2011年01月12日

佐伯泰英『蜜命24巻 切羽』

あと少し。
期末試験の採点を終え結果を
インプット。後は講評を書けば
1学期は完了。18日の格安フ
ライトを予約。これ本当ってな
ほど安い。早いもので5ヶ月振
りの帰国。奥歯の治療に温泉・
田舎へも。愛車IQも走らして
やらないと。春節見聞の絶好
機だが、先を見ればここは体
の手入れが先かな。。




■閑話1 佐伯泰英『蜜命 切羽 第24巻』


蜜命_23巻_切羽_1S.jpg半年に1冊。ファンにとっては待ち遠しい佐伯泰英の蜜命シリーズ。渡航直前に23巻『決戦前夜』を読んで半年。見聞きすること全て始めてのばたばた済南暮らしにおいて、それでも蜜命の発売日は片時も忘れてはおりませんぞ。その24巻『切羽』が12月に発刊されたのだが、問題はどうやって手に入れるか?

アマゾンJapanに問い合わせすると海外からのオーダーも配送も可能と言う。さすがだねと感心したが、まとめ買いの送料など追加質問すると関税分はご自分で云々とかと返事が返ってきたので、ものぐさな小生は即GiveUp。それではと、自宅に居てはなかなか言うことの聞かない怖い?女房殿?に買ってもらい他品と一緒に郵便小包で送ってもらうことに。なんと快諾旨。てなことで年末に蜜命・第24巻『切羽』と交代寄合伊那衆異聞・第13巻『易』を入手した。待ち遠しいファンの気持ちを「来た見た勝った」をもじって「出た見た買った」とたとえたが、ここ中国・済南で手にした蜜命は「来た来た読んだ」かな?

伊那衆異聞_13巻_交易_1S.jpgさて、その蜜命だが、ひたすら上覧剣術大試合に向けてストーリーが収斂していく中で、23巻のタイトルが『仇敵(決戦前夜)』今巻が『切羽』。試合とその先を推敲するに要する時間を稼いでいるのかと邪推しそうな繋ぎ作(ごめんなさい)といえなくもない。全巻読んできていると蔵の中勝負も内山峠の決闘も小粒な感が否めない。おおよそ推定範囲内なので平板化して感じる。

唯一理解できないのは、成長著しい実子・清之助を急造弟子をして何故倒そうとするのかということ?書中に惣三郎が「武家の世界では下克上は常のこと。親子とて刃を合わせて、命を奪い合います。それが武術家の性にござる」とある。その性をしての話の作りがいまや主題の感があるが、その性をして大試合は、我らが金杉惣三郎は、更には惣三郎家族は、どこへ行くのだろうか?次作が出る頃には済南暮らしも1年近くなっている。楽しみに待つことにしよう。。(蜜命ファンの閑話)



■閑話2 心想事成


心想事成_2SF.jpg


民芸店通いしていて朋友になった
書家で民芸店を営む郭さんに
「心想事成」を書いてもらった。

この歳ではいささかどうかとも想うが
心にないものは何事も実現しませんから
それくらいの意味で書いてもらった。

若者は時間がありますから
夢忘れずまい進されよかな
おやじに言えることは。




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2011年01月04日

忙中閑話の書初め(2011年)

A_Happy_New_Year_ 2011_3SF.jpg



去年今年貫く棒のようなもの(虚子)

あわただしく年が去り新しい年が
やってくることを俳句の季語では
去年今年というそうだが、
年末年始はまさにそのようであった。
貫く棒の意味はよく分からないが
所詮自分は自分とすれば一生棒には違いない。
さしずめ小生なんぞは木偶の棒(坊)だろう。

それでも

去年は2nd Stageスタートの年であり
単独中国に転じた年でもあり
大きな節目の年ではあった。


ところで

今年はどうするかだが、
まー気の趣くままに
我道行造(わがみちゆくぞ!)で行こうかなと!
ということで
今年も忙中閑話を続けようと思いますので
宜しくお願いいたします。

at上海
2011/1/4


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2010年12月29日

South of the Clouds 雲南

年の瀬29日
日本では仕事納めして年末・
年始の連休に入ったのかな?
わずか4ヶ月だが完全に途絶
えると日常感覚が鈍るよな?
こちらは31日まで授業があっ
て年始も4日から期末試験。
1月1日は単に元旦であって
お正月は2月の春節なんです
ね。凡そ全ての日本人が気持
ち新たに厳かに新年を迎える
大晦日・元旦は縁遠く今年は
遠くに在りて想うになりそう。



nensi_1S.jpg





■閑話1 South of the Clouds


South of the cloud.jpgSouth of the Cloudsなんだか響きがいい感じ。Cloudで思い出すのはなんたってシャーリーズ・セロン主演のHead in the clouds(邦題:トリコロールに燃えて)彼女が一番輝いて見える一本。無理した社会派や汚れ役は向かない。別嬪は別嬪がいい。それに昔昔昔South of the Borderてな歌があったよな??最近では何と言ってもクラウド・コンピューティングかな?小生なんぞは黒船大艦ホストコンピューティングを一掃しオープン分散ネットワークコンピューティングもどきまでやりつくしたが、次のパラダイムへは時間無し。企業コンピューティングを次世代若者がどこまで進化させてくれるかだがリタイヤ8ヶ月で創り残し後継したものへの執心も薄れつつある。。

headintheclouds_left.jpgそれから景気・政治の行きも相変わらず怪しいようだし、小澤への検察・マスコミの攻撃には防御もしたが、やはりこの御仁は日本政界から消えてもらったほうが良いと思う。しょせん雑魚を集めた数勢力による政治力駆使しか能がないように見える。それが政治であった時代は既に過去。自分が隠然たる頂点でなければ次々身勝手に壊して分派し日本を混迷に陥れる。その繰り返しは日本政界をいたずらに衰退させるだけ。マニフェスト遵守云々とは言うが日本・世界を相手にする高邁な政治理念などかけらも感じない。西郷さんが怒るだろうが不平不満分子を従え西南の役に準じ殉ずれば良い。「西郷もういいかげんにしろ」という大久保が今の政界にいないのも不幸。ほんとにしっかりしろと言いたい。焼土しかないのか?立ち直るきっかけは。そんなことを遠くに居て感じ始めるこのごろの民主の体たらく。しっかりしろ!!

話がそれた。。

Starbucks_Jinan_1SF.jpg元に戻してSouth of the Clouds 直訳して雲の南をとって雲南。そうなんですね。スタバが中国に進出して久しいが2009年に中国産をスタバ豆に追加したのが雲南省産のコーヒー豆。そのブレンド名がSouth of the Clouds(雲南)。雲の南なんだか夢がありそうでいい名前。聞いてはいたがまだ飲んだことが無いので済南1号店での初購入に臭覚よろしく選定。話題性を加味できたわけで臭覚は収穫を呼んだ?味??味覚なんぞ4ヶ月の間にどっかに飛んでいってしまった!関係無しです。でも初飲みおいしかったですよ。ただスタバのキーコーヒーには入ってないようだし、季節ブレンドでも紹介されてないようだし売れ行き人気度合いはどうなんでしょうか?中国スタバ店では国産を目立ちよく前面に押し出しているということもあるのでしょうね。それにひっかかっただけ?そうは思いたくないね。偶然にも深いご縁を初購入したんだとね。。(いい歳したおやじの話か!って末娘に一喝されそうわーい(嬉しい顔)




■閑話2 Starbucks comes to JINAN (No.2)


ということで


Starbucks_Jinan_8SF.jpg買物に出かけた今週金曜夕方、その足でスタバ貴和店に行ってみた。お店は2階づくり。1Fは外から見た感じに反して非常に狭い。奥に細長く壁側のカウンターに沿ってオーダーする人が一列をつくると窓側の空きスペースは出る人1.5人分幅くらい。基本的に1Fには席がなく2Fが飲んでくつろぐスペースになっている。椅子は壁側に配置され室内はゆったりした空きスペースが目立つ。特徴は交差点角側に設けられた大きなフルスペースのガラス窓。はす向かいの貴和本店と交差点が見渡せる。

初オーダーはトールラテ(24元)1元13円として312円。学校で利用するコーヒー店(旺の客)はラテ1杯4元、自販機なら1元。4ヶ月で身についた現地価格感覚からすれば高い飲み物。日本でもスタバやエクセルシオールとバーガー屋のコーヒーにはこれくらいの差があったような。。ラテ指数はどうなるのかな?

Starbucks_Jinan_4SF.jpgラテを受け取りさっそく2Fに上がると、あいにく混んでいていい席がなく先人のはす向かいの相席となった。悪い習性でちらっと一瞥観察するに、この御仁、みなり・持ち物・風采が格段に垢抜けしていて机上のiPadを黙々と操作しながら時折なる携帯で話し込む。終わると再度iPad。(ちょっと違うな)何やっている人か興味が湧いたので話しかけると、iPadで格闘技動画をさっと見せてくれて自分は中国格闘技KOK(KUNG FU)のプロモーターで北京から来ていると言う。K1とは違うスキームで中国マーケットに拡大を図るという。私もボクシングに始まり格闘技には目が無いのでピーターアーツから日本の武蔵、K1の石井氏まで登場して話しが弾んだ。(中国語発音で私が理解できない漢字はiPad手書き入力で視認補助。やるね。負けた負けた)名詞を交換すると首席執行官の肩書き。済南開催の折は北京から貴方に電話するよとにくいことを言う。ビジネスの成功を祈ると交わして分かれたが、面白いひと時であった。銀座にたとえれば4丁目交差点。済南1号店ということで来客にはネイティブ・エグゼクティブが多いのかもしれませんね。

Starbucks_Jinan_10SF.jpg帰りは1Fで忘れずに豆を挽いてもらうことに。何を選ぶかだが、聞いてはいたがまだ飲んだことが無いSouth of the clouds(雲の南:スタバが2009年に採用した中国雲南省産コーヒー)にして、そこで100gだけ挽いてと頼むと、それはなしと言う。小口で次々とっかえて飲むほうが良いのだが。まだまだきめ細かさは日本に及ばず。ただ分からぬでもないので1パック95元で済南初購入。シールは入手したがコーヒーパスポートはどうも置いてないよう。お茶の国だからまだそこまではかな?ついでに済南(JINAN)銘入りマグ90元も購入。相手をしてくれたバリスタさんは山東大学の学生さんとか。最後に中国のお茶もいいですから是非どうぞと変な?お勧めを受けてスタバ済南1号店(貴和店)を後にした。

そんなことで、ここ済南暮らしにスタバが入ってきたことを歓迎することにしよう。。(閑話)




■閑話3 コーヒー豆の国際市況が高騰


ITmediaより初リンク



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2010年12月18日

済南にスタバが進出 32都市目

12月19日日曜
年の瀬もだいぶ迫ってきたが
ここでは特段に年末年始を感じない
なんと年末30,31日に一部先行して
期末試験が始まり新年4日からは本
格的な期末試験。そんなことで火曜
が〆の問題作りに目下四苦八苦ふらふら
それが終わると冬休み。2月初旬の
春節(旧正月)を挟む長期休暇が待
ちどしい。。。少し疲れ気味かな??

IMG_0624_1FS.jpg
IMG_0656_1FS.jpgIMG_0655_1FS.jpg




■閑話1 零下


日中が零下という生活を初めて経験した。上半身はそれほどでもないが足がとにかく冷える。薄いパンストのようなアンダーウエアでは全く効果なし。ネイティブの備えを数人ズボンをめくって見せてもらうに、ずいぶん分厚いのを履いている。そういえば10月末くらいから箱入り上下90元くらいで山積みで売っていたな。なんでこんな分厚いの着るの?と思ったものだが、冬の必需品のよう。誰もがそれじゃ駄目と言うが確かに確かに。その上にインフラ暖房が決定的に不足している。まだ寒くなると言うから郷に入りては郷に従えが必要かな。



■閑話2 Starbucks comes to Jinan


IMG_0629_1FS.jpgこちらに来た当初、街に出るたびスタバがないかと探したものだが、マックやKFCはあってもスタバは見つからなかった。山東省は国内GDP二位にして済南は省都。スタバが進出していても不思議でないはずが確かに不在。それが先々週土曜のことスタバが突如目の前に見えるではないか。気がつかなかった?ものが見えてない??いやいや確かにここにはなかった??当日は都合悪くお店に入らなかったがデジカメ撮影した後、少しググッてみると11月17日済南1号店が開店したようだ。今月末までに2号店も開店予定とか。写真の1号店はメインストリート泉城路の高級デパート貴和ビルの1F(1F,Guihe Building,No101 Quancheng RD,Lixia district,Jinan)にオープンしていた。

スターバックスは1999年中国に進出して、すでに31の都市で約400店鋪を開いているらしいが、済南は32番目の進出都市となる。随分遅い進出ではある。なぜ?が湧いてくるが、市の広報によると「山東省の政治・経済・文化の中心にして発展著しい省都・済南へのスタバ進出は、齊魯の文化基盤の上に近代的な生活様式の牽引者として市民の生活品質を高めることに寄与する」と歓迎を表明している。

なにはともあれ、スタバ済南進出歓迎。市街地に出た折のちょっとコーヒー休憩が可能になるし、豆を挽いてもらえれば言うことなし。可能なら一巡したCoffee Journeyの2回目(中国版)を始めるとしよう。


Coffee_Passport_1.jpgCoffee_Passport_3.jpgCoffee_Passport_6.jpg




■閑話3 大前研一の書籍が健闘


IMG_0631_1FS.jpg上のスタバ1号店からすぐ近くにある大きな本屋さん。二つ前のエントリーに書いた金子みすずの詩集(中国語版)を置いているか尋ねてみたがどうも没有。パソコンの検索システムでも確かめてもらったが見つからなかった。先頭は「金」だよね?済南も乗り物の便を確認する際、「済南」と入れてそんな市はないと叱られていたが、最近「济南」と入れなくてはに気がついた。せっかく購入しようと思ったのだが少々残念。ついでに店内を見て回ったが、経済関連の書籍売り場では、スティーブ・ジョブスなどに混じって大前研一氏の書籍4冊が真ん中にどんと陣取っていて目に付いた。日本人ではあと京セラの稲盛さんの著書があって、この二人。文学の売り場では渡辺淳一も目に付くが、村上春樹が人気な感じがした。。(閑話)



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2010年12月12日

Blue sky here today

天候で書き始めることが多い最近のエントリー
天候は比較的短い期間の天気の総合的状態で
もう一つの天工は大自然の働きにして天のしわざとか

その点
異郷の天は天工をして天候を様々に転向して見せてくれる


と言うことで


今週月曜は束の間のBlue Sky

Blue_Sky_1_2S.jpg


こんなに澄んだ青空はこちらに来てはじめてかもしれない
雨が降ったわけでもないのに一晩であの大気汚染色が一掃
ほんとにどこへ吹っ飛んでいったんでしょうね??


Blue_Sky_6FS.jpgBlue_Sky_4FS.jpgBlue_Sky_5FS.jpg



〜〜〜〜

そして、今日月曜
青空などとのんきなことを言っていたら初雪が。。
いよいよ済南も本格的な冬に突入したもよう

1st_Snow_1FS.jpg


デジカメ撮る間に手がこごえて赤くなった
太もものあたりもズボンとの間が冷たく感じる
ももひきに耳あて要るよ!もあながち冗談でもなさそう
こりゃけっこう寒そうだ。。(閑話)




〜〜〜〜

そして、今日火曜
宿舎前の池が一面凍り、つららの木も出現
なんともはや、やる気の一気果敢な寒さの進撃かな

1st_Ice_1FS.jpg


嬉々として写真を撮る小生を見て
掃除のおばちゃんがそんな薄着だめよと
大声で注意してくれた(危機管理しなさいよとね)
まるで子どもが叱られているごとし。
谢谢!


1st_Ice_3FS.jpg1st_Ice_2FS.jpg1st_Snow_2FS.jpg




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2010年12月05日

机上に咲く金子みすゞの詩一篇

今週火曜の朝
キャンパスの視界はなはだ悪し。
風もなく大気の汚れとは異なる。
どこか高原の林にでも迷い込ん
だかと錯覚しそうな朝霧が出現。
90日間ではじめて出会った現象
大気が乾燥した平地になぜなぜ
と思いつつデジカメを一枚。まー
オヤッ!は色々と多いほど良い。


Morning mist_2FS.jpg



ところで



■閑話1 Santa Claus in Jinan


Xmas_2FS.jpg今や冬の風物詩ともいえるNYのクリスマスツリー・ライトアップのニュースが1日のAFPBBNewsに。東京でも意匠をこらしたツリーが出始めている頃か。こちらはどうなんだろう?市街地のKFCやマックはいつ入っても空席がないほど人気で盛況。大きなウォールマートも健在。市街地の近代化からすれば広場に大きなツリーがたってもおかしくない感もするが。。まだよく状況が分からない。そんな中、土曜の午後たちよった珈琲店では従業員がサンタの帽子をかぶりお店も飾りつけをしてクリスマスモードを演出。このお店、珈琲店を名乗っているが洋風レストランの趣が強く値段もそれなりに高価。タバコが吸えて・珈琲が飲めて・ネットが使えて・バックにピアノの生演奏が流れて・体にフィットしない二回りほど大きなソファーにテーブル・出の時間を催促されることも無く・パソコンでも本でもおしゃべりでも時の過ぎ行くままに(この点は悠々)。だいぶ見慣れてきて異を感じなくなってきた街のたたずまいの中で、オヤッ!と入り口のサンタにぞ驚かされるもまた面白し。まだまだ数少ない洋を売りにするお店に限られるのかもしれない??(←修正 ↓追加)

C.Tree_2FS.jpgC.Tree_1FS.jpgC.Tree_3FS.jpg
省体育中心的圣诞树


■閑話2 桃屋の花らっきょう


Momoya no rakkyo_1FS.jpg日本より冬物衣類を詰めた第二弾到着。着古したものを選んで送ってもらった。そでを通すと洗剤のほのかな香りがなんとも気持ちが良い。食べ物は切りがないので「送らなくていいが、らっきょうとつけものと梅干入るなら入れといて」と書いていたら本当に送ってきた。まずは謝謝!しかし、ものぐさおやじは自炊するつもりがないのでどうやって食べる?Oh no! 新たな難問発生?これだけのためにぱらぱらの米饭(小さなビニール袋に太目のおわん一杯分1元)を買ってくる気もしないし???さすれば、らっきょうとつけものは時におやつがわりに、梅干は口直しかな? かくしてものぐさおやじの懊悩(Oh no!)はつきず!



■閑話3 机上に咲く金子みすゞの詩一篇 小鳥と鈴とわたし


お世辞にもきれいとはいえない古びた語学教室の机。よく見ると中国語、英語、韓国語そして日本語とさまざまな言語の落書きがびっしり書き記されている。落書きの多い机は両脇後半分と最後尾数列全体。当然と言えば当然か。前に進んで座る生徒は学習意欲が旺盛で授業内容も進度にもしっかりキャッチアップしていて授業中に落書きするような子は少ない。

積年の落書きはお互いの重なりを避けあいながら言語の種類・文字の大小・多少さまざまな取り合わせで見事なまでに調和し机上が一つのアート作品かと見まがうものまで見られる。そんな落書きの中に小さな文字で5、6行書かれた日本語の落書きに目が留まった。詩のようなものが書かれている。読んでみると実にすばらしい。誰がいつどんな想いでこれを書いたのか?自作?テキストの写し?おそらく女学生だろう?

私が両手を広げても、お空はちっとも飛べないが、 
飛べる小鳥は私のように、地べたを速くは走れない。
私が体を揺すっても、きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、たくさんな歌は知らないよ。
鈴と小鳥とそれから私、みんな違ってみんないい。

最後の一行がことさらすばらしい。自作ならこの子は天才だ。とまーそんなことを思いつつ、後でネットをググってみると童謡詩人・金子みすゞに行きついた。この歳まで日本人やっていて知らなかったんです。落書きに教えられた金子みすゞ。さっそく知ったかぶりして使用。生年1903年がライト兄弟の初飛行に同じを付け加えて。まさに厚顔無知(無恥)とは己かな。なれど、触れれば響く感受性は枯れてないよと厚顔無恥をさらに一枚上塗りしておこう。

IMG_0599_1FS.jpgそれにしても心を打つ言葉の力はすばらしい。習い始めた不自由な言葉でかかれた詩に共鳴するその心もまた美しい。とりまく諸々の環境の違いに関係なく人の素の心に感じるものは共通なんですね。みすゞ記念館HPを読ませていただくと、例の大地震によって心に痛手をおった小学生の心のケアにみすゞ詩集・中国版が使われているとか。もうすっかりこの広大な大地の国にも根をはっているのでしょうか?中国のとある都市の大学の机の落書きもまたその一枝かもしれませんね。金子みすゞの清らかな詩情が一滴また一滴、静かにこの大地に染み渡り、明日の時代を担う若者の心の滋養になってほしいものです。。(閑話)


■関連情報
 ▼金子みすゞ記念館(公式HP)



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2010年11月30日

当てが外れた山東省美術館

11月も最終日
早いもので済南暮らしも3ヶ月になる。
緑があふれていたキャンパスも木々
が葉を散らしすっかり冬モードに変化。


IMG_0560_1FS.jpgIMG_0556_1F.jpgIMG_0559_1FS.jpg


■閑話1 祝ぴかぴか(新しい)結婚2周年


20100913_11_1FS.jpg昨年の今頃は長男の結婚式でハワイにいた。陽光ふりそそぐハワイと比べて今年の冬は趣を大きく異とする。そんな中、思いついたが吉日とばかしに結婚1周年のお祝いメールを早めに送ったところ、「おとうさん、結婚2周年目ですよ」と返事がきた。ナニ?ナニ??2周年???「籍を入れたのが2年前、結婚式が1年前。結婚式が印象的だったので皆な1周年と勘違いしているんですよ。。」とケアまでつけてくれている。ぼけ?No!いいかげん?No!アバウト?Yesかも?いいかげんとアバウトは違うからね。今日出るのかな? Have a nice trip!

もう一つ結婚の話。こちらに来てはじめて結婚の披露宴に行ってきた。新婦は同じ事務所の先生。2週間前に故郷で結婚式を。今日はこちらで学校関係者や友人、知人を招いての披露宴。どんな服装で行くのか予め確認すると普段着でよいと。ならば一番気軽な背広にタイしていったが、これが新郎を除くと一人で少し浮いていた。テーブルがどうなっているかも興味深かったが、8人がけの丸いテーブルが収まった個室に参加者がそれぞれ別れて座り歓談飲食することに。途中、新郎新婦があいさつに来た以外は部屋間の行き来もなく、それよりなにより1時間もしないうちに学校からバスできた参加者は午後の授業のために引き返すと言う。さすが中華料理といったものが次々出てきたが、ゆっくり食べる間もなくもと来たバスに乗って引き返すことに。どうしてそんな慌しいことをするのか?と聞いてみると休日を披露宴でつぶすよりは短くても平日の昼休みを利用するほうが好まれるとか。なんともあっさりしていて少し拍子抜けしたが、それが披露と祝福の形としてマッチしていると言うのだから考え方は現実的。新郎新婦はどの国も同じで実ににこにこ晴れやかで喜びに満ちていた。congratulation!



■閑話2 山東省美術館へ


IMG_0528_1F.jpg済南市と美術館でググルと山東省美術館がトップに出てくるので、リンクをたどってみるが地理案内程度の情報しかない。常設の展示品など分かれば行く行かないの判断になるのだが、これでまだ見ぬ何かを期待するなら行くしかない。ということで土曜午後、市街地へ出た足で予め確認しておいた地図に従い歩く・歩くを実行。ほぼ想定どおりの距離・時間でこれと思しき塀囲いに行き着く。やっているのかやっていないのかよく分からない。人も皆無。チケット売り場も見当たらないので、門の脇の狭く開いた入り口から中へ。入って右奥の建物がそれと思しいが、どうもウン?と言う感じ。省というので県美術館程度を想定していたら大違い。外観は失礼ながら古くて小さく期待を抱かさない。それでも何か貴重物があるのではと玄関を入ると入り口脇で4人の男性がカードに熱中していて見向きもしない。華々しく花が並べられていて個展が開かれているだけ。常設物もなければ2階も1階の半分もクローズ。ギャッ!やられた!しまった!は先に立たず。しかたないので個展を見てささと出ることに。見事なまでの肩透かし。完全に期待が外れてしまった。古代でも現代でもよい、これが中国(済南)というものを見ておきたいのだが、これでは予めの事前確認が欠かせそうにない。

済南老街巷_2S.jpgすっかりあてが外れた後はこの際なのでウォーキング。経十路まで北進すると道路を隔てて左向こう側に行けば千佛山公園、右向こう側が泉城公園。小生は右に折れて経十路沿いを省体育館に向け歩く・歩く。そこに日本食レストランがあるので3ヶ月無事経過のご褒美とばかりにたらふく食ってやろうと歩く。たどり着いて店に入るとこれがなんと準備中。開店は5時20分と来た。まだ1時間半近くあるではないか。どこまでもどじで間抜けな1日になるのか。こんちくしょーなので体育館を越した先にある英雄山文化市場まで足を伸ばして時間をつぶすことに。骨董品の露天販売のようなものを眺めながら、ふと目に入った書籍『済南老街巷』を購入。近代化にそって消え行く古い街のたたずまいを古い写真や古書資料など交えて網羅的に考察記述しているような。今日の収穫かな?

IMG_7505_2FS.jpgそうもするうちに5時近くになってきたので市場出口近くで1枚10元で売っていた音楽のコピーCDを若いお姉さんに「最新のヒット曲特集があれば1枚選んで」と言ってなんだかよく分からない1枚を購入し、いざいざ日本料理屋へ。一番乗りかと思ったが既に何組も入っている。あれこれ選ぶのが面倒なのでお特用200元食べ飲み放題にして、握り鮨と刺身とえび、あわびなど中心にビール1本、熱燗3合ほど飲む。郷に入っては郷に従えでうまいうまいと食べるのが(コツ=骨=ホネ:どちらも真)。文句を言えばきりがない。日ごろの難儀な食事に比べれば上々。たまには苦労をかけている胃を労ってやらないことには。どじな1日の最後だけ少し「我がを得たり」かな???(閑話)



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2010年11月22日

白い太陽と飲料水と紹興酒

前略



■閑話1 白い太陽


White_Sun_1FS.jpg風が吹く毎に寒さが増してくるような気がする。と同時に、この風はとんでもない大気の汚れを運んでくる。昨日と打って変わり今日は大気が泥色に汚れて遠くがかすんで見える。普通の姿勢で水平線が見える位置から頭を起こしながら真上まで連続で遠く空を見つめてゆくと、水平線の辺りが一番汚れていて真上に向けて汚れの度合いが減少してくる。当然と言えば当然だが、雲もなく青空でよいはずが、大気汚染色とでも呼ぼうかそんな汚れ色をしている。仰角60度くらいで頭を30度くらい左に振ると、そこには太陽が弱弱しく輝いている。直視できる太陽とはこれいかに?太陽光のフィルタリング遮光がそこまで強い大気の汚れということか?汚れた大気を透かして太陽の中心部だけがかろうじて白く弱弱しく輝いている。なんだか『白い太陽』と呼びたくなる光景である。

ここに来て2ヵ月半になるが、この国の大気汚染はおそらく解決することがない悠久の課題なんだろうと思えてくる。街が近代化され高層ビル化しても、石炭を燃やす煙など対処できたとしても、広大な国土に広がる西の砂漠、荒涼化が進む高原地域や広大な農地などから巻き上がる砂塵・埃などを減らすことは不可能ではと?「自然が生み出す汚染はいかんともしがたい。自然に抗って勝てるわけがない」ととっくの昔に悟っていて、この自然を悠々と受容し伴に生きているのではないだろうか?そうでなきゃ、おいおい何とかしてくれよこの部屋の埃。掃いても掃いても部屋の埃は尽きることがない。どこからこの埃が出てくるのかと推察するにやはり空気しか考えられない。気流が静かな部屋では空気に混じった埃が静かに刻一刻沈下して床に溜まるのだろう。受容は無意識化が一番楽だが、たとえば砂漠の民族衣装(ブブー?)のように悠久の時の流れと伴に生み出した何か生活の知恵があると思うのだが?にわか外来者には埃が見えてもまだそこが見えない。時として見惚れる大きな真赤な夕日もあれば、弱弱しい白い太陽もありで実に多様な側面を併せ持つ。。



■閑話2 飲料水


飲用水_18L.jpg今朝起きると飲料水が切れていた。部屋には勿論水道が備わっているが、飲料には適さないらしく写真の温水と冷水が利用できる給水装置(正確には?)に18Lの飲料水ボトルを逆さまに取り付けて飲用します。このボトルの水が切れていたのですね。買出しは距離的に一番近い学食の地下スーパーへ。中身の飲料水が5元でボトル代が5元。あわせて10元払うとボトルを返却した際に5元キャッシュバックされる券を手渡されます。

ところで、この飲料水代は東京の水道代と比べて高いのか低いのか?疑問が湧いたので、生活知恵袋の水道代計算方法を参照してみると、ケースによって異なるが1Lが0.1円台になっている。一方、ボトルは5元/18L(75円:以下1元=15円とする)だから2.34円/L。600mLのミネラルウオーター1元(25円/L)と比較すれば格安だが、日本の水道水に比べて18倍の高さとなる。一方、2Lのペプシコーラが9元でL当り4.5元(67.5円)、上述したミネラルウオーターともに大よそ日本の価格の1/4だから、日本の水道水がいかに清潔でその上安いかというこにもなる。

そんなことしながら、ついでにと「○国の水道水事情」でググッた記事に衝撃情報が。飲んではまずいことは10年前の初めての上海出張で即下痢をおこしたことで周知だし、当然気もつけてもいるが、ここまで書かれると食器を水道水で洗っていることが気になりだした。健康だけが資本のばかおやじには何はともあれ君子危うきに近寄らずを実践しないことには。。ということで即軌道修正。

ちなみに、大きなやかんに水道水を一杯入れて煮沸する状況と放置した後を観察してみると、沸騰前の湯面には白い幕のようなものが浮き上がってきて、沸騰しはじめると再度、湯の中に混じって見えなくなります。少し時間が経って冷たくなったお湯を捨てたやかんの底と内面には、おーNo!おびただしい白い粉が沈積していました。この上に細菌がどうのこうのと言われると、口周りにはもう使う気がしないですね。

洗濯物はこれまで黄ばんだりすることもなく真っ白に仕上がっていたのが一昨日、突如、黄ばんだので再度、洗濯しなおしてみても変わらなかった。こちらもやはり影響があるのかな。。まーこちらは体に直接的でないのでさておいても、口まわりの飲料水だけは気をつけないと。軟水の国から来た軟弱なやつになってはたまりませんからね。



■閑話3 紹興酒(老酒)

很少・孔子林?
IMG_0517_2.jpg一昨晩、近くのレストランで学生5人と食事をした。大皿にもった料理を5皿にビール4本、しめて100元弱(1元13円として1300円弱)ほんとに安い。東京で帰りに若い子と二人で飲んでも5000円を下ることはなかったな。。そんなことで、さまざまに食事をしても東京ほど財布の中身が痛むことが無いのが大助かりである。最初のうちは日本語で話そうと努力するが、徐々に場が進んでくるともうおかまいなしの中国語。皆な19歳〜20歳だから年齢差はトリプル。おやじだからいやということもなく実に楽しくその場を過ごす。なんだか楽しそうな会話を見聞きしながら飲むお酒もまた格別である。

ところで、お酒だが寒くなってきたので熱燗ならぬ熱い紹興酒を飲みたいのだが、この地の料理屋には紹興酒をおいてないようだ。あるのは白酒。不思議なので、お酒も売っている行きつけのスーパー(雑貨屋さん)の親父さんに尋ねてみた。この親父さん一見するととても怖い顔つきをしているが、話すと面白い親父さんで、店に入ると「ハーロー」と言いながら出てきて次に「泰山に登れ、登ったか?日本の富士山と同じだぞ」と毎回南の空を指差して繰り返す。余り聞き取れないのだが一生懸命話を聞いて意味不通会話を重ねていると、いつの間にか俺とお前は朋友ということになった。。話がそれた。その紹興酒だが親父さん曰く「お店に入荷できない」という。流通の問題なのか制度の問題なのかそこまでは分からなかったが、輸出して国内に流通しないというのもおかしいしね。これももう少し聞いてみるが、要は「風吹いて 熱燗恋し 冬来る」なのである。。(閑話)



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2010年11月15日

泉城広場の歴史人物長廊

立冬を過ぎた12日朝、恐ろしく空が汚れ風強し。
昨日までの青空やいずこ?



■閑話1 冬は猛烈な大気汚染とともに


20101114_1.jpg空一面がよどんだ土黄色。一晩で様相を変える様がすごい。こんなに汚い大気は我が人生で初めてか。止めた車のガラスは中が見えないほどに埃が堆積している。黄砂などと日本で騒ぐがこうして見ると可愛いもので目の前の現実は聞きしに勝る。地元ニュースによれば空気汚染指数は320重度汚染。原因は西のモンゴル一帯で発生した冷たい風が運んで来る砂埃に更に強風が各地で巻き上げた埃が混じったものとか。さすがのネイティブにもマスクの着用が目立つ。。そんなことで、一日の最高気温もこの風と伴に5度くらい低下し木々の葉は一晩で吹き飛んだ。済南もいよいよ冬入りもよう。。



■閑話2 ふと自分に回帰


そんな週末土曜の午後、買い物がてらに散策をかねて市街地へ。混み合う人ごみの中をなんだか懸命に歩いている自分に、ふと自分の足に自分の重みを感じながらいつものようにゆったりペースで歩ける自分を感じた。これこれ、これだよ、これ!そうでなくとも元来が落ち着きのない小生のこととて、これまではどこか一種の興奮状態or緊張状態だったのかもしれない。不思議なもので周囲もよく見えてくる。いわゆる地に足がつかない状況を脱皮し普段の自然体を取り戻した瞬間のような気がした。大気の汚染重くともわが気軽やかに晴天なり。



■閑話3 泉城広場の歴史人物長廊


広場と言うのはどうも退屈で余り行ったことがないのだが、丁度、その広場の下に中高級品を揃えたお店がたくさん入っていると聞いていたので、暮れるに早い冬の日、時間も余りないので一石二鳥を狙って市の中心にある泉城広場へ足を運んでみた。行きがけで広場の西側から入ると、そこが歴史人物長廊になっている。言い方を変えるなら広場の西端に歴史人物長廊があるとも言える。そして、湾曲した長廊が抱え込むように、その前に大きな噴水がある。運よく噴水が舞っていて多くの人だかりができていたが、見るならネオンが彩る夏の夜などがいいのかもしれない。


SINAN_QUANCHENG_PARK_6.jpg  SINAN_QUANCHENG_PARK_4.jpg  SINAN_QUANCHENG_PARK_5.jpg


さて、どう見るかだが、全体の構成を知るには俯瞰が一番。どこか上から眺めることができる高い場所がないかと見回すが、この公園はどこまでもフラットに東西に長い。あがれる場所は歴史人物長廊の上階くらい。高くは無いが、それでもなんとか見渡すことができた。広場を取り囲む高層ビルに済南が山東省の省都であることが見て取れる。黄河河口に位置する済南は黄河の豊富な水が湧き出る街で、その湧き出す泉が市のシンボルでもあり、よく知られた黒虎泉や趵突泉など隣接する形で広場が作られている。いわば、広場は市のシンボルであり、市民の憩いの場であり、観光スポットでもあるのだろう。


SINAN_QUANCHENG_PARK_11.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_7.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_12.jpg



しばし公園のつくりを見た後、1階の歴史人物長廊へ


SINAN_QUANCHENG_PARK_1.jpgこの長廊には、齊魯の文化と黄河流域の文化を代表する12人の歴史的人物が、はるか遠くて深い齊魯の文化の淵源とその流れを辿れるようにと歴史の順に並べられている。ブロンズの彫塑は台座を入れると高さが3m近い大きなもので見物人が手で触れる辺りがピカピカ金色に輝いている。12人は、数十人の齊魯の有名人の中から選ばれた思想家、政治家、教育家、軍事家、文学者、書家、農学家などでこの国の歴史文化に対して多大な功績と重要な役割を果たした以下の人物からなっている。

  大舜 BC20世紀頃に活躍した夏の有名な君主、治水で世に名を知られる。
  管仲 齊の明相、齊の桓公を春秋5覇の首とすべく補佐した。(←?です)
  孔丘(孔子) 有名な思想家、文学歴史学者、教育家、学校教育の創始者で万世の師。
  孙武(孫子) 戦国時代の有名な軍事家、著書に《孫子兵法》あり。
  墨翟(墨子) 春秋時代の墨家(思想)創始者。
  孟軻(孟子) 孔子後の儒家思想の代表的人物で、儒家思想の実践者。
  诸葛亮(諸葛孔明) 三国時代(蜀)の有名な軍事の策略家、劉備を補佐した。
  王羲之 晋の有名な書家、後世に"本の聖人"と称せられる。
  贾思勰 宋の有名な農学家、著書に《齊民要術》あり。
  李清照 宋の有名な女性の詩人。
  戚継光 明の名将で倭寇に抵抗して反撃を加えた民族的英雄。
  蒲松齢 清の文学者、古代の有名な小説《聊齋志異》の作者。

SINAN_QUANCHENG_PARK_8.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_9.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_13.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_10.jpgSINAN_QUANCHENG_PARK_14.jpg


SINAN_QUANCHENG_PARK_3.jpgまた、回廊の南北の両端と支柱の基部には一般によく知られた14の歴史的物語(东方曙光、舜耕历山、伯禽治鲁、太公封齐、管仲霸齐、晏婴谏君、孔子讲学、子贡货殖、孙子兵法、稷下争鸣、孟子游说、鲁班学艺、扁鹊行医、邹衍辩论)で構成される『聖人の史跡図』なるレリーフが飾られている。ただ、どうなんだろう、基本的な配置の問題かもしれない。彫塑に気がとられてレリーフの存在に気が付かない人がほとんどの感じがした。


いつものように駆け足見学


台座の説明に1箇所だけJapanが登場するものがあった。回廊自体が新しくてこの国の遠大な歴史に相応しているとは言えないが、山東省・済南になじみの深い歴史的人物を入り口にして、せめて滞在期間中くらいは少しこの地の歴史を旅する(かなり?)のもよいかもしれない。。(閑話)



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2010年11月08日

国連の「豊かさ指数」日本11位

秋と言うには遅すぎて冬本番にはまだ遠い
そんな狭間の穏やかな秋日和のキャンパス
をいつもと少し趣の違う風に落ち葉が舞い
駆け抜けて行く。風とともに冬たちにけり
かな?

Autum_in_Campus_1S.jpg



■閑話1 中国の入冬時間分布図


中国入冬時間分布図_1.jpgそんなことで、
ネットで中国の立冬の状況を少しググッてみると左の図がみつかった。広い国土の地理的条件を踏まえた大よその冬到来状況がなるほどほど。北京や唐山は真冬モードとメールが来てもそう遠く離れてもないここは暖かいけどね?と地理感のなさゆえの半信半疑が少し解決されるような気がする。いずれにしてもこの国は縦にも横にも長く広い。



20100913_161_2S.jpgCampus_in_Autum 003S.jpgCampus_in_Autum 4S.jpg
宿舎前の木々の色合いの変化(9月→11月)



■閑話2 冬ならぬ2ヶ月たって。。使えるモノ使えないモノ


今に思えばの話。出張では数え切れないほどここには来ていたが長期滞在は始めて。その上に足を痛めて準備がままならず直前に少しあたふたとしたせい?もあったか?あれこれと日常生活に必要なものをリスティングして準備して持ってきたものの中で目下一番役立つ愛いなモノ、逆に役立たない当て外れなモノあれこれ。。

【役立っているモノ】
 1.携帯パソコン(Panasonic LeT's note)
 2.髭剃りと替刃(Sick Quatoroと替刃)
 3.髭トリマー(Panasonic ER2403P)
 4.整髪用ワックス(GATSBY MOVING RUBBER Grunge Mat)
 5.電子辞書(CASIO EX-Word XD-A7300)
 6.デジカメ(CANON IXY)
 7.ディーバッグ付きキャリングケース(Eagle Creek)
 8.メール(Gmail)
 9.カード(三井住友銀聨カード)
 10.デジタル雑誌(Fujisan.co.jpデジタル雑誌)

【役立ってないモノ/不要なモノ】
 1.赴任前中国語特訓集中講座
 2.電圧変換機
 3.電源コネクターセット
 4.いい背広にいいワイシャツ&ネクタイ


こんな感じかな?役に立つものNo.1はやはりパソコンとインターネット。仕事面でのさまざまなデータにネットを通じた広範なコミュニケーション。時空を隔てた共存環境は東京の自宅に居るのと一見変わりがないような錯覚すら感じさせることも。さまざまなデータの蓄積はお金に換算できない私なりの価値の蓄積。髪・髭は直毛にして剛毛。癖のないのがクセモノで整髪では手に負えない代物。なんとかワックスで調教しているが、こちらではワックスなど男性用整髪材をほとんど見かけない。80g入り1個で2ヶ月。現在3個あるので半年先まで確保。そうそう、そんなことで実はドライヤーが整髪で一番活躍しているのだが、あえて入れなかったのは海外用ドライヤーを買って持ってくる必要がなかったから。現地の電圧に応じた安いものが一杯売られています。ましてや常用のドライヤーに電圧変換機を噛まして持っていこうなんてやめた方が良い。もっとも発熱機器用の電圧変換機を探すところで重くて高価に直面し海外向けドライヤーを買おうに考え直すと思いますが。

次は電子辞書。独りで出かける時は必需品。日常の単純な目的指向の会話なら単語一つで用をなすことがたいてい可能です。要は相手に考えさせてこちらの必要とする答えを見つけさせればよいのであって、そのキーワードを瞬間的に探し出すのに電子辞書は必携。今のところ拒否されたり嫌な顔をされたりましてや文句を言われたことはなく目的を達してはいる。が、やはりすらすらになりたいもんだ。請うご期待1年後。デジカメもあらゆる記録をとるために必携必需品。一眼レフと普通のデジカメを持ってきたが、もっぱらIXYを利用。一眼レフは持ち運びが面倒だし、これみよがしに目立つ持ち運びはこの環境ではできるだけ避けたほうが良いように思う。ほんとに必要とするときのみ利用で十分。

メールはGmailとMobilmeとOutlookの三つを使っているがMobilemeは遅くて使えない。デジタル雑誌はNewsweekやF1速報に週間ダイアモンドなどの特集号を購読しているが海外滞在者向けには大変フィッタブルな提供方法だと思う。三井住友の銀聨カードは余り使わないことにしているが国内の預金口座に直結しているので安心と金銭的ゆとり感を持つことが出来る。そうそうEagle Creakの機内持ち込み可能サイズの3way用途なキャリングバッグも当たっていた。着脱可能なディーバッグをもっぱら利用しているが本当は本体側をバックパックにしてこちらの国内を歩き回りたいのだが、はてさてその時間がどこまで作り出すことができるか今後のお楽しみ課題である。

逆に使えなかったものNo.1は、にわか勉強の中国語特訓講座。成果が0と言うわけでもないし自己啓発投資だからよいのだが、それにしてもこちらにくると如何に高価な投資であったかと悔やまれる。その金があれば同じ学習でも他の事でもかなり買い手市場な無茶ができたな〜といささか後悔の念あり。
。。。と言うことで、結論を言えば長男の指摘「出来る限り持って行かない。現地調達が原則でしょう」が的を得ていました。



■閑話3 国連の「国の豊かさ指数」日本は11位 世界一はノルウェー



HDI総合順位はノルウェーが世界一で日本はドイツにつぐ11位となっている。ここで、Newsweek誌が先の9月1日号で発表した「成長力&幸福度世界国別ランキング100」に従って「人口の多い国編」でフィルターをかけてみると日本はアメリカ、ドイツに次いで堂々の3位となる。更に遊びでNewsweekと国連のランキングを「人口の多い国編」でフィルターして単純に二つの平均ランキングを見てみると日本は米国についで2位となる。ドイツには僅差(0.5)上回る。よその国のジャーナリズムや国連様がそう評価してくれるのだから立派なものじゃないか。もっともっと地震(ちがう自信)を持って、遅きに失したとはいえ今からでも20年30年先の栄えある国家基盤を再構築してほしいものだ。幹朽ちて枝栄える日本では困るのですよ。。(閑話)

【国連HDIトップ20】               【Newsweek幸福度トップ10】   【二つの平均】
  (総合)    (人口の多い国編)    (総合)    (人口の多い国編) (同多い国編)
1位 ノルウェー     1位 米国     1位 フィンランド  1位 日本    1位 米国    
2位 オーストラリア   2位 ドイツ    2位 スイス     2位 アメリカ   2位 日本 
3位 米国        3位 日本      3位 スェーデン   3位 ドイツ   3位 ドイツ
4位 アイルランド    4位 フランス   4位 オーストラリア 4位 イギリス 4位 フランス
5位 リヒテンシュタイン 5位 イタリア   5位 ルクセンブルク 5位 フランス 5位 イギリス
7位 オランダ      6位 イギリス   6位 ノルウエイ    6位 イタリア 6位 イタリア
8位 カナダ                    7位 カナダ     7位 メキシコ 
9位 スェーデン                  8位 オランダ    8位 ブラジル
10位 ドイツ                    9位 日本      9位 ロシア 
11位 日本                     10位 デンマーク   10位 トルコ
12位 韓国
13位 スイス
14位 フランス
15位 イスラエル
16位 フィンランド
17位 アイスランド
18位 ベルギー
19位 デンマーク
20位 スペイン


■関連情報
 ▼ 「人間開発」とは(国連開発計画・東京事務所)
 ▼Human Development Reports(HDR)(UNDP)
 ▼成長力&幸福度世界ランキング100(My Blog)
 ▼立冬の日の愛煙奇縁(My Blog)



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posted by 不惑永遠 at 12:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・済南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする