しい取締りをはじめたとのこと。
 同じ女性が身につけるスカーフでも二つの国の取扱いは政治と絡んでかなり異なるようだ。休みボケの頭にはちと難しい話だが、自然な社会の変化を許容するということは無理なんでしょうか。。

C@x_2.jpg イランの警察当局が、男女を問わない服装、髪形の一斉取り締まりに乗り出した。これまで厳しい取り締まりには消極的だうだアフマディネジャド大統領も方針を転換したとみられ、摘発は近年にない厳しさで行われている。拘束された市民は、4月下旬だけで1000人を突破した。

 服装の乱れ ご法度

 1日付の穏健派地元紙「テヘラン・エ・エムルーズ」によると、取り締まりは4月21日から本格的に始まり、警察は10日間で約1000人を一時拘束、84人の訴追手続きを取った。女性1万6000人、男性500人が警告を受けたとの報道もある。摘発はいまも続いており、拘束された者は、両親が呼び出されたうえ、「二度と繰り返さない」と誓約すれば、釈放されるという。 (読売新聞引用)

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■イラン
 イランではもともと、女性に対し、頭髪や体の線を覆い隠すへジャブの着用を義務付けている。警察は例年、服装が乱れる夏を前に取り締まりを実施してきたが、穏健派が台頭した1990年代以降、厳しい摘発はあまり見られなくなっていた。

 厳しく取り締まらないやり方は、イスラム教の教義の厳格適用を求める保守強硬派のアフマディネジャド大統領が就任した2005年8月以降も基本的に受け継がれ、大統領自身、「女性の服装は取り締まりにはなじまない」と発言したこともあり、06年までの摘発者は少数にとどまっていた。

 だが、今年は、女性だけでなく、髪の毛を逆立てるなど「西欧風」の髪形にしている男性にも、取り締まりの対象が拡大。警察は各理髪店に対し、「西欧風の髪形をさせたら強制的に閉店する」との警告を出した。

 大統街は4月26日になって、「敵(欧米諸国)は不適切な服装をさせ、若者の純潔と信仰を妨害しようとしている」と述べ、従来の姿勢を事実上転換し、取り締まり強化を容認した。

 あるイラン人記者は大統領が方針転換した背景について、「国民が最も期待する経済分野でめぼしい成果を上げられない中、大統領の支持基盤である強硬派勢力を満足させるため、一番手をつけやすい服装の規制強化に乗り出したのではないか」と推測する。

 テヘラン北部の繁華街は、取り締まりの影響でカラフルなスカーフやコートに代わり、地味な服装の女性が目立って増えた。女子大生のマルゲスさん(20)は「最近は、ほとんどの友達が服装を無難なものに変えた。外出するにも強いス寸レスを感じる。大統領はほかにやることがあるはずだわ」と不満をあらわにした。(読売新聞引用)


■トルコ
posted by あすなろ at 21:16| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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