東の窓を開けると
心地よい冷えた空気に
昇る朝日が目映く差込む
問題の多い北京五輪も100日を切り各種目の代表選考も終盤にさしかかってきた。昨日は、北京五輪100キロ超級代表選考を兼ねた体重無差別で争う柔道全日本選手権が行われ、石井(国士大)が2年ぶり2度目の優勝を飾り初の代表に選ばれた。期待した井上康生は、惜しくも準々決勝で破れ代表の座を逃した。
小生が北京五輪に最も期待したのは、『女子マラソンの高橋尚子と男子柔道の井上康生』の二人。昨年2月のエントリーには二人への熱い期待を書いた。しかし、時の神様は意地悪なもので共に叶わなかった。
一流アスリートの寿命がどのくらいなのか、種目によっても異なるのだろうが、考えてみれば、二人とも最盛期はアテネ頃だったのかもしれない。金メダルに一番近い選手と日本中の期待を背にした二人だったが、この時、勝利の女神は微笑まなかった。高橋は不鮮明な選考で代表漏れ。選手代表を務めた康生は無惨な初戦敗退。。
誰が、その無残な敗北を予想しえただろうか
期待も自信も栄誉も粉々に砕け散ったアテネ
栄光の座から屈辱のどん底に転落した二人に対して
試練の神は、更に故障という追い討ちをかけてきた
戦うこともできず、痛めた体の治療に専念する日々
そして今、苦節の時を経て我らが勇者は戻ってきた
と。。書きたかったのだが、ままならないものですね。
少し客観的に見れば、優秀な若手の台頭と最盛期越えという誰しも抗えない時の流れが勇者をしても厳然と横たわっていたということかもしれない。
しかし、二人のトップ・アスリートとしての栄光と苦悩に満ちた生き様は、多くの人に快く受け入れられ、期待と歓喜(時には失望も)と明日への希望や励みを与え続けてきたのではないか。その功績と輝きは色褪せるものではなく、高橋尚子の恩師が彼女に贈った名言『志事』を文字通り成し遂げたことを賞賛したい。井上は英国に留学し指導者の道を歩むという。Qちゃんは3大会に全て出場するとか直後に言っていたようだが、余り無茶をせず、今はとにかく体を休め、『次なる志事』におよび向かっていただきたい。
これまで、ほんとうにご苦労様でした。
■更新追加情報(08/5/3)
▼現役引退を表明した井上康生、指導者での金メダル獲得を誓う(AFPBBNews)
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