2007年10月06日

F1スパイ事件の背後に迫る影

f2005.gif残すところ後2戦となった今期のF1世界選手権。
しかしチャンピオン争いとは別に、モータースポーツファンの物議をかもしている問題がある。マクラーレンのスパイ事件と制裁金1億ドルという厳罰の是非だ。

6月イタリア当局の捜査の結果、フェラーリの元チーフメカニックがマクラーレンのチーフデザイナーに780頁にわたるフェラーリ・マシンの機密情報を流していたことが判明した。これを受けてF1当局はマクラーレンに対して『1億ドルの制裁金の徴収と今期世界選手権でのコンストラクターズ部門からの追放』を言い渡した。これに対しマクラーレンは『F1界の利益を最優先する』として異議を申し立てない意向を示している。

mp4-20.gifF1は『スパイ活動も競技のうち』といわれる世界。それでも、このような超過酷な制裁がマクラーレンに科せられる背景にはF1界の巨人フェラーリの影響力があることを指摘する声も聞かれる。F1世界選手権発足時から全てのGPに参戦している唯一のチーム・フェラーリはF1の主だった記録をほぼ独占している名門だが、それだけに国際自動車連盟(FIA)との親密な関係にあり、折に触れてFIAはフェラーリびいきしてきたとの長年くすぶっている怒りが頭をもたげ始めている。FIAにいたってはフェラーリ・インターナショナル・アシスタント(=国際フェラーリ支援協会)と揶揄されるゆえんである。

かってはガレージ・チームと軽蔑交じりに呼んだマクラーレンが、アロンソ、ハミルトンを擁し今期のドライバーズ部門もコンストラクターズ部門もトップを独占する勢いにあり、追いやられたフェラーリ上層部が支援協会の上層部と組んだ手段を選ばぬFor the Champion 狂想曲が、今回の過酷な制裁とも言われている。。。(Newsweek10/10号参照)


■関連情報
 ▼F1とたばこ産業の関係(MyBlog:07/3/22)
 ▼ F1小学校 (F1マシン図は左記サイトからダウンロード利用させて頂きました)


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達磨50% 忙中閑話。。 閑話。。。

posted by あすなろ at 09:03| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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