パキスタンのラワルピンディで27日、ベナジル・ブット元首相(54)が野党の選挙集会で暗殺された。
犯人はブット氏の首を撃った直後に自爆した。ブット氏は、2か月前に事実上の亡命生活から、政界復帰へ向け帰国したばかりだった。暗殺されたブット元首相は、英オックスフォード大学と米ハーバード大学で学び、1988年、イスラム教国初の女性首相になった。ブット氏の父も首相を務めたが、1979年に政権から追放されたあと、軍によって絞首刑に処せられた。親子2代に渡り非業の死をとげたことになる。
ブット氏のライバルと目されていたナワズ・シャリフ元首相は、「全国民と悲しみを共有し、ブット氏の闘いを引き継ぐ」と衝撃を隠せない様子で述べた。シャリフ氏は、ラワルピンディの病院前で泣き崩れるブット氏の支持者に対し、「今からあなた方の闘いに参加することを保証する」と訴えた。パキスタンでは、今年に入って40件以上の自爆攻撃が発生しており、少なくとも770人が死亡している。(AFPBBNewsより)
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