2008年05月10日

ミャンマーのサイクロン被害(No2)

「ビルマの音楽は雨の音をうつすことからはじまった」と、竹山道雄『ビルマの竪琴』にある。いつもは竪琴の調べにも似て、雨は簫条と降るのだろう。
弦を断ち切るような豪雨と暴風がミャンマー(ビルマ)を襲った。サイクロンの死者は10万人を超えるという。家屋の95%が倒壊、消失した被災地では、音楽はおろか、悲鳴や嗚咽さえ途絶えた沈黙の村もあるに違いない。
疫病と飢えが被災者に刻一刻と迫りくるいま、軍事政権は不可解にも、各国の人的支援を拒み続けている。国情をつぶさに知られたくないからか、人命よりも政権の対面が大事らしい。人の心にも琴線がある。住む家もないお年寄りや腹をすかせた子供たちに涙して鳴る琴線は、諸外国の人々でも持っている。同じ国の、ましてや政治に携わる者がもたずして、どうやって国を治めていくのだろう。
「ここにあるのは花と音楽と、あきらめと、日光と、仏様と、微笑みと....」。人々の心静かな生活を語った『ビルマの竪琴』の一節である。微笑も音楽もなくした国民に残されたものが絶望のあきらめだけならば、為政者を名乗る資格はない。
(9日読売新聞編集手帳より引用)


けだし名文である。
一日で新聞廃棄用ラックに消えるには惜しい。
一昨日から被害の状況をAFPBBNewsを中心に整理してアップしてきた。
明らかになる被害状況を目にして一刻も早い被災者の救済を願う一方で人的支援を拒否し続ける軍事政権に疑問を感じざるを得ない。悲しみと怒りに満ちたアウンサン・スー・チーさんの顔に国家・民族・家・個人・職業・寺院などを守る守護神・阿修羅を見る思いがする。この国の民主化を常に戦い続けるも天いまだ我に非ず。そのかなう日を祈る。
『唯一の本当の刑務所は恐れです。そして、唯一の本当の自由は恐れからの自由です』と語るアウン・サン・スー・チーさんは1990年から自宅拘禁が続く。。


12日以降のサイクロン被害状況(AFPBBNews特集)

■9日−12日(明らかになる被害状況と人的支援を拒否する軍事政権)
日本政府は9日、ミャンマーのサイクロン被害に対し、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)などを通じて1000万ドル(約10億円)の追加緊急支援を行うことを明らかにし、ミャンマー政府に対し改めて外国の人的支援受け入れを要請した。日本政府は先に、57万ドル(約6000万円)相当の緊急援助物資(テント、毛布、発電機など)の援助を表明している。
■9日(ユニセフ現地報告)
■8日

ミャンマーのサイクロン被害(No.1)(MyBlog)



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達磨50% 忙中閑話。。 閑話。。。
posted by あすなろ at 00:13| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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