2007年05月27日

世界初の人体バーチャルモデル

人体バーチャルモデルを見てコンピュータ・グラフィックスもここまできたかと目をみはった。
CAVE_1.jpgこのバーチャル人体モデルはCAVEという仮想現実化システムを用いている。CAVEは1992年に米国イリノイ大学で開発され、その後Fakespace Systems Inc.によってコマーシャル化され大学や研究所を中心に100セットくらい導入されている。カルガリ大学もその一つで、2002年に人体モデルの仮想現実化の基礎を完成し、以降、膨大な医学的・遺伝子学的データを立体的な動画に変換して表示する「人体のバーチャル・モデル」の開発を続け今回の発表に至ったようだ。

ところで、なぜ『洞窟男』なのか疑問を持ったが、どうも『洞窟男』の『洞窟』は『CAVE』にかけていて、その『CAVE』はCAVE Automatic Virtual Environment の頭文字をとったもので、先頭をCAVEとすることで無限に再帰する名前になっている。おそらく最初はComputer Aided... Computer Automatic... であったところを開発者の遊び心で再帰的命名にしたのではないだろうか?

もう昔の話になるが、CADが普及の兆しを見せ始めた頃、北大の沖野教授が発表したTIPSというCSG系の3次元モデラーがあって、このモデラーを中心にしてどのようなアプリケーションが可能か企業メンバーを研究会に募り、いろいろトライアルをしていたことを思い出した。たとえば3次元旋盤加工の削り過ぎ/削り残し/工具当りのシミュレーションを言語はFortranでホストのバッチ処理して結果を市場に出始めたラスター型のグラフィック端末に表示したものだった。30年、進歩に隔世の感がする。

■関連情報
 ▼CAVE(visualgenomics.ca)
 ▼Image of the CAVE(visualgenomics.ca)
 ▼University of Calgary Unveils the CAVEman Virtual Human(medGadget)
 ▼Univercity of Calgary(SUN Success Story)


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達磨50% 忙中閑話。。 閑話。。。

posted by あすなろ at 04:55| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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