2017年05月05日

どうしたホンダF1頑張れホンダ

 3月26日(日曜)オーストラリア・メルボルンのアルバートパークで行われた2017 f1グランプリ開幕戦。贔屓のマクラーレン・ホンダはアロンソがリタイヤ、バンドーンが最下位。シーズンを占う開幕戦は無残な夢潰しの期待はずれ。

F1_1965_Honda.jpg それにしても往年のf1レジェンド・マクラーレン・ホンダの苦悩は深い。栄光再びとホンダがエンジンを提供する形でf1に復帰したのが2015年。しかし以降2年間勝利がない。レースの度に無様な言い訳を重ねて3年目。2017年度は大幅なテクニカル・レギュレーションの変更によって昨年までのメルセデス一強勢力図を書き換え得る余地があった。

 ファンはホンダが投入する新型エンジンに2年間の鬱屈からの脱却を期待した。”技術のホンダ・レースのホンダ”を信じ、”ホンダ・パワー・オブ・ドリームス再び”を夢見たのだ。しかし、強いチームは強く、弱いチームは弱い。フェラーリがメルセデスに肉薄してきた以外に大きな変化がなかった中でマクラーレン・ホンダは逆に最下位に落ち込んだ。少しデータ的に言うなら、直線でのトップとのスピード差は27Km/H。周回で3秒近い遅れ。これがホンダ新エンジンの実力なのだ。
 
IMG_6240.jpg 我慢を重ねる元世界チャンピオンのチームドライバー・アロンソが「チームに足りないのはホンダエンジンのパワーだけだ」と言明するのも無理がない。今やホンダは英国やスペインだけでなく世界でその技術力が疑問視されている。そのことに気づいていないのがホンダ自身かもしれない。一貫性のないf1参戦、現場責任者の空疎な説明、無残な結果に逃げ出すように交代した前ホンダf1総責任者のみっともないブログ記事。昔話を自慢するのもいいが現下の問題認識と責任感が全く感じられない。夜逃げ同然の敗軍の将の行動に大企業ホンダのタガのゆるみが見えるのではないだろうか。出たり入ったり一貫性の無いf1参戦を繰り返している間に常時参戦組(例えばメルセデス・ベンツやフェラーリ等)に遥か後塵を拝しているだけでなく、創業者のDNA(本田宗一郎:レースのホンダ)まで途切れかけているのではないだろうか。そんなことを思わせる体たらくなのだ。


 ホンダのf1挑戦は今回が四回目。一、二回目はワールド・チャンピオンに。しかし、三回目は一度も勝利がないまま撤退。4回目は今年で3年目だが結果が出ない。不甲斐なさを世界に披瀝し続けている。素人の私には感覚的なことしか言えないし見当違いも多いかも知れない。こんなこと書いている間もf1現場や桜の若い技術者は渾身の挑戦を続けていることだろう。実際、YouTubeの「ホンダのF1最速への挑戦」(参照:関連情報)を見ればそのことが分かる。答えが出てこないのが不思議なくらいだ。

IMG_6399.jpg しかし、私が問題だと感じるのはホンダ責任者のコメントだ。2年間同じことを聞いてきた。3年目も同じことを言い始めている。要するに満足な結果が出てないにも拘らずその場その場を言いつくろう風である。責任者の言葉として全く無責任と言わざるを得ない。無責任でなければ無能につきる。本当にところてんのような言い訳を3年も繰り返している。期待を裏切り続ける中で毎回説明を求められる方も大変だろうが、ファンに対しても、自社の開発者に対しても、もっと真摯に意味のある説明をして欲しいものだ。

 このホンダの惨状にさすがの日本のファンも我慢の限界に達しているようだ。ネット上の苦情を少し紹介しよう。

「ホンダの不甲斐なさに腹が立つ」
「こんな流れじゃ情けな過ぎて技術大国日本の国民として恥ずかしい」
「ホンダさんもう辞めてくれ!ドライバーが可哀想で見てられん」
「今のホンダは世界中に恥をさらしているだけ」
「2年耐えてきたアロンソにこの仕打ちは本当に見てられない。世界最高レベルのドライバーだぞ。日本の恥を晒す以上の仕打ちだ」
「アロンソを開放してやれ!!」
「アロンソの無駄遣い。日本人として申し訳なくなる」
「HONDAよ、過去の栄光にこれ以上泥を塗るな!」
「パワーもない上に信頼性もないなんて、あまりにひどい。今までなにやってたの?というレベル」
「今のホンダに技術者はいるのか???」
「ホンダエンジンのこんな姿は見たくない・・・・・」
等々...

これがネット上で語られているホンダの現状なのだ。
どうしたホンダF1。
奮起を期待したい。



▪️頑張れホンダ!(ホンダF1の苦悩は日本の技術力衰退の表徴か?)

 ところで、このホンダのf1問題はひょっとして日本の技術力の衰退問題に相通じるのではないだろうか。今、一昔前では信じられないような日本を代表する企業に技術問題が顕在化している。思いつくままにリストアップするだけでも以下のような事例が浮かび上がる。ホンダのf1問題もその一環であるような気がする。

東芝  :PC事業、原子力事業、内部統制
重工3社:造船事業や海外橋梁工事における工事トラブル
三菱重工:大型客船のトラブルによる遅納損害、国産航空機MRJの納入遅れ
シャープ:液晶事業
三菱自工:燃費偽証
ホンダ :F1エンジン開発(すでに3年目)

 一件一件を細かく技術的にコメントなどできないが、時間軸に沿って積み上げていくと、大手企業の技術力に問題が生じ始めていることが予感されるのである。日本の産業が国際競争力を持ち、「技術力」を評価されている最大の要因は、企業が独自で研究開発を進めていることにあり、市場のニーズ をくみ取った技術開発を進めてきたことにある。その代表的な企業に問題が出始めていることが最大の問題である。技術立国日本の技術という屋台骨が腐り始めているのではないだろうか。

 製造工場の海外移転に伴い「製造現場力の弱体化」が言われて久しい。団塊世代の一斉退職を前に2000年問題も懸念された。昨今、中国・インドのIT技術者のレベルは質・量で日本をしのぐと言われ始めている。ITは製品システム化のコア部分である。製造技術もシステムも空洞化による競争力の低下が懸念される。

 一方でこれらの問題は一つ先で競争力を確保するためのリスクフルなチャレンジであるのかもしれない。例えば、自動車は3万部品で成立するが、MRJが挑戦する国産ジェットは100万部品とされる。しかも主要部品の6割はアメリカなどの海外製品で占められると言う。従来の部品メーカーを脱して全体設計を行い設計製造全体をコントロールする航空機製造メーカーへの脱皮の苦悩かもしれない。また、そうであって欲しい。いわんやホンダにおいてもである。


 天然資源を持たない日本にとって、「科学技術立国」は国是といってよいだろう。「科学技術立国」を画餅にしないために、企業独自の技術開発を生かしながら、国策として官民一致団結して基本戦略の再構築と実効的な長期具体施策に力を注いでほしい。くだらぬ揚げ足取り合いワイドショー的マスコミ一体型政治とSMSなどを通じた実に汚い愚かな論説の拡散に明け暮れている時ではないように思うのだが。(閑話)




■関連情報
 ▼本田F1への取り組み(公式サイト)
  ▼本田F1の歴史(レースは走る実験室)
  ▼レースに挑む理由(進化のために戦い続ける)
  ▼The Honda Rab explain(最先端F1技術解説)
  ▼Power units explain(技術力を推進力に変える)
 ▼F1最速への挑戦(YouTube)
  ▼第1回:F1最速への挑戦
  ▼第3回:ホンダは復活できるのか
 ▼HONDA(The Power of Dream) (公式サイト)
 ▼Formula 1(Rules & Regulations) (公式サイト)
 ▼2017年もホンダF1エンジンは失敗作。なぜ繰り返すのか? (車知楽)
 ▼忙中閑話(My Blog)
  ▼さらば、ホンダF1 (2009/5/9)
  ▼どうした、ホンダF1 (2017/3/11)



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2017年03月11日

どうした、ホンダF1

2017_F1_1.jpg今年もF1(Formula One)が動き始めた。
スペイン・バルセロナサーキットで行われたF1開幕前テストは全日程を終了し、あとは開幕戦を待つのみとなった。F1ファンには待ち遠しい開幕だが、ここ数年続くメルセデス一強状況を脱皮しないことにはF1は興趣半減という問題を内包している。
 
それだけに、今年のF1への関心はただ一つ。ホンダのエンジンがどこまで勝負できるか、マクラーレン・ホンダがどこまで戦えるかである。
 
 
2年前にマクラーレンと組んでF1に復帰したホンダ。多くのモーターファンは嘗てのF1王者の活躍を期待し「ホンダのパワー・オブ・ドリームス」再来を夢見たのである。しかし、この2年間のホンダはまことに惨憺たる状況を続けている。創業者から受け継がれてきた社是「モータースポーツはホンダのDNA」はいずこ?というのがF1に見るホンダの現状だ。
 
 
IMG_5691.jpg過去20年で最大規模のレギュレーション変革によって新型エンジンの投入とシーズン中の改良が可能になった3年目の今年。満を持して投入したはずの新エンジンは、関係者のフラストレーションを吹き飛ばすものと期待されたが、開幕前テストは惨憺たる結果となった。誰よりも当事者として忍耐強くホンダエンジンのパワーアップを待っていたメインドライバーのフェルナンド・アロンソもさすがに3年目を迎えて「マクラーレンが抱える唯一の問題はホンダだ。ホンダはパワーも信頼性もない」と言ってしまった。問題があっても綻びなかった昨年までのチームワークが破綻しそうな雲行きに感じられなくもない。
 
 
このニュースを聞いて、私の2017年F1は終わった気がする。
それにしても「レースがDNA」と自負するホンダ。その言葉通り過去二度のF1参戦における輝ける栄光。その卓越した技術と戦果をして多くのF1ファンを驚喜・魅了してきたホンダの「パワー・オブ・ドリームス」は今や昔日の面影でしかないのか。
  
頑張れホンダ!
意地を見せてくれ!
これでは天国の本田宗一郎が泣いているだろう。...(閑話・閑話)
    
  
    
■関連情報
 ▼ホンダのF1撤退を書いた人気エントリー
  さらば、ホンダF1(My Blog)



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2012年10月04日

F1日本グランプリ観戦に代えて

何事も過ぎ去るものに
いくばくかの感傷を覚
えるのは世の常人の常

数々の出来事を胸に焼
付け夏が去って行った



そして、秋



 仲秋の名月が巡りくるように、秋になるとF1日本グランプリも巡りくる。今年3月、オーストラリアグランプリで始まった2012年 FIA F1世界選手権シリーズの第15戦が、今日から3日間、三重県の鈴鹿で開催される。

 F1グランプリが開催される鈴鹿サーキットは、モーターファンにとっての聖地と言える。この期間、全国から聖地を目指し馳せ参じたモーターファンでサーキット周辺は熱気に包まれる。

 かくいう私も2008年、2009年、2011年とF1観戦に馳せ参じている。私にとってのF1とは、まさに耳を劈くメカニカルな轟音であり、轟音をして湧き上がる興奮は感動・感性の揺らぎをもたらし、定形化し自分時間を埋め尽くす仕事時間の狭間のひと時のオアシスなのだが、、残念無念、今年は諸件勘案し見送ることにした。

 そんなこともあって、以前書いたF1/車関連のMy Blog記事を見ながらGoogle検索でヒット状況を調べて遊んでいると、Wao! けっこう健闘しているではないか。気慰めにこれらをリストしてF1観戦記事に代える。


■My Blog F1/車関連記事Googleキーワード検索の結果

世界一安い車インドのタタ発表(2008/1/17)
   記事名:8位/41,000件 世界一安い車:24位/7,790,000件
F1シンガポールGP観戦記(2008/10/4)
   記事名:157位/311,000件
さらば、ホンダF1(2009/5/9)
   記事名:4位/655,000件 ホンダF1:278位/4,700,000件
基礎から分る自動車業界再編成(2009/6/9)
   記事名:1位/176,000件
3年後に生き残る車とは(2009/6/21)
   記事名:4位/2,270,000件
小さな愛車トヨタIQ走行記(2009/8/29)
   記事名:1位/28,400件 トヨタIQ走行記:1位/68,600件
   愛車トヨタIQ:1位/425,000件 愛車IQ:1位/563,000件
F1日本グランプリ鈴鹿観戦記(2009/10/11)
   記事名:2位/34,700件 F1日本グランプリ鈴鹿:384位/983,000件
東京モータショー2009開幕(2009/10/24)
   記事名:5位/138,000件
開幕に向けF1書籍の発行相次ぐ(2010/2/25)
   記事名:1位/24,300件 F1書籍:36位/2,990,000件


★記事名はキーワードとしてユニーク度が高いのでヒット結果は自ずと「総数少なめ・ランク上位」にくる傾向が高い。一方、『ホンダF1』や『世界一安い車』『F1書籍』など、記事名の一部分をキーワードとした場合は、絞り込みが甘いためヒット総数は多くなり数百万件を数えるものもあるが、その中でヒットランクが上位な記事は、ネット上でそれなりに参照され活躍しているとも看做せるのではないだろうか。

もっとも、それもこれもGoogleの検索システムあっての話ではあるが。(閑話)




F1_Japan_1.jpg 位置情報PS. 可夢偉がついに3位に入賞しましたね。まずはお目出度う。これまでもトップグリッド、トップ下グリッドのスタートを確保しているのだが、その時に限って不可解なスタートでファンの期待を裏切って来た。今回は鈴鹿ということもあってか、やりましたね。鈴木亜久里、佐藤琢磨に続く久々の日本人ドライバー入賞で鈴鹿は沸き返っていることだろう。歓声が聞こえてくるようだ。
 
 
 
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2010年02月25日

開幕に向けF1書籍の発行相次ぐ

バンクーバ冬季五輪は半ばを過ぎ連日
手に汗握る熱戦が繰り広げられている。
モーグルにスケートにカーリングそし
て今日始まったフィギュアースケート
どれも女性陣の活躍が目立つ。宮里藍
の優勝といいスポーツは女高男低傾向
が進んでいると言うには性急すぎか?

それにしてもSeeSaaのメンテナンス
は長かった。。




ところで、




■閑話1 期待膨らむ小林可夢偉


真剣勝負と言えばF1の開幕が迫ってきた。現在、開幕前の合同テスト中だがBMWザウバーに所属する小林可夢偉がテストでポテンシャルの高さを発揮している。これまでの小林の成績を整理すると以下となっている。

バルセロナ@2日目: 2位(1分12秒056)1位(マッサ:1分11秒722)
ヘレス@2日目:   1位(1分19秒950)
ヘレスA3日目:   8位(1分22秒228)1位(ウエーバー:1分19秒299)
ヘレスA最終日:   3位(1分19秒188)1位(バトン:1分18秒871)
バルセロナA3日目:10位(1分26秒216)1位(ロズルベルグ:1分20秒686)
バルセロナA最終日: 8位(1分20秒911)1位(ハミルトン:1分20秒472)
小林は、雑誌F1速報のインタビューで「最近のグランプリコースはストップ&ゴーが多い。その意味で高速コーナーの多いバレンシアよりヘレスの方を重視すべきだと思っています。」と語っていた。ヘレス初日のトップ、各チーム調整を入れドライバーも本気で攻めたた最終日の3位。本人もチームも狙い通りの結果を叩き出したのではないか。何かやってくれそうな期待膨らむテスト結果に開幕が一段と楽しみになってきましたね。




■閑話2 F1テクノロジーの最前線<2010年版>(檜垣和夫 著)


着々と開幕に向けた各チームの調整が進む中、F1グランプリをもっと楽しむためにとの書籍も出てきた。2月25日付けで発行された『F1テクノロジー2010年版』(檜垣和夫著:サイエンス・アイ新書)は、初版が出た2007年11月以降のF1動向を反映し内容を刷新したた2010年版である。サイエンス・アイ新書は、情報通信と科学技術分野における革新的な発明や発見を誰にでも分かるように、基本の原理や仕組みのところから図解を交えてわかりやすく解説しているところが特徴の新書シリーズだ。内容は以下となっている。


F1_Technology_2010_1.jpgF1テクノロジーの最前線<2010年版>
(モータースポーツの頂点を彩る最新技術の秘密)
 
第1章 性能(なぜ驚異的な速さで疾走できるのか)
第2章 エンジン・駆動系(リッター当り300馬力のモンスターを解剖する)
第3章 車体構造(鋼より強くアルミより軽いカーボンファイバー)
第4章 空力(目には見えない空気の力を味方につける)
第5章 足回り(ビッグパワーを路面に伝える仕組み)
第6章 安全性(1994年以来「死亡事故0」のワケ)
第7章 マシン開発・レース戦略(日夜繰り広げられるコース外での闘い)




■閑話3 F1ビジネス(田中詔一 著)


一方、2月20日に発行されたのが『F1ビジネス』(田中詔一著:角川oneテーマ21(新書判))だ。2006年5月の初版から版を重ね8版目となっている。著者は、知る人ぞ知る初代HRD(ホンダ・レーシング・ディベロップメント)社長として1999年〜2005年に渡り第三期ホンダF1の英国前線基地を統括された方。「退任後、チームの運営や経営に携わり、政治に足をつっこんだ人間が書いたF1書が日本にはない。等身大のF1の世界を紹介することにより、F1の世界をよりよく理解してもらい、F1に対する幅広い関心を増幅できればとの思いから初版を出した。」と著書によせる思いを綴っている。


F1_Business_1.jpgF1ビジネス
(もうひとつの自動車戦争)

第1章 非常識な数字が並ぶF1ワールド
第2章 F1のステークホルダー
第3章 F1の収入
第4章 F1の支出
第5章 F1の構造改革
第6章 理想のF1に向けて
終章  より透明性を求めて




■閑話4 初心者にお薦めのF1入門書(僭越ながら)


小生のように遅れてF1に興味を持った素人には、F1を概観するうえで前の2冊は非常に役に立つ。『F1テクノロジー』は、まさにF1技術やレギュレーションの話なので素直に読んで理解を深めればよいと思う。一方、『F1ビジネス』は、現在のF1がどのような組織やダイナミックスで成り立っているのか知る上で役に立つ。バーニー&マックスなる二人の首魁によって牛耳られているF1界がよく見えてくる。著者が自動車メーカー連合の一代表として彼らに牛耳られるF1界の改革を模索し闘った経緯が生々しく書かれていて興味深い。結局、フェラーリの裏切りでメーカ連合が巧く立ち行かなくなった2005年を最後に著者はHRD統括代表を退いている。その後の世界経済不況による自動車産業界への逆風も重なり、F1界は著者の思いとは正反対の方向に加速して進んでいるのではないだろうか。
[ F1テクノロジーより引用 ]
F1_Technology_2010_3.jpg「F1改革などと偉そうなことを言うならメーカー連合はF1参加の永久コミットメント出せ。所詮、うまいところ食いだろう」と見透かされ、しかもそのことを著者が属したホンダ自身が他メーカーに先んじるF1撤退をもって実証した訳で、実に皮肉な結末である。ホンダに続いてトヨタ、BMWが撤退するに及んでは、著者が闘った「もうひとつの自動車戦争」はバーニー&マックス独裁体制の完勝。自動車メーカー連合の完敗となった。著者が託したメーカ連合のF1像やF1のガバナンスは雲散霧消し遠くになりにけりかもしれない。著者は忸怩たる思いであろう。。(閑話)




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2010年02月11日

開幕まじかF1世界選手権

世界同時経済不況が痛撃する自動車業界。それを象徴するかのトヨタの苦境。世界一の販売数を達成した直後に襲った世界経済不況はトヨタをしても8000億の損失を計上させ、苦難の立て直しに取り組む最中に追い打ちをかけるリコール問題。。

本業専念に舵を切りF1撤退を決めたトヨタにレースのホンダにBMW。一時はメルセデスやフェラーリさえも撤退かと噂され、2010年F1グランプリが成り立つのかとファンの気をもませたが、どっこい手ぐすね引いて空き枠に参入してくる新規チームありで2010年F1は昨年よりも多い13チームが出そろった。1月末から各チームは新レギュレーションに基づく2010年向けF1ニューマシンを次々と発表し、2月に入ると計3回の合同テストが始まっている。2010年F1グランプリは3月12日に開催されるバーレーン初戦に向け1ヶ月に迫ってきた。

さて、そのF1だが2010年はある意味で2009年より話題性に富みファンには興味深いシーズンになるのではないか。話題ということでは、なんと言っても『シューマッハの復帰』がある。グランドチャンピオンになったドライバーが引退後、再び復帰した例はなく、さまざまな意味を込めて『勇気ある挑戦』と言われている。そして、ホンダ、トヨタが撤退した日本人にとっては『小林可夢偉のザウバーでのフル参戦』だろう。新人発掘育成の名伯楽ザウバー・オーナーの目に留まった小林の活躍が最も期待される。合同テストでもバレンシアで2位、今行っているヘレス初日は5位につけている。どこか期待できそうな予感がする。シューマッハ2世とも言われるウイルアムズが育てた新人ニコ・ヒュルケンベルグとの争いも面白そうですね。
レギュレーション&ルール面では09年ほど劇的な変更はないそうだが、中でもレースに影響を与える最も大きな変更は『レース中の給油禁止』と言われている。ピット戦略による順位逆転はピットとドライバー一体の文字通り総力戦と言えなくもない。順位が確定したかの中終盤の平板なレースに変化をもたらす契機といえなくもないが、やはり走りの勝負にこしたことはない。しかし、どうなんだろう?マシン性能の差が09年以上に効いてオーバーテイク増を狙った変更が裏目に出る可能性も高いんじゃないかなどと素人考えするが??他の変更には燃料タンクの大型化、それにに伴う車体重量増、ホイルベースの長化、前輪タイヤの狭幅化、ポイントシステムの変更、、などがあるようだ。いろいろと話題性に富む2010年F1開幕もすぐそこですね。球春ならぬ車春まじかとなりにけりである。

ところで、間違えれば落命に通じる命を賭けた男の戦いほど心奪われ熱中するものはない。待った無しの真剣勝負。死力を尽くした後は素直に相手を讃え合う爽やかさ。数あるスポーツの中でもボクシングとF1が原点のように思うが、先日の亀田某の世界戦を見ているとボクシングも地に落ちたと感じた。長谷川選手ならチャンピオンと呼ぶに値するが、海老原、青木勝利、ファイティング原田の頃から歴代の日本人世界チャンピオンを見ていると、先日の世界戦なんてものは総ぐるみの興行狙いの猿芝居のような感じがする。相撲界だけじゃないね。??話が脱線してきた。そんな開幕真近のF1ニュースをAFPBBNewsから引用させていただく。。(閑話)


■2010年各チームのF1ニューマシン  モータースポーツ車(セダン)車(RV)

2010年F1日程

1回  3月12日〜14日 バーレーン (Sakhir)
2回  3月26日〜28日 オーストラリア (Melbourne)
3回  4月02日〜04日 マレーシア (Kuala Lumpur)
4回  4月16日〜18日 中国 (Shanghai)
5回  5月07日〜09日 スペイン (Catalunya)
6回  5月13日〜16日 モナコ (Monte Carlo)
7回  5月28日〜30日 トルコ (Istanbul)
8回  6月11日〜13日 カナダ (Montreal)
9回  6月25日〜27日 ヨーロッパ (Valencia)
10回  7月09日〜11日 イギリス (Silverstone)
11回  7月23日〜25日 ドイツ (Hockenheim)
12回  7月30日〜8月1日 ハンガリー (Budapest)
13回  8月10日〜12日 ベルギー (Spa-Francorchamps)
14回  9月10日〜12日 イタリア (Monza)
15回  9月24日〜26日 シンガポール (Singapore)
16回 10月08日〜10日 日本 (Suzuka)
17回 10月22日〜24日 韓国 (Yeongam)
18回 11月05日〜07日 ブラジル (Sao Paulo)
19回 11月12日〜14日 アブダビ (Yas Marina Circuit)


■関連情報
 ▼各チームのドライバーとF1ニューマシン(F1.com)
 ▼テスト(F1.com)
 ▼F1(F1.com)
 ▼F1ヘレス合同テスト初日結果(F1-Gate.com)



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2009年12月20日

F1オフシーズンの動向

11月の第17戦アブダビGPを最後にF1は今、オフシーズン。世界経済不況問題を背景としたトヨタやホンダ、BMWなどのメーカー系チームがF1撤退に追込まれ、はたして来年のF1は大丈夫か?F1ファンならずともいささか不安を感じる中、世の中はうまくできたもので「捨てる神あれば拾う神あり」。撤退があれば、空いた枠に手ぐすね引いて参入する新規チームもあるといった状況で、今年を上回る最大26台のマシンがグリッド上に揃うとか。これに伴いドライバーのストーブリーグも激しくなっている。

日本人新々ドライバー小林可夢偉がザウバーと契約しF1に参戦できるニュースは暗い話に終始した日本にとって唯一の明るい朗報でしょうか。それにしても、BMWからザウバーを買い戻しトヨタが育成した可夢偉をドライバーに起用するペーター・ザウバー(オーナー)の心意気を讃えたい。。そんなF1オフシーズンの動向をAFP BBNewsよりピックアップしてみた。




F1オフシーズンの動向

車(セダン)

<<< FIA >>>



<<< ドライバー >>>



<<< チーム >>>



位置情報12/23追加 車(RV)
シューマッハが復帰し可夢偉が走る。今年より面白そうですね。。



■関連情報
 ▼FIA(公式HP)
 ▼F1(F1.com)



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2009年11月03日

東京モーターショー2009 写真

Ticket_1.jpg2日(月曜)の昼過ぎからモーターショウに行ってみた。
てっきり会場をビッグサイトと勘違いしていて、一旦、りんかい線国際展示場駅で下りてしまった(ぼけ?)。以前は何かショーとつくと幕張だったが、最近はビジネスショーなどではビッグサイトしか行ったことがなく、会場をろくに確認せずに思い込みで行ったのが間違いだった。30分位ロスして海浜幕張に3:00頃到着。

今にも雨が降ってきそうな余りさえない空模様だが、それでも駅を下りると会場に向う人の流れが続く。入場券を買って会場にチェックイン。既に15:30を回っていて18:00の終了時間迄には2時間半。ゆっくり見えそうもないので、トヨタ、スバル、マツダが出展している中央ホールから見始め、ホンダ、スズキが出展する西ホールへ、時間があればバックして東ホールの日産、三菱の順でまわることにした。


会場に入った第一印象は、「やはり、少し寂しいかな」という感じがした。
Tokyo_Motor_Show_1.jpg世界三大モーターショウと言われるには、熱気や華やかさが少し足りない感じがしないでもない。月曜で天気も悪く入場者もおそらく通常日より少なめであろうことも影響しているかもしれないが、ほぼ全ての海外自動車メーカーが出展を見送ったことの影響が大きいのだろう。力を入れて出展するなら売れる可能性の高い上海自動車ショーとなっても、経済の輪廻のようなものでビジネス原理として当然のことでいたしかたないが、日本市場が販売市場としてかってのように期待できないと見くびられるのは?国民感情?としていささか寂しい感じがしないでもない。


ならば、『見せてやれ!日本が誇る次世代自動車の先進技術を!』といささか期待もしていたが、余りインパクトが感じられなかったのが残念。海外プレスの参加人数の減少は、ニュースバリューの低下が要因だろう。それなら、東京モーターショーには次世代カーへの先進的な取組みが溢れかえっていて、その動向を知り・読み・占う上でも取材にこなきゃー遅れてしまうってな状況を演出できれば、それはそれで新たな次世代自動車ショーに先鞭をつけることになったんじゃないかと思うが?

その意味で、各社のブースを回ると、目を引くコンセプトカーはあるが、技術的に切り出したものの展示は、社内技術発表会のパネル程度のものしかなく少しがっかりした。兆オーダーも売り上げる自動車メーカーにしては不況とは言え、少しちんけに堕ちるのではないか?それとも、今は隠す時か?それとも、ないのか?そんなことはないだろう。入場料を払った入場者を次世代自動車の先進技術とやらでとりこにして喜ばしてほしかったのだ。もっとも、時間に追われ人の集まるものを見てまわる凡人おやじの見落としの可能性も高いと思うし、コンセプトカーや展示車にはそれらがぎっしり組み込まれているのではあろうが。。


ホンダのASIMO君が目の前で動くのを初めて見たが、今日一番の驚きはASIMOであって自動車でなかったことが小生にとっての今回のモーターショーの印象を物語っているのかもしれない。まー、人様に笑われるような話はこれくらいにして、最後に会場を回りながら撮った写真を掲載しておこう。(閑話・閑話)




Mazda Kiyora


Mazda_Kiyora_1.jpg


Mazda_Kiyora_5.jpg    Mazda_Kiyora_4.jpg


Mazda_Kiyora_2.jpg





Toyota FT-68


FT-86 Concept_1.jpg


FT-86 Concept_3.jpg    FT-86 Concept_4.jpg  


FT-86 Concept_2.jpg





Honda CR-X


Honda-CR-X_Cocept_1.jpg    Honda_CR-X_Cocept_3.jpg


Honda_CR-X_Cocept_2.jpg


Honda_The power of dreams_1.jpg


Honda ASIMO & U3-X, EV-N

Honda_ASIMO_2.jpg    Honda_ASIMO_1.jpg  


Honda_EV-N_1.jpg





Toyota F1 Car


Toyota_F1car_1.jpg


Toyota_F1car_3.jpg    Toyota_F1car_2.jpg


Toyota_F1car_7.jpg





Various


Subaru_Legacy_1.jpg    BMW_Rally_specifiedCar_1.jpg

Lotus_Stealth_1.jpg    Toyota_Plugin_Hybrid_1.jpg

Toyota_FT-EVU_1.jpg    Mazda_RoadStar_1.jpg

Toyota_Hybrid_engine_1.jpg    Honda_Hybrid_engine_1.jpg

Yamaha_Ebyc_1.jpg    Honda_ESupercub_1.jpg



■関連情報
 ▼東京モーターショー2009 開幕(My Blog)
 ▼『未来の想像力』を失くした自動車メーカー(両角 岳彦:JBPress)
 ▼『東京モーターショーの「つまらなさ」は根深い問題(両角 岳彦:JBPress)



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2009年10月24日

東京モーターショー2009 開幕

週末土曜曇り
秋なのにいい天気が続かない
幕張では今日から東京モーターショーが開催されている
のんびり物見遊山といきたいが月末は身動きがとれない
山場を越えた来週末にでも行ってみることにして、今日
は読売新聞朝刊の6面も使ったショーの大広告から主要
なキーワードだけ引用させていただく。。




第41回東京モーターショー(10月24日〜11月4日:幕張メッセ)


ショーのテーマは、『クルマを楽しむ、地球と楽しむ。

世界経済不況の影響が色濃くアメリカ、ドイツ、フランスのメジャーがそろって不参加で、もはや国際モーターショーの体をなしていないといった厳しいニュース・コメントも見かけられるが、第41回目の東京モーターショーが開幕した。人生いろいろあって海あり山ありまた谷底もあり。そんな中、主催者のテーマは、「クルマに乗る喜びも、環境への取組みも、ともに楽しもうという思いを込めたメッセージ」だそうです。
昨今の経済不況や若者のクルマ離れ傾向など背景に、今回はクルマ好きな大人だけでなく、女性や子供さんにもクルマの素晴らしさを体感してほしいということで、入場無料を小学生から中学生に拡大し、試乗会の開催、自動車ジャーナリストによるショーガイドツアー、TOKYOFMサテライトスタジオ設置、などなど多角的にコンテンツを用意し、期間を通じ100万人の来場を目標としているとのこと
見所の中心となる展示車両は、ワールドプレミアが39台、ジャパンプレミアが22台。地球環境との共生ための様々なエコロジーへの対策、将来への展望なども目のあたりにすることができるとか。クルマの可能性や魅力を通して今一度「クルマへの憧れ」を持っていただきたい。こんな趣旨のことが開催者からよせられている。



トヨタ 

社会との共生を図りながら、クルマの個性を際立てる。

未来のモビリティ社会を想定した小型EVをはじめ、本格的普及を見据えたプラグインハイブリッド車、小型FRスポーツコンセプトまど、トヨタの思想を具現化した先端モデルを出典。

 ●世界初公開の小型EVコンセプトモデル FT-EVU
  ・iQより255mmも短い2730mmのボディに4人乗車、
  ・スティックで操作するドライビングワイヤ技術
 ●クルマ本来の魅力を提案する小型FRスポーツ FT-86Concept
  ・ハチロクの現代版
 ●家庭用電源から充電可能なPHVコンセプトモデル プリウス・プラグインハイブリッド・コンセプト
 ●才と彩を兼ね備えたハイブリッド専用モダン SAI
 ●フルモデルチェンジした本格FRセダン マークX



ホンダ 

『「ないものをつくれ。」をテーマに、Honda独自の世界を創出。

「夢」や「熱い想い」から様々なアプローチを試みた、ホンダならではの革新的かつ創造性あふれるモデルを出典。さらに電気自動車や電動二輪車、一輪モビリティなど、総合的な楽しさを表現する「HELLO!ゾーン」も設置。

 ●ASIMOの技術を生かした一輪モビリティ U3-X
  ・丸いの2つ繋いだようなやつ。。「モーター付き一輪車」
  ・ASIMOのバランス制御技術活用、重さ10Kg以下、速度6Km/H、
   1時間電池走行可能
 ●無駄無くシンプルさを極めた身時かな存在の新EV EV-N
  ・昔なつかし欲しかったN360の再来か
 ●世界初公開になる新感覚ハイブリッドモデル CR-Z CONCEPT 2009
 ●伝統の空冷直4エンジン磨きあげられた新しい「CB」 CB1100



SUBARU 

快適、信頼の新しい走りと地球環境への融合を目指して。

「人に心解き放つ瞬間を。」をテーマに、さらなる環境性能、走行性能、安全性能を実現。Co2ゼロの電気自動車やブランドコラボによるデザイン、市販車ベースのチューニングモデルなど、多様な可能性を提案。

 ●スバルのDNAを凝縮したグランドツーリングの未来型 スバルハイブリッドツアラー コンセプト
 ●Co2排出量ゼロ、エネルギー効率の高い最新式WV プラグイン ステラ
 ●「アイサイト」を搭載し、安全性を高めた新7シーター エクシーガ
 ●より快適に、パワフルに。進化しつづける人気モデル レガシィ



マツダ 

すべての方に、走る歓びと優れた環境・安全性能を。

クルマも、人も、地球も、みんながワクワクし続けられるサスティブルな未来の実現を視野に。2015年までに平均燃費30%向上を目指す先進技術を今日・明日・将来という時系列で展示。

 ●マツダの未来図を具現化するコンセプトとは
 ●明日の技術が生んだ次世代パワートレイン
 ●マツダのコンセプトを象徴する次世代コンセプトカー 清(きよら)
 ●今日の技術により「i-stop」を搭載
 ●新エネルギーへの対応は「将来の技術」により追求



NISSAN 

ゼロ・エミッションを中心に、日産の掲げるメッセージを発信。

「ゼロ・エミッション」を実現するEVをはじめ、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車、新世代CVTさらには最高セダン、小型スポーツクロスオーバーなど、業界の新しい時代を切り開く最先端技術を展示。

 ●日産のビジョンを集約した、ゼロ・エミッションEV リーフ
 ●最高峰のデザインとインテリア、性能が融合 フーガ
 ●ダイナミックスデザインのスーパースペース軽 ルークス
 ●小型スポーツとオフロードが融合した新ジャンルカー カザーナ
 ●まったく新しい提案のパーソナルモビリティ ランドグラインダー
  ・前後二人乗り、カーブで車体が内側に傾く


※各社モーターショー特設サイトは社名にリンク

■関連情報
 ▼東京モーターショー2009 写真(My Blog)←位置情報展示された車はコチラ



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2009年10月11日

F1日本グランプリ鈴鹿観戦記

遅めに目覚めた日曜の朝
南の窓を開けると雲一つない青空
に心地よい日ざしが射込んでくる
今はもう秋であり秋最中でもある


ところで いろいろあった一週間



■閑話1 台風一過


2009_台風一過.jpg日本列島を縦断していった18号
台風一過となった東京午後の空は
抜けるような青空に台風の余韻を
残す白い雲が足早に駆抜けてゆく
そんな台風一過の空を携帯で撮影

10月8日東京 by SH-01A



■閑話2 オバマ大統領ノーベル平和賞を受賞


台風一過の週末、大きなサプライズが飛び込んできた。

人類に寄与する偉大な業績に対する最高権威な表彰がノーベル賞とすれば、先のゴア前副大統領の平和賞受賞といい、必ずしも結果の出ていない業績に対する表彰は少し頭を傾げるでもない。案の定、足下の米国共和党等からは受賞を辞退すべきなどという異論もでているようだ。しかし、平和賞の意味合いからすれば、どうころぶか知れない結果を座して待つより、大いなる世界平和への取組みを結実させるべく、取組み過程での表彰を通して後押ししようとするやのノーベル財団の受賞選考評価の考え方は妥当なのではないか。時代の変遷に伴う評価基準の変遷があってもよいと思う。
ビジネス世界では聞き慣れた言葉だが、結果よりプロセス重視。平和賞はプロセス重視型にチェンジしつつあるのかもしれない。



■閑話3 F1世界選手権シリーズ第15戦日本グランプ 鈴鹿


去年、はじめて観たF1の観戦記に『F1は、まさに耳を劈くメカニカルな轟音であり、轟音をして湧き上がる興奮は感動・感性の揺らぎをもたらし定形化し自分時間を埋め尽くす仕事時間の狭間のひと時のオアシスでもあった』と記している。今読むと少しカッコをつけすぎのようだが、そんなことで今年は鈴鹿に行ってきた。


F1_Suzuka_R3.jpg2009 SUZUKA AGAIN
ただいま鈴鹿。おかえり日本グランプリ
3年ぶりにF1が戻ってきた日本GP鈴鹿開催のキャッチコピーである。短いフレーズに20年に渡るF1鈴鹿を培ったファンや地元関係者の熱い想いが凝縮されているように感じる。

いつものように間際になって思い立っては突如の行動パターンゆえチケットが入手可能か少し心配したが、価格帯が半ば当たりの空席C2をでローチケでゲット。往復は高速割引で車を利用するとして、後は駐車と宿泊先をどうするか。そこで、夏休みに初めて利用した関宿の旅人宿・石垣屋さんに打診し快い宿泊OKをゲット。帰路は最終日曜の24:00迄に高速に乗れば高速割引利用可。経費はおおよそ1.3万(往復高速料金3100円+ガソリン代3000円+電車代2日往復2480円+宿泊費3000円)。これで気ままなF1観戦一人旅が固まった。あとは出たとこ勝負の成行きまかせ。

仕事を終えた金曜深夜(正確には日を超した土曜の1:00)に自宅を出て一路鈴鹿に向う。祭りの笛太鼓の音が徐々に大きく聞こえてくるほどに心が弾んでくる様相よろしく、深夜の東名を鈴鹿に向けて走っていると徐々に期待が膨らんでくる。20年遅れてきた若者ならぬおやじの小さな愛車トヨタiQを駆っての深夜400KmF1観戦単独走である。まー、娘にかかるとこの馬鹿親父なにをやってんだかではありますが。(~×~)

8時過ぎに関宿の旅人宿・石垣屋さんに到着。宿泊手続きを済ませ荷物と車を置かせてもらった後、関宿→亀山→河原田→すずかサーキット稲生と電車で鈴鹿へ。乗り継ぎ連絡が順調だと45分、長くて90分。電車の外は緑一色。時おり見える色づいたコスモスの群生が風にそよぎ、白鷺?が稲田に群れている。のどかな田園風景を満喫。一方、河原田で近鉄に乗り換えると車両は超満員の熱気むんむん。一気に観戦モードが高まる。一杯写真をとったわりには雰囲気を伝えるいい写真がほとんどない。F1観戦の写真ってなかなか難しいですね。以下のようにまとめてみたのでちょっとだけ雰囲気をご笑覧下さい。


F1日本GP(鈴鹿サーキット)
F1_Suzuka.jpg



F1_Suzuka_11.jpgレースはレッドブルのベッテルがポール・トゥ・ウィンでシーズン3勝目をあげた。2位以下と競ったのはスタート直後の1周で、後は周回を重ねるごとに差が開いた。お目当てのマーク・ウェバーは初日予選クラッシュ?とかで決勝は最後尾スタート。一人レースの蚊帳の外だった。それでも決勝最終周回でファーステッドラップを叩き出し、これぞウェバーというところを見せてくれた。中嶋は、初日こそよかったものの調子があがらず決勝15位に低迷した。過去、F1日本人ドライバーは鈴鹿に帰ると何か見せ場をつくったものだが、捲土重来を期待しよう。

ドライバーとコンストラクターの年間チャンピオンを目前にしたブラウンGPは、バトン、バリチェロ共に予選イエローフラッグ無視の5位降格スタートとかで余り見所がなかった。結果的に後1ポイントでコンストラクターズ部門のチャンピオンになるが、捨てたホンダの地元鈴鹿でのチャンピオン決定は余りにも皮肉な結末なので、レースの神様は先送りしたのかな? レースの詳細はマニアの方や専門サイトを参照されたく。


ところで、2006年までに20回の開催を重ねたF1が鈴鹿から消えたのは07年。トヨタ系富士スピードウエイでの開催開始による。その富士開催も折からの世界経済不況を耐えられず、ささと撤退へ。結果的に今後3年間およびF1日本グランプリの開催はホンダ系鈴鹿サーキットに戻ってきたことになる。

明け方の富士.jpg見方によれば今年のF1は日本勢への皮肉尽くめと言えなくもない。第3期F1参戦の必勝を期して昨年期中の戦いをさしおいて勝てる車体開発に専念したホンダは、一度もその車をして走ることなく撤退へ。ただ同然に譲り受けたブラウンGPは前半の破竹の進撃でドライバーとコンストラクター両部門の年間チャンピオンの座をほぼ手中にした。鈴鹿で決めないのは金をつぎ込んでくれたホンダへの気遣いかと??一方、富士開催を捨てたトヨタはホンダのサーキットで新社長まできて2位に歓喜するありさま。そんなに喜びたければ自社配下の富士で喜んだらどうかと言いたくもなるが。なにかちぐはぐ、どこか歯車が狂っている。

新興国のF1招致合戦が激しい中、20回に及ぶ開催実績をしてF1の発展を支え、数々の名勝負を生み出してきた日本GPは、今日のモータリゼーション社会における確固としたモータースポーツ文化として自動車産業界は庇護し発展させるくらいのノーブレス・オブリージュを発揮して頂きたいものだ。世の中おしなべてエコカーに向う中、風が吹けば桶屋が儲かる式の経済不況対策も分からぬではないが、この根の浅い取組み姿勢は先進国と称してきた日本に共通のものかもしれない。

そんな中、2010年の鈴鹿開催を契約したモビリティランド大島社長の声明『F1日本GPの歴史が途切れることを回避するのが当面の私共の役割と認識し、開催を決定しました。鈴鹿における新しいF1 の歴史を築けるよう、地域の皆様と力をあわせ、まずはこの10 月の大会に全力を注ぎ、ファンの皆様の期待にお応えして参りたいと思います』が唯一、モータースポーツファンに向けた関係者の心意気として聞こえてくる。

団塊世代のばかおやじには、秋風とともに『夏草や兵どもが夢の跡』では心情的にちと受け入れがたいのだ。しかして、来年も一本の葦として鈴鹿へ馳せ参じることにする。もっともその前にママチャリ鈴鹿レースへのお誘いをどうするか考えなくてはいけないが??(閑話・閑話)



■関連情報
 ▼F1シンガポールGP観戦記(My Blog)
 ▼F1 日本グランプリ決勝 in 鈴鹿サーキット '09.10.04(AOL Video)
 位置情報みたっかたF1鈴鹿を走る可夢偉(My Blog)


■余話

石垣屋でお会いした京都、福岡から見えられた旅人さん、また、お会いしましょう。
亀山から見えられた旅人さん、『クレア & 香』のCDありがとうございました。しっかり聞きましたよ。この広い世界で初めてあった方と共通の接点があるなんて旅ゆえでしょうか。偶然に乾杯です。なんとかお返しをしなくては。。翌日の旅人さん、カリブとスーパーカブの調子はどう?今どこを走っているのかな?石垣屋のご主人卓哉さん駆抜け一宿ありがとうございました。また寄らせてもらいますよ。。




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2009年09月23日

自動車産業大変貌の時代へ

シルバーウィークも残り後2日
昨日は思い立って2階の窓辺まで
伸びてきた庭木の剪定を始めたの
が朝の九時頃。軽くお昼までには
終えてと考えていたが甘かった。

やりはじめるとキチットしないと
気が済まない癖が出てきて、結局
終えたのが3時頃。切り落とした
枝や葉を集めるのがむしろ大変で
した。結果的には確かにすっきり
したが、中日当りでどこかふらり
一泊ドライブなんて淡い夢は庭木
と伴に剪定されてしまった。。。




Classic_Car_3.jpgWorks by AINA-san





■閑話1 次世代にむかうクルマ・車・車社会


ある意味で、今、車は最も注目を浴びているのだろう。
リーマンブラザースショックに始まった世界金融危機はグローバルな金融信用経済崩壊となり自動車業界を始めとする実体経済に大きな衝撃を与えた。1年経った今も著しい好転の兆しはなく、回復に長期化が予想される。米国ではビッグ3と称されたGMやクライスラーが存続瀬戸際の苦境に陥り、国のテコ入れでなんとか再生しようともがいている。盟主に座ったかに見えたトヨタも同じ。その自動車業界救済の切り札はクリーンエネルギーのエコカー。政府が繰り出すエコカー減税などの対策もあって、ハイブリッドカーやEVに一躍、脚光が当り、減税効果など手伝いハイブリッド車は生産が追いつかないとか。。


自動車100年目の大転換_1.jpgいずこの企業も世界同時不況下の生き残りをかけた厳しい競争に巻き込まれているわけだが、消費者に直接関係ない例えば産業機械などの分野は、何かメディアの特集でもない限り消費者の目に留まることはないだろう。その点、自動車は顧客が消費者であり、20C工業製品消費文明の象徴と言われるほどに裾野が広く影響の大きな産業規模やグローバルに進みつつある業界再編、更には化石燃料の枯渇と地球環境問題の関係やインド・中国などの新興国の台頭、等々、本当に話題にことかかない。


何かと車が中心だった若い頃に比べ、最近はとんとご無沙汰していた車に目を向けさせたのは、世界経済同時不況をしてそこに繰り広げられる勝ち残り競争であり、とりわけ生き残りの切り札とされるハイブリッドカーやEVなど次世代自動車の開発競争である。しょせん雑誌の特集や新書などに書いていることしか分からない(しかも全てという意味ではなく)のだが、それでも、いつの間にか少しずつ購入した雑誌や書籍の数が増えている。


そんな中で、宝島社新書の3冊が興味深い。
6月、8月、9月と立て続けに出版しているが、ちょうど上記のような背景に狙いを定めた企画なのだろうか? 更に、今後も新たな新書が出るのか興味が持たれる。

さて、その3冊だが以下のようになっている。



閑話2 宝島社新書の次世代自動車関連の3冊


3年後に残るクルマ_1.jpg3年後に生き残るクルマ
著者:館内端
第1版発行:09年6月24日
帯コメ:自動車メーカーの戦略・秘策とは 
    世界「エコカー」戦争勃発

自動車ビジネスに未来はあるか_1.jpg自動車ビジネスに未来はあるか?
著者:下川浩一
第1版発行:09年8月24日
帯コメ:自自動車文明論の題意一人者が説く 
    中国・インド・環境市場!
    大量販売の時代は終わった!

ハイブリッドカーはエコか_1.jpgハイブリッドカーは本当にエコなのか?
著者:両角岳彦
第1版発行:09年9月24日
帯コメ:巷にはびこる”ハイブリッド神話”をぶった斬る! CO2削減 = 省燃費だけが「エコカー」ではない!




3年後に生き残るクルマ

ここ2年間でおきた自動車をめぐる事象をとりあげ自動車産業が直面する問題を整理し、『なぜ今、次世代自動車なのか』を1章で説き、その上で行方が混沌としている『次世代車開発戦争を2章ハイブリッド車、3章電気自動車にわけて見えやすく』説明している。なお本書は『日経Ecolomyに、連載されたコラム「2010年に生き残るクルマ」を厳選し加筆・編集をくわえたものとのこと。


自動車ビジネスに未来はあるか?

読み終えた直後、詳細な数値データに裏付けられた説明が非常に分かりよく説得力がある点に感心した。本書の狙いは前書きを引用すると《自動車産業は、従来の自然征服型産業から、資源・エネルギーの脱石化燃料の循環社会を目指す共生型社会実現の申し子として位置づけて行く必要がある。その意味で、今後、人類が切り拓いていくべき地球文明の行方に責任を持つ産業とするには何をすべきか。そして、それが実現した時、自動車産業はどう変身しているのか。今回の危機は、まさに自動車産業のアイデンティティを再考し、今後のあり方を根本から問いかけるチャンスだと言えよう。本書はその方向性を示してみたい。》となる。

大量生産・大量流通、大量販売・大量消費という20世紀型パラダイムを謳歌してきた米国、日本、欧州の自動車産業におきた危機の状況と要因を精度の高いデータを駆使して分かりよく説明し、行先としての共生型ビジネスモデルを説いている。文明論なぞと大それた言葉を小生なんぞは使えた柄ではない。俗に「森・林・木」に例えるなら森の話を説いているのでしょう。是非読まれると良いですよ。。


ハイブリッドカーは本当にエコなのか?

連休に入る前の金曜に買った本。まだ読み終えておりません。
映画のネタばれではないが、「はじめに、おわりに、帯」を参照すると、車を愛して止まない著者は、昨今、巷にあふれる「ハイブリッドカー」さえ買えば、普及すれば、日本の環境対策が急にすすむかのような妄論を流布するメディア、その雰囲気に流される消費者行動、行政施策。。全てが空虚で安直すぎる。危うい。と警鐘を鳴らす。
「エコロジカルな自動車」とは、車単独で実体化しきれるものではなく、道路交通システム全般や車のライフサイクル(作り・使い・廃棄)を考えた環境影響・リサイクルなどを社会全体で実現できる方策を組み立てなければいけないと言う。目指す結果は更に更にその先であり、消費者もメガメディアもこの疑問を本書を通じて共有して欲しいと訴えている。。(閑話)



■関連情報 自動車産業:小さいことは美に非ず(JBpress引用)




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2009年08月29日

小さな愛車トヨタiQ走行記

秋と言うには
ちと気が早すぎるが
南の窓より入る涼風の心地よさに
ついつい「秋きぬと目にはさやかに
見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
などと当てつけてみたくなりそな週末早朝


今週は総選挙後の報道に明け暮れた一週間だった
民主政権とともに激動の時代が幕開けたのだろう
思えば、時の過ぎ行くままにこの身をまかせと唄
ったジュリーの時代が懐かしい。日本高度成長に
何もかもが酔っていたよき時代だったのかも?




2009_SS_1.jpgAt BigSite SS_2009




ところで、


この夏休み
新車トヨタiQを駆って
1,800Km余り走ってきた。
気の効く小さな賢い車だった。

夏休み関連最後のエントリーとして
連休を伴にしたiQのことを書いておこう。。




■閑話1 私にとってのiQ



iQ_Front_3M.jpg私のiQはこの9月で6ヶ月目を迎えた。走行距離はまだODOで4668Km。これまで長距離を3回走ったくらいで日常の足回りにはほとんど使っていない。乗り方が逆かもしれないが、これが最近の車利用の実態なので、すでに高級外車1台分相当は支払った駐車料をカットするため、自宅の小さな車庫に収まるコンパクトカーを選ぶことにした。
後は、20数年前の128K初代Macのようにコンパクトであっても心ときめくものがあればなお良いが十分条件で、少しいろいろ迷ってみたが、(コンパクト+エコ)をベースにして(国産)の(小さな車)でいろいろな面で(希少価値)のある(トヨタiQ)を選定した。小さな大人の実用的おもちゃであれば良いと思っている。


iQ_Front_1M.jpgこのiQをプレミアムコンパクトなどと言うらしいが、私にはただ小さな(もう少し正確に言えば全長が3m以下の)車を必要としたので、昨年末、トヨタから発売されたiQが3mを切るとのニュースはまさに朗報でした。買い替えるごとに容量が小さくなっていて少しわびしい気もしますが、現在の利用実態にあった実用性と嗜好性を満たす車ではないかと考えています。発売当初は、iQのコンパクトさが随分話題になったものですが、経済不況対策のエコカー購入減税や購入補助金を背景に、世間の話題は次世代自動車のハイブリッドやEV一色になった感がありますね。(最近、1.3L,+iQの追加で赤いiQのTVCMが見られるようになったが。。)


iQ_Side_2.jpgiQの特徴は新パッケージングのコンパクトさが全てでしょうが、私はノーズの短いそれでいて普通車の幅を持つ硬派なフロントビューが気に入っています。(誰かがカメムシとか蟹のようと言っていたが)車内の広さもほとんど独りで載るので充分。小さいのってどこか愛嬌があって可愛いもので、愛犬のミニチュアダックスと同じ感覚でとらえているのかもしれない。まー「車は大きいにこした事はない」分かっていることだが、そんなことで買い替えたiQ、走行距離も5000Km近くになり馴染みと愛着が出始めたところです。。




■閑話2 iQの乗車感


見初めてもらったお嫁さんのようなもの
いまはあばたもえくぼかもしれませんね
ネットにiQの車評が一杯載っていますが
私も夏休み気付いたこと書いておきます



パワー
1000CCのパワーってどうなんだろう?坂道は、高速は大丈夫か?
よたよた走られては困るし、左車線定番でしょうというのも耐えられない。
試乗では確認しきれない一番危惧した点だったが、結果的には全く問題がなかった。シフトのSはアクセルが同じ位置で回転が一気に1000くらい上がるのでしょうか。坂道でもSに入れて少し踏み込めばスーと伸びて加速が効く。大人二人乗っての高速長距離も問題ないし、街中は小回が効いてきびきび良く走ります。

前のエントリーの関宿を出た後、東京への帰路は伊勢自動車道、伊勢湾岸道路を走り豊田JCTへ。ここで東名はあきらめ東海環状自動車道に分岐し更に、土岐JCTで中央自動車道へ。上り坂が多い岡谷JCTまでの間でiQの実力が試されると思いましたが、時間の関係もあり三分の二位は右側追い越し車線走で前へ前へ。少なくとも高性能な他車に迷惑かけたり自身がとろとろ感じたり、目一杯無理してるな。。といったことはなく結構走るじゃないという感じでした。小さいせいか何台かの大きな車が坂道で煽りめいた直接近走をかけてきたので頭を抑えた状態でシフトSで踏み込むと車体が軽い分すーと加速が効いて重い車は一瞬ついてこれませんね。それでも執拗にくる車にはお先にどうぞ。小さいなりの分相応が大事。我関せずです。。


燃費
iQ_2_3.jpgカタログ上は25Km/Lとなっているが少し難しいのではないか。30Km/Lも夢でないとするレポートもありますが、これは無理だと思います。今回の実測値では大人二人乗りで高速800Kmの平均が17Km/Lくらいになった。エコモードが表示される120Km/H以下の比較的巡航走行で18Km/L〜19Km/Lくらい。メーターの最高値は19.5Km/L。走行速度を80Km/H前後にしてコンスタントに走れば20Km/L以上出るような気もするが、そんな走りを維持するのが難しい。一方、iQのタンクが32Lと聞いて高速での給油が増えるのかと心配したが、前の60Lタンクの車と同じSAで一度満タン補給すれば800Km先の目的地までゆうゆうだった。大雑把だが結果的には前の車に対して二倍の燃費改善になっているように思います。


その他諸感
乗り心地は固め。横風への対応性はけっこう踏ん張っていて軽く持って行かれる感じは無い。気のせいかもしれないが強い横風が途切れると逆に揺り戻されるような感じを受けた。少し気に食わないのは、運転中に肘をついてレストさせたいのだが、前の車のように肘をおく適切な場所が見つからない点。また、運転シートの角度調整ができないのも気に食わない。シートを前に出せば解決するが、ゆったり乗ろうとすると小生のような短足には太ももの裏側部分が当たってつっかかる。どこか平均体格が一回り大きな外人向けなのではないかと疑問をいだかせる所がある。
iQ_Front_5M.jpg後一点は室内照明。省エネライトも結構だが、もう少し照射範囲を広く明るく、また、ドアを開けた時くらい室内照明できてもよいのではないか。オプションに何かあったようだが、ここまで室内ライトの機能レベルを落とす必要は無いと思う。更に希望を言えば仮眠等で利用する際にシートがフラットになってほしい。まーそれ以外はマニアでもない小生には余り問題は感じない。低速での3気筒特有な騒音が云々とよく評されているが、そんなもの通常走行では周囲の騒音の方が遥かに大きく小生のようなAbout人間には一切気にならなかった。前を向いて走っている段にはうっかり小ささを忘れてしまいそうなしっかり安定した走りができる車だと思います。。(閑話)



■関連情報
 ▼toyota.jp iQ(Official Site)
 ▼トヨタ iQ フォトインプレッション ( carview)
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2009年07月16日

ウェーバー130戦目でF1初勝利

次々といろいろなことが起きてくる
目を奪われていると、触れておきた
いなと思うブログ・ネタもついつい
タイミングを失しがち。。



Mark Webber_1.jpg



そこで


今日は、黙して『志事』をなしたマーク・ウェーバーへの祝福を。。
先日に行われた09F1第9戦ドイツGP決勝でついにマーク・ウェーバーが初勝利を挙げた。


小生はF1選手の中ではマーク・ウェーバーが贔屓。

理由は、なんたってルックスがお好み。
きりっとした男気が感じられる顔つきがよい。

更に、脚光が当たらない成績を重ねながらも、
命をかけて黙々とF1を戦い続ける姿勢が好きだ。



『山あり谷ありでも、あきらめなければ夢はかなうと伝えたい』と
語り昨年、名古屋国際女子マラソンを走ったのは高橋尚子だった。
そんな彼女に学校時代の恩師は『志事』という名言を贈っていた。



ウェーバーについて言えば、


男は黙して『志事』をなした


と言えるだろう。


Mark Webber_2.jpg次々と登場する新人に後塵を拝し続けても
くさるでもなくF1を戦い続けた。
そして
参戦8年目、
通算130戦目で
ついにF1初勝利を飾った。
彼をしてプロ中のプロと言うのかもしれない。


Congratulations! Webber !!ぴかぴか(新しい)。。(閑話)


■関連情報
 ▼Mark Webber(F1)


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2009年06月21日

3年後に生き残るクルマとは?

梅雨の花といえば紫陽花
ところが梅雨のある日最寄り駅下
の花屋さんにひまわりが並んだ。
豊かな緑の葉の上に数え切れない
ほど花を咲かせてもどこか控えめ
で奥ゆかしい感じが何ともよいの
が紫陽花ならば、それと対照的に
自己主張と押し出しのつよいのが
ひまわりかな??鮮やかな黄色に
思わず携帯でスナップ!!



 ひまわり_1.jpg



■閑話1 クラウドって何?

headintheclouds_left.jpgクラウドと言えば、シャーリーズ・セロンとペネロペ・クルスが共演した『Head in the clouds』(日本題:トリコロールに燃えて)を思い出す。迫り来る戦争の脅威が漂う1930年代から1944年(パリ開放)までのヨーロッパを舞台として二大女優が共演した良い映画だ。どこかで監督は「ドクトル・ジバゴ」や「ライアンの娘」、「アラビアのロレンス」にも似た壮大なラブロマンスとも言っていたように記憶する。

ところで、最近、しばしば『クラウド』という言葉を耳にする。正確には『クラウド・コンピューティング』の略で、「高度にスケーラブルで抽象化された巨大なITリソースを、インターネットを通してサービスとして提供(利用)するコンピューティング」を言うらしい。もう少し易しい言い方をすれば、「インターネットを雲(クラウド)にたとえ、パソコンを雲の中の巨大なサーバ群につなぎ、文書作成や表計算、電子メールなどさまざまな処理をおこなうもの」ということらしい。

メインフレーム(集中:過去)⇒ PC+ソフト(分散:現在)⇒ ネット+サービス(クラウド:今後)へのコンピューティング・パラダイム・シフトが起き初めていて、一説には2008〜2010年:市場の黎明期、2011〜2012年:市場の発展期、2013年以降:普及期だとも言われている。

さて、本当にクラウド化なるものが進むのだろうか? メインフレームからのオープン・ダウンサイジング化(分散化)は、極めて直接的な必要性・効果性を感じることができたが、クラウドはどうだろうか? @過程を問わない結果がすべての利用モデルは企業の情報システム技術者を阻害し無知化する、AIT資産を持たないビジネスモデルはおそらく今以上のコストの流出超過を招き、Bどこからでものアクセスモデルは従来的な企業モデルでも利用可能か、C必要なコンピュータ資源の動的確保はかなわないが、これまで以上のコスト流出と不安定化を招くのではないか?いずれも提供せんがな側からの論理であって使う側からの必然性がまだまだ弱いように思われる。

クラウド_1.jpg歌は世につれ世は歌につれではないが、時代の流れに抗えない側面もあるが現状は、まさに冒頭のHead in the cloud(雲の中のもやもやしてよく見えない)状況ではないか?映画のギルダは生き急いで最後に間違いを悟った。ニコラス・G・カー著『クラウド化する世界』では、20世紀初めの米国の電力産業になぞらえクラウド化した世界は中産階級の崩壊をもたらし、ごく少数の個人に富が集中すると懸念しているらしい。

名は体を表すとも言われるが、クラウドはまさに「不透明な正体のつかみ難いもやもやしたもの=自分たちの理解や制御が及ばないもの=クラウド=ブラックボックス=無知化?」ということで、とらえようによってはなんて人様を見下した名前をつけたのかとも思えるが、一方 in the clouds は架空的で非現実的なものにも繋がる。

オープンダウンサイジングは選択・構築・運用の妙があった。増えたサーバの管理に根をあげて、またぞろホストにかわるブラックボックスに回帰し、昔のダム端末ならぬダムユーザーに戻りたいのでもあるまい。人をけむにまいて従属化し、創意工夫の働きようがない、あなたまかせのクラウドにならないよう、これからクラウド・プレーヤーの熱演をじっくり観察する必要があるのではないか?持たざるITは聞こえがよいが自前主義が身上の企業利用は慎重に緩やかにかな??




■閑話2 『一太郎』のジャストシステム浮川社長が退任へ


『麻生降ろし加速 自民大敗』の一面大見出しではじまる金曜の夕刊フジ。頁をくっていくと中程に小さな記事で『ジャストシステム創業の浮川社長退任へ』という記事が載っていた。クラウドなどとコンピューティング・パラダイムは止まることなく進んで行くようだが、もう何年前になるのだろう、30年? パソコンがビジネス用に普及し始めた頃、専用ワープロ機を脇に追いやり一世を風靡したワープロソフト『一太郎』の生みの親だ。社長交代の理由を4年連続赤字計上に「早期の業績回復を図るため、経営の刷新と若返りを進める」としている。

日本人の心を表した細やかな機能に日本語入力に優れるATOKをもってしても、ネットを通じたデータ交換の面からMSワードにシェアーを圧迫された。日本語から発した日本独自のソフトであり、今も徳島という地場に本社をおくジャストシステム。。頑張っていただきたいものだ。




■閑話3 3年後に生き残るクルマ(館内端著:宝島社新書)


3年後に残るクルマ_1.jpg先週だったか、読売新聞からの引用で『基礎から分る自動車業界再編』なるエントリーを書いたが、その週末、発刊になったばかしの『3年後に生き残るクルマ』(館内端著:宝島社新書)という新書を最寄りの本屋さんで見つけたので即購入した。著書は、NIKKEI NETの日経Webコラム『2010年に生き残るクルマ』に2年間に渡り連載されたコラムから厳選した記事に加筆したものとなっている。混沌とした次世代車開発の現状と、ある方向性をみせはじめたとする次世代車候補のハイブリッド車と電気自動車の3つの章をたて、さまざまな問題を整理しわかりやすく説いている。

ホンダのF1撤退についても詳しく書かれている。著者はF1の技術が生産車の技術に役立つことは何もないと言い切っていますね。現在のエレクトニクス化されたF1では、むしろ生産車からF1へ技術が流れているくらいとか。。

自動車100年目の大転換_1.jpg佐伯泰英の密命21巻『相剋』を今週の通勤読書とする予定だったが、急遽変更して『3年後に残るクルマ』を読むことにした。そうした最中、通勤途上の駅売店の雑誌コーナーでみつけたのが『自動車100年目の大転換』を特集した週刊ダイヤモンド(6/20号)。Part1が『自動車産業の試練』、Part2が『クルマの課題と未来』、Part3が『たのしくなけりゃクルマじゃない』となっている。ダイヤモンドらしく自動車産業に係る様々なデータが豊富で分かりよく参考になる。

20世紀を代表する『産業中の産業』と言われる自動車が今、大きな転換期を迎えている。クラウドのような曖昧模糊としたものでない明確な制約条件をクリアーする次世代自動車をして次の100年を生き抜く為の熾烈な開発競争に突入している。それは同時に忘れかけた自動車の楽しさを呼び返し次世代ユーザーを夢中にさせる新たな価値の創造にむけたパラダイム・シフトなのだろう。。

たまたま手にした2冊は、小生のような素人が今おかれたクルマの事情を知るには充分すぎる内容をした総力版であった。。(閑話)



■関連情報
 ▼2010年に生き残るクルマ(舘内端)(日経エコロミー)
 ▼基礎から分る自動車業界再編(My Blog)
 ▼さらば、ホンダF1(My Blog)



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2009年06月12日

基礎から分る自動車業界再編

梅雨入り
混み合う朝の電車は
隠忍自重の難行苦行

それにしても最近の通勤電車
連日5分前後の遅れが生じる
滑らかな車掌のお詫び放送は
繰返し防止に結実してこそ意
味がある。慣用句のような繰
り返しが少々腹立たしく聞こ
えることも。。まーゆとりを



2009_紫陽花_1.jpg



ところで


読売夕刊に『基礎からわかる自動車業界再編』なる記事が載っていた。

米ビッグスリーの経営破綻、新興国の台頭、
世界の自動車業界が大再編期に突入している。
21世紀の自動車業界地図は大きく塗り替わるかもしれないと。


記事から抜粋させていただくと、

自動車産業の世界再編.jpg自動車産業の世界再編2.jpg
加速する自動車産業界の世界再編  再編で変る販売台数ランキング


Q1。なぜ活発化?
米ビッグスリー体制の崩壊
世界的過剰生産能力(3000万台過剰)

Q2。合従連衡の狙いは?
エコカー開発競争に勝ち残るため
事業規模を拡大し資金力を高める
開発費用の負担が大きく共同開発する
新興国、新規参入企業のブランド買い

Q3。日本勢の影響は?
トヨターGM
スズキーGM
いすずーGM
マツダーフォード
日産ークライスラーーフィアット
12社体制の存続は容易でない。

Q4。世界再編は?
90年後半:400万台クラブ説
生産規模が年間400万台以上でないと生き残れない。
ただ、ほとんどが失敗

今:フィアットCEO説
世界の自動車メーカーはいずれ6社体制に集約される。
現在の勢力図で上位6位に入るには、最低でも500万台規模が必要。
ただ、GMの破綻は規模が自動車メーカ生き残りの絶対条件ではない。


紙面一面を使った大きな記事だが、面白いことに『ホンダ』の文字がどこにも現れない。唯一、世界再編図の中にホンダ(独立路線)とだけある。

仮に世界の自動車メーカーが先々、6グループに集約されるとして、ホンダは現在7番手。ボーダーライン上だ。F1撤退会見で「撤退はホンダの歴史上どういう意味を持つかというよりは、1年後、2年後、3年後にホンダがどういう商品を出しているかで評価すべき。良い決断だった、と言われるようにしなくてはいけない」と語ったホンダ社長。

同日のAFPBBNewsには、ホンダ過去50年の取組み実績が賞賛されている。
独自路線で次世代を颯爽と走り抜けるホンダの車となるか。

銀も 金も玉も なにせむに 優れる宝 子に及かめやも

頑張れ、ホンダ。。(閑話)


■関連情報
 ▼さらば、ホンダF1(My Blog)
 ▼3年後に生き残るクルマとは?(My Blog)



位置情報スズキとVWが資本提携へ 09/12/9 追加

6月に上の記事が新聞に特集された折には、スズキとVWの資本提携の話は出てなかったが極秘裏に両社は交渉を進めていたのでしょうか。今年上期の世界販売台数がスズキ115万台、VW312万台、合わせて427万台でトヨタの356万台を上回る世界最大となる見込み。中国に強いVW、インドに強いスズキ、組み合わせの相性もよさそう。無印だったスズキ、GMの経営難による資本提携解消を契機にしてどっこい頑張っていますね。日本の政治も見習ってくれ。。



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2009年05月09日

さらば、ホンダF1

週末土曜
あけ放った南の窓から入って
くる風がここちよい昼下がり
連休モードをチューニングし
ながら月曜からのシフトチェ
ンジにそなえつつ。。


林檎の花_3.jpg



ところで


今期F1は、戦いの場をヨーロッパに移しスペインGPが行われているが、またもやブラウンGPのバトンが予選一位につけ開幕戦以来の好調さを発揮しているようだ。昨年の覇者ハミルトンを擁するマクラーレンや常勝の王者フェラーリが低迷する中、レッドブルやすべりこみで参戦したブラウンGPなどの新興勢が好調さを示す序盤戦は、波乱に富んだF1下克上的様相を呈している。

ブラウンGPバトンの好調を見て、悔しさにほぞを噛む思いをしているのが多くの熱狂的なホンダF1ファンではないか。もはやどうころんでもF1の戦いの場にホンダはいないのだ。低迷に喘ぐ昨年、全ての勝負を捨てて車体開発を優先したその成果を問うこともなく、わずか1ポンド(約147円)で譲り受けたブラウンGPが、昨年と同じバトン、バリチェロで既に3度も勝ったとなれば、エクレストンでなくとも「自分たちの開発した車体のポテンシャルさえ見分けがつかないのかホンダは?」と皮肉られても返す言葉がないだろう。戦後、一介のベンチャー企業から身をおこし世界有数の企業に成長したソニーにホンダ、いずれも何か変ロ長調を感じる昨今である。

さて、『レースがDNA』と自負するホンダ。その言葉通り過去二度のF1参戦における輝ける栄光。その卓越した技術と戦果をして多くのF1ファンを驚喜・魅了してきたホンダのパワー・オブ・ドリームス。しかし、栄光三たびと復帰宣言をした99年から10年余に及ぶ第三期F1活動は、一度もチャンピオンに輝くことなく無惨な完全撤退へ追込まれた。

F1_マネー&サイエンス_1.jpgおりしも世界経済不況は容赦なく自動車産業界も痛撃し、モータリゼーション発祥本家の米国ではGMやクライスラーの存続さえ危うくなっている。代わって盟主に座ったトヨタも大赤字。今朝の朝刊では今年度通期で8500億の赤字を見通している。ホンダも同様だろう。いきおい世界不況を切り抜け生き抜くことが至上の経営課題となることは十分理解できるが、さりとて創業者・本田宗一郎から引き継ぐ社是『モータースポーツはホンダのDNA』の下、10年にも及ぶ膨大なF1投資を重ね、明日には成果が出ると言いながら、突如一転した屈辱まみれの夜逃げ同然の撤退は何故なのか?ホンダに何がおこっているのか?F1ファンならずとも覗き見したくなるのも一般心理だろう。。


そんな折、『さらば、ホンダF1』(最強軍団はなぜ自壊したのか?:集英社)という一冊の本がその辺りの事情を詳しくルポしているようなので、連休に入ったところで読んでみた。帯に相当する部分には、『F1ファンが愛した「あのホンダ」はもはや存在しない』『おそらく天国の本田宗一郎も大粒の涙を流しているに違いない。』と書かれている。

F1_さらばホンダ_1.jpg著者の川喜田研氏は出版社でF1担当編集者、スタッフライターを勤めた後、ホンダのF1復帰に合わせ独立。以降10年、自らをF1従軍記者と称するようにF1の現場取材を通じて執筆活動を続けている専門家で且つ、個人的には根っからのホンダF1フリークのようだ。率直で容赦ないホンダ批判は、愛して止まぬ栄光のホンダF1への彼自身の悲痛なる惜別のレクイエムであり、ホンダF1を現場で追い続けた10年の決算だ。

著書は、ホンダ第三期F1について《98年3月、当時の社長が「オールホンダでのF1復帰」という新たなチャレンジを提示したにもかかわらず、ワークスチームでの参戦が一転して打ち切られると、その後は「BARとのジョイント」⇒「BARとジョーダンの2チーム体制」⇒「BARの経営陣入れ替え」⇒「BARへの一本化」⇒「BARへの45%資本参加」⇒「100%資本参加によるホンダワークス化」⇒「スーパーアグリとの2チーム体制」⇒「ロス・ブラウンへの全権委任」と、何度も体制変更を繰り返し、「再出発」を宣言するという迷走を繰り返してきた》とする過程を現場でつぶさに取材してきた豊富な情報をもとに書き下している。

F1_鈴木亜久里の挫折_1.jpg氏は《「何のためにF1を戦うのか?」という大義が曖昧で「誰が責任を持って指揮しているのか?」すら最後まで明確に見えない『マネージメントなきホンダF1』と評し、第三期F1の「旗印」であった「車体開発」や「チーム運営」を行っていくための具体的な方針も実力もなかったホンダに勝利への道筋など描けるはずがなかった》とバッサリ切り捨て、返す刀でそれもこれも《「ホンダという企業そのものの変質」即ち、二人のカリスマ亡き後ホンダ社内において長い間せめぎあっていた二つの流れのうち、結果的に本田宗一郎の流れを汲む者が敗退し「レースがDNA」などとヤクザなことを公言しなくて済む「フツーの会社」になるのだろう》と括っている。


F1を観るのと同じくらいホンダF1の不振を紐解いた内容は実に面白かった。しかし、その文脈で考えるとレースカーを290Km/hで運転する根っからの技術屋で技術部門の総指揮者でもあった社長が川喜田の指摘するマネジメントをなぜ発揮できなかったのかorしなかったのか疑問が湧いてくる。


いつだったか、ローマの物語の著者・塩野七生氏が「ホンダF1撤退判断を賞賛していた」ことを思い出す。ローマの盛衰に照らし自動車産業が今後おかれる厳しいグローバル・コンペティションを考えるなら、大尽遊びのようなF1なんぞにうつつをぬかす時勢でないでしょうと言ったか言わなかったかは?だが、ローマから現代の国、政治、企業経営などのあり方・行くべき道を帰納法的に高く説かれる立場からは、そんなふうに言ったように聞こえてくる?気がする。

会社の寿命_1.jpgもう一つ、20年前に出版された新潮文庫に『会社の寿命』(盛者必衰の理)という小さな書籍がある。ここでも明治から昭和に至る企業のトップ100を10年ごとに追うことで企業の栄枯盛衰を帰納法的に立証し『会社の寿命は30年』を導いているのだが、一節を引用すると《企業には必ず寿命がある。。。略。。。これは明治以来の産業史が証明する事実だ。限りある企業の寿命を延ばす唯一最大の方法は「変身」である。なぜならば、産業構造は時代とともに確実に変っていくからだ。。》いかに生き延びるかについて唯一最大の方法は『変身』とする。


昭和30年代当たりから栄華を謳歌してきた自動車産業も原油価格の高騰、環境問題、供給過多、購買力の低下・控え、などなど大きな曲がり角にさしかかっているのは周知のことで、今でも進んでいる業界再編統合が更に猛烈にやってきて多くの自動車メーカーの名が消えて行くのではないか。ホンダの生き残りにホンダのDNAであるレース・F1をも捨てて取り組むというのなら、それもしかりでないかと思う。

例えば、人工多能性幹細胞(IPS)のような世界に先端切った技術を保護育成しようとしないかの現政府&官僚による補正予算を見ていると、技術立国日本の先行きに暗澹となるというものだ。残された日本の将来への活力は民間の企業努力に期待せざるを得ないのかもしれない。映画「マルタのやさしい刺繍」によれば「夢みるパワー(Power of Dream)とはあきらめない心」だそうだ。内情はよく分からないが、その意味から、F1のホンダ転じた次世代技術のホンダへの変身チャレンジに星屑ブログからエールを贈ろう。。(閑話・閑話)


■関連情報
 ▼基礎から分る自動車業界再編(My Blog)



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2009年04月01日

タタのナノ VS トヨタのiQ

今、自動車産業界のご本家・米国のGMやクライスラーが厳しい経営危機に直面し存続すら危ぶまれている。代わって世界トップに座ったかにみえたトヨタも50%以上の新車販売減に創業以来の大赤字を記録する世界経済同時不況下において、BRICsの新々メーカー・インドのタタと王者?トヨタがそれぞれ世界から注目されるコンパクトカー『ナノ』と『 iQ 』を同時期に発売したことになる。。


ナノのキャッチコピーは『The People's Car

全長3.1m x 全幅1.5m x 全高1.6m の4ドア・ハッチバックで最高時速105Km、2気筒623ccリアエンジン後輪駆動、4速マニュアル・トランスミッションで、エアコンやパワーウインドウ、パワーステアリングは標準装備なし。最低店頭価格は約21.67万円。エアコンやパワステ装備のデラックスモデルは約35.6万円という衝撃的な超低価格が注目されている。

一方、昨年末にトヨタから発売されたiQ
キャッチコピーは『世界最小スモールカー

iQ_2.jpg全長2.985m x 全幅1.68m x 全高1.5m、直列3気筒DOHC996ccフロントエンジン前輪駆動、Super CVT-i(自動無段変速機)、エアコンやパワー・ウインドウ、パワステ、オーディオ6スピーカーに9つのエアバック、ナビこそオプションだが足りないものがないほど標準装備が豊富。価格はベイシックモデル100X(140万)、皮巻きステアリングやオートエアコン、スマートキーなど加えた100G(150万)、アルミホイールと本革シートが標準となる100G + Leather Package(160万)の3グレード。

iQは、全長が3mを切るというので、てっきり軽かと思ったが、全幅1.68m、996ccの普通小型車なのだ。メーカー的に言えば『常識を疑うことで進化していくテクノロジー 誰も踏み入れなかった新しい領域。 大胆な発想と、繊細な技術が、ひとつになった超高効率パッケージ』ということらしい。


ところで、

タタは『ナノ』をして『ピープルズカー』と呼んでいる。国民大衆車ということか。
今から50年前、戦後の傷が癒えて高度経済成長に向かい始めた日本でも、まだクルマといえば商用車がほとんどであり、一般家庭にとって乗用車を持つことは夢のような時代だった。そこで国産乗用車の開発・普及を進め、日本の自動車産業を育成していこうとする乗用車の普及促進政策が通産省によって打ち出され、それに呼応するように、『てんとう虫』の愛称で親しまれた『スバル360』や『パブリカ』が開発された。年代にすると昭和33年(1958年)頃になる。時代こそ違え、トヨタの『パブリカ』もまた Public = 国民一般の、大衆の車として開発されたのだろう。

50年=半世紀の月日を経て、トヨタは世界一の自動車メーカーとなり、経済発展著しいインドにも自動車メーカ・タタが出現し、両社期せずしてコンパクトカーを発売したわけだ。


今、車を取り巻く世界情勢は、原油高騰によるガソリン代値上げや地球温暖化や石油枯渇危惧、同時に中国やブラジルなど新興国におけるモータリゼーションの発達の一方で、先進国では一通り車が行き渡る中、車にかかる負担を軽減するため燃費がよく、環境に優しい車が求められている。このような背景から世界は小型車ブームとも言われ06年〜11年の自動車需要増加の約半分は、小型で安い車に対する需要が強いブラジル、ロシア、インド、中国など所謂BRICsからくると予測されている。
従って、世界の主要な自動車メーカーは、現在、こぞって安くて燃費のよい小型車の開発に力を入れている。新興市場で売れて先進国にも輸出できる車だ。

その意味でiQとナノはそれぞれの異なるフィールドからの小型車の世界戦略カーなのかもしれない。自転車やバイクを卒業しようとする新興国では庶民にも手が届く車が欲しいと思っている。しかし、高速道路などインフラが未発達な状況では移動距離や速度もあがらないため、まずはナノのような仕様でもよく、何より低価格車がフィットしている。

一方、ヨーロッパなどの先進国の小型車需要は、車の格や品質、経済性、先進的なテクノロジーなどが求められるのだろう。安いだけでは売れないのかもしれない。トヨタのiQはまずはヨーロッパ市場にターゲットを当てているようだが、肝心の新興市場への逆展開はどうするのだろうか?富裕層狙い、別車を当てる?小生にはよくわからないが、トヨタほどの企業に戦略がないはずがないだろう。。

さて、最後に個人にとってのコンパクトカーだが、、

めっきり車の利用頻度が少なくなり、子供達といっしょに乗る機会も年に指折り数えれるくらいに減り、小さな自宅の車庫に収まらない現在の車に毎月2万円なりの駐車料は女房殿ならずとも無駄だと感じ始めていた。

iQ_2_2.jpgさりとて30年以上に渡り所持してきたマイカーを失いたくもなく、そこで時折、頭をもたげるのが若い頃からの一つの願望でもあった小さな車(最初はホンダのたしかNxxとか言った小さな車?、先代のミニ、スマート、三菱のアイなど)だったが、試乗などもして思い切ってiQに置き換えることにした。普通車から1000ccに落とすにはかなり抵抗があったが、小生のような環境と乗り方にはちょうど会っているのではないかと思う。。(閑話)


■関連情報
 ▼世界一安い車インドのタタ発表(My Blog)
 ▼Toyota.iQ.jp(Toyota)
 ▼トヨタIQから見える自動車産業とニッポンの行く末(tady website)
 ▼【図解】タタの超低価格小型車「タタナノ」(AFPBBNews)



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2009年03月14日

2009年F1ニューマシン

週末土曜
風雨強く荒れ模様
障子戸を開けガラス窓越しに外を眺めると
ゆる目に張られた電線が大きな振幅で揺れ
吹付けられた雨粒はガラス窓を伝い落ちる


武蔵野公園_野川_1.jpg


あめ、かぜ、
気分はグレー、、
とはいえ、さて、さてと、、、


まずはTVをつけて朝のニュース番組を左側に見聞きしながら、正面のPCを起動してAFPBBNewsを開くと、トピックスの「WWW誕生から20周年」「米国の40%は地球温暖化は大げさ」が目につく。両方ともブログ・ネタになりそうだが、それはさておき、20→40とくれば語呂合わせではないが60。何かないかと少し探してみると『フェラーリがF1に参戦して今年で満60周年を迎える』と。60周年を記念して今シーズンのF1ニューマシンは『F60』と命名。。

前のエントリーで経済不況に揺らぐF1界の状況に触れたので、引き続いて今シーズンF1参戦チームのニューマシンをAFPBBNewsからリストアップしてみる。



【 09年F1エントリーリストとニューマシン 】


■マクラーレン「MP4-24」
 @ルイス・ハミルトン(英) Aへイッキ・コバライネン(フィンランド)

■フェラーリ「F60」
 Bキミ・ライコネン(フィンランド) Cフェリッペ・マッサ(ブラジル)

■BMWザウバー「F1.09」
 Dロベルト・クビツァ(ポーランド) Eニック・ハイドヘルド(独)

■ルノー「R-29」
 Fフェルナンド・アロンソ(スペイン) Gネルシーニョ・ピケ(ブラジル)

■トヨタ「TF109」
 Hヤルノ・トウルーリ(イタリア) Iティモ・グロック(独)

■トロロッソ「STR4」
 Jセバスチャン・ブエミ(スイス) Kセバスチャン・ブーデ

■レッドブル「RB5」
 Mマーク・ウエバー(豪) Nセバスチャン・フェテル(独)

■ウイリアムズ「FW-31」
 Oニコ・ロズルベルク(独) P中嶋一貴(日本)

■ブラウンGP (旧ホンダ)
 Qジェンソン・バトン(英) Rルーベンス・バリチェロ(ブラジル)

■フォースインディア
 Sアンドリアン・スーティル(独) (21)ジャンカルロ・フィジケラ(イタリア)
 <未>


■関連情報
 ▼F1-gate.com
 ▼AFPBBNews F1関連ニュース
 ▼Yahooニュース F1
 ▼09年F1グランプリ日程
 


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2009年03月12日

経済危機 F1界を直撃

世界経済危機がF1界を直撃している
ホンダの衝撃的な撤退宣言、直前の売却先決定
F1チーム協会は2010年までに参戦コスト半減を目標とする合理化計画を発表
経済不況に揺れるF1界の近況を読売新聞とAFPBBNewsからそっくり引用させて頂く。。

F1ドラバーズパレード_1.jpg


《世界的な経済危機の影響が、自動車レースの最高峰F1世界選手権(フォーミュラー1)にも波及している。伊フェラーリなど参戦チームでつくる団体は今月、コスト削減に向けた大幅な改革案をまとめた。ただ、豪勢さを売りとするF1の「倹約路線」には、ファンからも異論が上がっており、関係者はレースの魅力維持と運営費確保の間で、ジレンマを抱え込んだ。


ポールポジションから突進する最速マシン、ピットでの素早いタイヤ交換、抜きつ抜かれつのデッドヒート、はためくチェッカーフラグ。。。F1の迫力と興奮は、全世界で無数のファンを引きつけてきた。
だが、その魅力を損ないかねない改革案が今月5日、発表された。全参戦チームが昨年結成した『F1チーム協会』(FOTA)は、2010年までの参戦コスト半減を目標に、@レース走行距離・時間の短縮、Aエンジン開発費の上限設定、B部品の標準化。。を骨子とする合理化計画で合意した。


背景には、経済危機に伴う資金難がある。今年で60回目を数えるF1は、年々マシンの性能が向上。新型エンジンの開発やスタッフ増強で活動予算は雪だるま式に膨らみ、トップチームで年間4億ドル(400億円)程度、非メーカー系でも1億ドル(100億円弱)と言われる巨費が必要になっていた。昨秋以降、大口スポンサーだった複数の金融機関が経営難で撤退を表明し、全世界で自動車販売も40%減る未曾有の事態を迎え、予算カットの必要性はもはや明白だった。

昨年12月の『ホンダ撤退』も、F1界に激震を広げた。残る9チームは、「明日は我が身」と深刻にとらえ、さらなる脱落を避ける思惑で一致した。FOTAの方針を受け、F1レースを主催する「国際自動車連盟」(FIA)、近くレース規則の大幅改定に踏み切る見通しだ。


FIAは昨年にも、低コスト化に向け『全車統一エンジン』の採用を提唱、「狂気のさただ。無名のエンジンを搭載したフェラーリを、誰が応援するのか」といった非難が相次ぎ、事実上撤回した経緯がある。

米国のチームが、低予算を掲げて2010年からのF1新規参戦を発表するなど、前向きの動きもある。FOTAは、F1関連テレビ番組の放送拡大を働きかけ、広報活動を強化する構えだ。低予算で、いかにレースの魅力を持続させるか。。。F1界が、経済危機いう急カーブを曲がり切るには、創造的な操縦術が求められている。》


■関連情報
 ▼09年F1グランプリ日程



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2008年10月04日

F1シンガポールGP観戦記

日差しに秋を感じる週末土曜朝
体の芯を揺さぶったF1の轟音が日増し遠のいていく
先週の今頃はシンガポールのホテルで目覚めた頃か
幸運にもF1Singaporeのチケットが手に入ったので
F1史上初となる夜間市街レースを観戦。初日金曜は
パスして土曜の予選タイムトライアルと日曜の決勝
を南国の湧きかえる熱気の中に身をゆだね、心ゆく
までエンジョイしてきた。。


Singapore_F1_5.jpgSingapore_F1_1.jpg



自動車F1世界選手権で初の夜間レースとなった第15戦シンガポールGPが28日夜、トラブルなく終了し、誘致したシンガポール政府を一安心させた。開催契約は2012年までで、同政府はF1を観光など、経済テコ入れの目玉にする。準備の陣頭指揮に当たったリー・シェンロン首相は決勝終了後、「レースより街の夜景の見え具合ばかりが気になった」と語り、国外に向けたF1の宣伝効果を特に重視していたことを明らかにした。

Singapore_F1_7.jpg地元紙によると、F1開催中の来訪客は推定4万人。宿泊予約の出足が鈍く、ホテル業界をやきもちさせたが、チケットは完売。オフィスビルや高層駐車場に市民が陣取って観戦し、国をあげた盛り上がりとなった。
同国政府は、F1開催の付加価値創出を約1億SGD(約74億円)と推定。建設中のカジノを含む総合リゾート施設などと組み合わせて経済効果をさらに増幅させる。
(29日読売新聞夕刊から引用)



先週金曜の夕方、ホテルにチェックインした後、予選はパスしてオーチャード通りのホテルやデパートが密集する当りに散歩がてらに出向いたが、サーキットを外れた街中ではF1をやっているなんて雰囲気はどこにも感じられなかった。国を挙げてのF1誘致開催・盛り上がりが大丈夫なのかと訝ったが、考えてみれば日本の富士でも東京の街中が殊更に盛り上がるわけでもなく、北京五輪と一人勘違いしているようで、これが自然なのかもしれない。


Singapore_F1_22.jpg一方、翌日午後サーキット・エリアに行くと、そこはF1観戦に集まったひと・ヒト・人のハイテンションな熱気につつまれていた。コースの内側と一部外側は、WALKABOUT ZONE(黄緑色のゾーン)になっていてチケットを持っていれば自由に歩き回る事ができるので、チケットに指定されたMARINA GRANDSTANDを中心にして、コースの西端にあたるフルトン・ホテルの袂に架かる長い橋からMARINA BAYに面したESPLANADE THEATERSの一帯、更にコースの東端にあるパドックまでの間を歩いてみた。


Singapore_F1_13.jpg海沿いの野外ステージではロック調の音楽をガンガン演奏しているかと思えば、シアターの中ではクラシック風な演奏までやっていて多様なアトラクションでF1を盛り上げているのが見えた。しかし、広場や通り沿いに食べ物や土産を売る屋台などは一切開かせてない感じで、歩き疲れて休憩に立寄った清涼飲料の売店でビールを頼むと、可愛いお嬢さんが微笑みながら貴方のチケットに対してはここでは売れないと言われたのには驚いた。どなたかシンガポールを称しておおらかな共産主義と言っていたが、よく統制されたルール遵守の一端を垣間見た?ような気もした。。


Singapore_F1_15.jpgパドックを中心にしたメインゾーンはNORTHERN ROOP(濃い緑色のゾーン)と称され、優待的なチケット・ホルダーか競技関係者しか立ち入ることができず、一般チケット・ホルダーと一線を画している。コース全体の三分の一位を占める広さなのでもう少し開放的にすべきでないかとも思うが、経済テコ入れの目玉に誘致となれば、あらゆる各界のVIP招待等もあるだろうから初回は仕方ないのかな。。

Singapore_F1_3.jpgそれでも、ついでなので、決勝前のドライバーズ・パレードを前にパドック入口に行ってみるとRed Bullのウエーバーが目の前を通過していった。ぱらぱらと不規則にドライバーが入ってくるようで、待ち構えたファンがその都度、一斉にカメラを向けセキュリティーを振り切って回りを取り囲みサインをねだっていた。。


Singapore_F1_12.jpg観戦用スタンドについては、専用サーキットのレースがどうなのか小生はよく知らないが、スタンドMARINAなどは視野が狭い上に手前直前にコースを横断する歩道橋が架かっているため走り込んでくるF1カーが全く見えないばかりかスタンド直前にきても左前方の直角コーナーに向けてアウトにコースをとるため、ほとんど姿が見えず、コーナーを立ち上がったところでようやく一瞬、全姿がみえるといった状況だった。市街コースの観戦スタンドの中には高価な割にはレースそのもののが余り良く観えない作りになっている個所もあり、次回に向けて改善すべきテーマの一つではないか。。

その点、コースにそってWALKABOUT ZONEを歩いていると思わぬ絶好の観戦ポイントがあったりして、500mmのレンズを携え開門と同時に駈け参じて場所取りをして本戦をまっている大阪から来たF1マニアの人に出会ったが、こういう見方が通なのかもしれませんね。。


レースについては、マニヤや専門サイトのニュースに任せることにして、日本勢はよく健闘した。中島は8位入賞、トヨタも後一踏ん張りで3位入賞だった。予選からクラッシュあり、決勝も楽勝と見えたマッサがピットでのミスで最後尾になるなど波乱に満ちた目前に展開されるレースを堪能した。初観戦のF1は、まさに耳を劈くメカニカルな轟音であり、轟音をして湧き上がる興奮は感動・感性の揺らぎをもたらし定形化し自分時間を埋め尽くす仕事時間の狭間のひと時のオアシスでもあった。。(閑話)


■関連情報
 ▼The Singapore Grand Prix The Big Picture(boston.com)
 ▼2008 Formula 1 SingTel Singapore Grand Prix(Singapore GP Pte. Ltd.)
 ▼Yahoo!スポーツ Formula 1(Yahoo!)
 ▼Mark Webber(Singapore GP Pte. Ltd.)
 ▼SingTel F1 Singapore(My Blog)
 ▼F1日本グランプリ鈴鹿観戦記(My Blog)


Singapore_F1_c0.jpg予選Fisichellaのクラッシュ(Super Screen映像)
Singapore_F1_c1.jpgSingapore_F1_c3.jpgSingapore_F1_c5.jpg



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2008年06月01日

SingTel F1 Singapore

週末日曜シンガポール

Singapore_Boat Quay_7.jpg昨日午後は、親交のあるMr.ドニーに市内を車で案内していただいた。週末の家族サービスをさしおいて遠来の知人への心遣いに深く感謝。
夕方からジャストマリッジの若い別カップルを招き、Mr.ドニーお勧めのローカル・フード店で会食を楽しんだ。
新婦はビジネスで知り合った中国人。旦那はシンガポール人で上海滞在中に縁があったそうだ。結婚してシンガポールに来たばかしで、ビジネス面でいろいろ話が聞ける人を探していると聞いたのでドニーさんを紹介することにした。ある意味で二人はコンペチターだが、個人の交わりを尊重しMr.ドニーはきわめて快く受け入れてくれた。ほんとに彼はナイスガイだ。若い人達が親交をもち少しでもグローバルに飛躍していただけるきっかけにでもなれば、ぐーたらおやじの束の間滞在も少しは意味が出る?というものだ。。


2008 FORMULA1
SingTel Singapore Grand Prix

Singapore 081_1.jpgぐーたらおやじに似ても似つかぬF1と思いきや?いえいえ今でも深夜のF1グランプリは時間さえあれば見ています。但し、せっかちで気が多いのでスタート後の4〜5周も見れば、今日の勝負あったでギアチェンジならぬチャネルチェンジをしますが。。歳の割?にはF1はじめとするモーター・スポーツにも興味は持っています。
そんなことで、昨日はオーチャードにあるSingTel本社に出向き入り口脇にあるF1シミュレータにトライ。

スポンサーになったSingapore Telecommunications Ltd.(SingTel)のグランプリ機運を盛り上げる施策の一つだと思うが、さすがに資金力豊かなSingTelらしいアトラクションだ。試乗は予約が必要で行って直ぐ乗れるものではないようですが、幸運にも即乗りOKをGetしました。

Singapore_F1_8.jpg逆にいきなりなので、そのカーブがヘアピンだとかコースが全く頭にないため余りうまくいかなかったが、途中からおとなしく走っても面白くないと開き直り、直線はギアを最高に上げアクセル全開でスピード感とエンジン音と振動を体感しました。途中から周りが消えてマジになっていましたね。シミュレータはコース2週でき、これまでの最高レコードは1分15秒だとか、ちなみに私のレコードは4分台。クラッシュが2回ですからやむえぬものの、コースさえ頭に入れば2分から1分台だっていけるのではないかと思うのですが?(負け惜しみ)。まー何はともあれ久しぶりにアドレナリンが沸き出そうな興奮を味わえました。

F1としては初の夜間市街レースとか。モナコを意識したレースづくりで観光客の呼び込みにも期待か。F1運営がはじめで夜間の市街コースということもあり不安と期待がないまぜの興味深いレースになりそう。。詳細は関連情報を見てください。


■関連情報
 ▼F1シンガポールGP観戦記(My Blog)
 ▼F1シンガポールGP公式ホームページ
 ▼シンガポール市街地コース(Wikipedia)
 ▼2008 FORMULA1 Singtel Singapore Grand Prix(SingTel 2008 Race)
 ▼SingTel brings true-to-life F1TM racing experience to everyone(SingTel)
 ▼SingTel Company Profile(SingTel)



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